初心者でも上手くなる書き方やコツを教えてほしい!
この記事は、上記のようなお悩みを解決できる内容となっています。
ブログ記事を書く手順からコツまで身に付く完全マニュアルです。
- ブログの書き方【7ステップ】
- ブログが上手くなる15のコツ【テクニック集】
- 記事の公開後にやるべきこと
- ブログの書き方に関するよくある質問5選
この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、当サイトではブログ運営に役立つノウハウを発信しています。
今回は、ブログ記事の書き方について、ご紹介していきます。
この記事では、初心者でなかなかうまく文章が書けないといった方でも、プロ並みの文章が書けるように、手順とコツ、書いた後にやるべきことまで、徹底解説しています。
ブログ執筆の完全マニュアルなので、ブックマークするなどして、繰り返し読んでみてください。
これからブログをはじめて本気で頑張りたい!と考えている方は、【初心者向け】稼げるブログの始め方完全ガイド【徹底解説】をチェックしてみてください。ブログの始め方について、わかりやすく解説しています。
それでは、さっそくいってみましょう!
目次
- 1 ブログ記事の書き方7ステップ【解説】
- 2 ステップ①:テーマを決める
- 3 ステップ②:キーワードを選ぶ
- 4 ステップ③:記事構成を作る
- 5 ステップ④:記事を執筆する
- 6 ステップ⑤:記事の装飾・画像挿入をする
- 7 ステップ⑥:記事の投稿設定をする
- 8 ステップ⑦:記事を公開する
- 9 ブログが上手くなる15のコツ【テクニック集】
- 9.1 ①:一文を短く【わかりやすさUP】
- 9.2 ②:一文一義で書く【わかりやすさUP】
- 9.3 ③:箇条書きを使う【わかりやすさUP】
- 9.4 ④:なるべく簡単な表現を使う【わかりやすさUP】
- 9.5 ⑤:漢字・ひらがなの割合を意識する【わかりやすさUP】
- 9.6 ⑥:数字を入れる【説得力UP】
- 9.7 ⑦:実体験を含める【説得力UP】
- 9.8 ⑧:具体的な名称を使う【説得力UP】
- 9.9 ⑨:発言・情報を引用する【説得力UP】
- 9.10 ⑩:五感を揺さぶる【表現力UP】
- 9.11 ⑪:文末を変化させる【表現力UP】
- 9.12 ⑫:自分目線で書かない【表現力UP】
- 9.13 ⑬:読者の背中を押す【誘導力UP】
- 9.14 ⑭:問いを投げかける【誘導力UP】
- 9.15 ⑮:ランキングを活用する【誘導力UP】
- 10 記事の公開後にやるべきこと
- 11 【追記】AIライティングツールの活用
- 12 ブログ記事の書き方についてよくある質問5選
- 13 まとめ:基本の書き方と上手くなるコツを活かして記事を量産しよう!
ブログ記事の書き方7ステップ【解説】
ブログの記事の書き方を、7つの手順でわかりやすく解説していきます。
上記の7つの手順になります。
この手順に沿って記事を書くことで、初心者でもプロ並みの記事が書けるようになりますよ。
ここから、それぞれの手順についてくわしく解説していきますね。
ステップ①:テーマを決める
まず最初に、記事のテーマを決めましょう。
テーマを選ぶポイントは下記の3つ。
- 世間の需要があるテーマ
- 読者の悩みを解決できるテーマ
- 自分の専門性を活かせるテーマ
この3点がポイントとなります。
ブログのテーマ(ジャンル)がまだ決まっていない方は、ブログジャンルの選び方のコツ5つ【アフィリエイトで稼げるおすすめは?】を参考にしてみてください。
①:世間の需要があるテーマ
世間の需要があるテーマを選ぶようにしましょう。
世間的に需要がなく、ニッチなテーマを選んでしまうと、ぶっちゃけ読んでもらえません。
読んでもらえるブログにしたい方、特に収益化を目指している方は、世間的にも需要のあるテーマを選びましょう。
需要があるテーマの調べ方については、ステップ②のキーワードの選び方で詳しく解説します。
②:読者の悩みを解決できるテーマ
読者の悩みにこたえられるテーマを選ぶのもポイントです。
読者は悩みを解消するために、欲しい情報を求めて検索をします。
その悩みにこたえられるテーマにすることで、読者から必要とされる「読まれるブログ記事」となります。
読者の悩みを解決する過程において、アフィリエイトなどの「広告」を紹介することでブログを収益化することができます。
アフィリエイトで稼ぐ方法は、アフィリエイトで月5万円稼ぐ方法は?【手順を解説】で具体的に解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
③:自分の専門性を活かせるテーマ
自分の専門性を活かせるテーマであるかどうかも意識しましょう。
自分の得意分野を活かせる分野であれば、記事も書きやすく、有利にブログを進めていけます。
得意分野とまで言えなくとも、最低限、好きなテーマ、学んでいて苦にならないテーマにしましょう。
好きな分野で、読者のためになる記事を書くことで、より伝わりやすい記事を書くことができますし、継続もしやすくなります。
ステップ②:キーワードを選ぶ
続いて、キーワードを選びましょう。
ユーザーがどんなキーワードで検索しているか、どんな「知りたいこと」を求めて検索しているか、適切なキーワードを選ぶ作業です。
SEO的にも重要な作業となります。
具体的な手順は以下の通り。
- 複合キーワードをリサーチ
- 検索ボリュームの確認
- キーワードを絞り込む
①:複合キーワードをリサーチ
キーワードを選ぶには、複数のキーワードを組み合わせた「複合キーワード」を調べていきましょう。
例:「複合キーワード」
- 「ダイエット 方法」
- 「スニーカー おすすめ」
- 「プログラミング 初心者 独学」
複合キーワードの調べ方は以下の2つ。
- サジェストキーワードから調べる
- ラッコキーワードを利用する
サジェストキーワードとは、Googleなど検索エンジンの検索窓にキーワードを入力したときに、自動的に表示される検索候補のことです。
ラッコキーワードとは、無料のキーワードリサーチツールです。メインとなるキーワードを入力することで、複合キーワードの一覧が表示されます。
②:検索ボリュームの確認
続いて、複合キーワードの検索ボリュームを確認しましょう。
ここでは、Googleの「キーワードプランナー」というツールを利用します。
初めて使う方は、最初にGoogle広告の登録が必要です。Googleアカウントがあれば、簡単に登録できます。
まずは、先ほど、ラッコキーワードで調べた複合ワードをコピーします。
画面右上の「全キーワードコピー(重複削除)」をクリックでコピー完了です。
続いて、キーワードプランナーを開いたら、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック。
コピーした複合キーワードをペーストし、「開始する」をクリックします。
これで、「月間平均検索ボリューム」が表示されます。
Excelなどでキーワードを管理したい方は、右上にあるダウンロードマークをクリックすると、「.csvファイル」「Googleスプレッドシート」をダウンロードできます。
③:キーワードを絞り込む
最後に、上記①、②で調べた中から、キーワードを絞り込んでいきます。
- 検索ボリュームが100以上
- 3語以上のキーワード
- 検索目的に合うキーワード
まだ始めたばかりのブログであれば、「100〜1,000」のキーワードを狙うことで上位表示されやすくなります。
ブログが育ってきたら、1,000以上のボリュームのキーワードを狙って大量のアクセスを得ることも可能です。
また、3語以上のキーワード(ロングテールキーワード)を狙うことで、読者の検索目的に合いやすく、アクセスされやすくなります。
-
【SEO対策】ロングテールキーワードとは?【選び方のコツ】
続きを見る
キーワードの選び方について、さらに詳しく知りたい方は、SEOキーワード選定の方法とコツを解説【4ステップ】も参考にしてみてくださいね。
ステップ③:記事構成を作る
続いて、ブログ記事の構成を作ります。
構成をしっかり作ることで、いきなり文章に取り掛かるよりも、作業効率が上がり、記事の質も上がります。
記事構成の作り方は以下の通り。
- 想定読者を設定する
- 検索意図を見極める
- 競合サイトを調査する
- 記事タイトルを決める
- 見出しを作成する
それぞれ順番に解説していきますね。
構成案の作り方について、詳しく知りたい方は、ブログの記事構成案の作り方5ステップ【テンプレートあり】もチェックしてみてください。テンプレートもふまえて、わかりやすく解説しています。
①:想定読者を設定する
ステップ②で決めたキーワードで検索するのは、どんな読者であるか(想定読者)を設定します。
想定読者を決めることで、伝えたい内容が明確になり、言葉遣いなどの文体もハッキリします。
例えば、メールやLINEでやり取りする時も、相手がいますよね?
ブログの記事も同じく、伝えたい相手を決めることで、相手に響く記事となります。
想定読者を決めずに、不特定多数に向けて記事を書くと、内容がぼやけてしまい、逆に誰にも伝わらない文章になってしまいます。
具体的には、ブログを2、3記事書き終えたくらいの自分自身といった感じです。
想定読者を決める時には、以下の項目も参考にしてみてください。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 家族構成
- 学歴
- 資格
- 住所
- 趣味
- 関心・興味
- 価値観
想定読者の決め方については、下記の2つの記事でさらに詳しく解説しています。
②:検索意図を見極める
次に、想定読者がどのような目的で検索をするのか、「検索意図」を見極めていきましょう。
検索意図を見極めるには、「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2つがポイントとなります。
検索意図のポイント
- 顕在ニーズ:読者が意識しているニーズ
- 潜在ニーズ:読者が自覚していないが求めているニーズ
顕在ニーズは表面上にもわかりやすいので、はじめにしっかりと満たしていく必要があります。
その一方で、まだ読者自身も気づいていない潜在ニーズを満たすことで、より満足度の高い記事となります。
本記事を例にすると、下記のような感じ。
例:本記事キーワード[ブログ 初心者 書き方]
- 顕在ニーズ:「ブログ記事をうまく書けるようになりたい」
- 潜在ニーズ:「読みやすい文章にするコツが知りたい」、「アクセスが増える記事を書きたい」、「ブログで稼ぐためのポイントが知りたい」
顕在ニーズに対して、「なぜ?」という質問を繰り返すことで、潜在ニーズを深掘りしていくことができます。
上記の例で言うと、「ブログ記事をうまく書けるようになりたい」→「なぜ?」→「サイトのアクセスを増やしたい」→「なぜ?」→「ブログで稼ぎたい」といった感じ。
検索意図については、検索意図とは?SEOでの重要性とブログでの活用方法を解説にて、詳しく解説しています。
③:競合サイトを調査する
次に、同じキーワードで上位表示されている競合サイトを調べます。
ターゲットとなる読者がどんな情報を求めているかを把握するには、上位表示されている競合サイトを調べるのが効果的です。
競合サイトを調べることで、どんな記事内容がユーザーに選ばれやすいのか参考にすることができます。
- 見出しのキーワード
- 検索意図を満たしている内容
- 差別化できる部分
見出しでよく出てくるキーワードがあれば、読者が求めている情報として参考となります。
また、足りない部分や補足できる情報があれば、記事に取り入れることで、競合との差別化となります。
④:記事タイトルを決める
ブログ記事のタイトルは、検索エンジンで検索すると、下記のように表示されます。
読者が一番始めに目にするのが「タイトル」であり、記事がクリックされるかどうかが決まる重要な部分となります。
- 文字数は30文字前後
- 検索キーワードを入れる
- 記事のメリットを伝える
- 内容に合ったタイトルにする
上記の4点は必ずおさえておいてください。
タイトルの決め方は、下記の記事で詳しく解説しているので、よかったら参考にしてみてください。
-
ブログ記事タイトル付け方8つのコツ【SEOに強い決め方と裏技30】
続きを見る
⑤:見出しを作成する
最後に見出しを作成します。
h1が記事タイトルで、h2〜h6タグが見出しとなり、数字が小さいhタグほど階層の高い見出しとなります。
下記のようなイメージです。
基本的には「h2タグ」と「h3タグ」でOK。
まれにh4タグを使う場合もありますが、h5、h6までの入れ子構造にしてしまうと複雑になりすぎるため、使わない方が無難です。
見出しの内容は、想定読者、検索意図、競合サイトの調査で得られた情報をもとに作っていきます。
競合で評価されている部分を取り入れつつ、独自の情報をプラスすることで、Googleに評価されやすくSEOに強い見出し構成となります。
ステップ④:記事を執筆する
記事構成が決まったら、これで準備万端。
いよいよ記事を書く作業に突入です!
ブログ記事の型に沿って、記事を書いていきましょう。
- リード文
- 本文
- まとめ文
ブログの基本の型は上記の3種類から成ります。
①:まずは「リード文」を書こう
リード文とは、記事の最初に書く文章のことで、「この記事はこんな内容が書いてありますよ」と説明する、導入文のことです。
リード文で読者をひきつけることで、本文への誘導につながります。
- 対象読者を示す
- 読者の悩みを明記する
- 悩みの解決策と読むメリットを示す
- 解決策の根拠を示す
- 本文への後押しをする
上記のポイントを意識することで、読者に安心して本文を読んでもらえるようになります。
リード文の書き方については、リード文の書き方を5つの手順でわかりやすく解説【例文あり】で詳しく解説しているので、こちらもチェックしてみてください。
②:メインとなる「本文」を書こう
続いて、記事のメインとなる「本文」を書いていきます。
ステップ③で作った見出しに合わせて書いていくだけでOKです。
本文を書く時は、「PREP法」を意識するとわかりやすい文章を書くことができます。
- P:「◯◯は△△です。」
- R:「なぜなら、〜〜だからです。」
- E:「たとえば、〜〜があります。」
- P:「そのため、◯◯は△△です。」
この流れを意識するだけで効率的に本文を書くことができますし、記事内容を簡潔でわかりやすく伝えることができます。
それぞれの見出しごとに「PREP法」を使うことで、説得力のある伝わる文章となりますよ。
本文を書くコツについては、本記事の後半でご紹介している「15のコツ【テクニック集】」もチェックしてみてくださいね。
③:最後に「まとめ文」を書こう
最後に「まとめ文」を書いていきます。
まとめ文は、記事の締めくくりとなる文章で、読者に要点を伝え、理解や満足感につなげるために重要です。
また、関連記事のリンクや読者におすすめの商品・サービスを紹介するといったように、読者の行動へ橋渡しする役割もあります。
- 要点を簡潔にまとめる
- ポイントを箇条書きにする
- 読者の行動を後押しする
まとめ文の詳しい書き方については、ブログのまとめ文の書き方7つのコツ【テンプレートあり】でわかりやすく解説しています。
ステップ⑤:記事の装飾・画像挿入をする
記事を書き終わったら、記事に装飾を加えたり、画像を入れたりして、見た目を整えていきましょう!
ここでやるべきことは下記の3つ。
- 記事の装飾
- アイキャッチ画像の設定
- 記事内の画像挿入
①:記事の装飾
ズラ〜ッと文字ばかりが続いている文章だと、視覚的にも見づらいですし、読む気がしなくなってしまいますよね。
そこで、行間にスペースを入れたり、テキストの文字色を変えたり、下線マーカーを引いたりして、見やすくしていきます。
装飾の例をいくつかご紹介します。
このへんは、ブログ作業の中でも、皆さんそれぞれの個性が出てくる部分となります。
WordPressのテーマによって、色々なデザインがあるので、ぜひお好みのテーマを探してみてください。
興味のある方は、下記の記事もチェックしてみてください。
🔽
-
AFFINGER6を3年使った現役ブロガーが本音レビュー【リアルな感想】
続きを見る
他のおすすめWordPressテーマについては、WordPressブログおすすめテーマ厳選5つ【有料・無料】で紹介しています。
②:アイキャッチ画像の設定
アイキャッチ画像とはブログ記事の顔となる画像のことで、読者の目を惹きつける(Eye Catch)役割があります。
WordPressでは、記事編集画像の右側から設定できます。
それぞれの記事に合った画像を使用してください。
無料画像サイトだと、「O-DAN」、「pixabay」などが有名どころです。
自作するなら、無料デザインツール「Canva」がおすすめです。
③:記事内の画像挿入
記事内にも、必要に応じて、画像やグラフなどを入れていきましょう。
装飾のところでもお話しした通り、ズラ〜ッと文字だらけの記事は読みにくく、疲れてしまいます。
読者が疲れずに読み進められるように、見やすいレイアウトになるように適切なタイミングで画像を入れるようにしましょう。
ステップ⑥:記事の投稿設定をする
ここからは、投稿する時に必要な設定をしていきましょう。
ここで必要となるのは、下記の3つ。
- メタディスクリプションを書く
- スラッグの設定
- カテゴリーの設定
①:メタディスクリプションを書く
メタディスクリプションとは、記事の内容を要約した説明文のことです。
Googleなどで検索した時に、記事タイトル下に出る説明の部分ですね。
検索ユーザーに内容を伝えるためにも、Googleなどの検索エンジンにページ概要を伝えるためにも重要な役割を果たしています。
- 文字数は70文字前後
- 簡潔に記事内容を示す
- 検索キーワードを入れる
- 読者の悩みと解決法を伝える
- 実体験や実績で信頼性を示す
メタディスクリプションの書き方については、メタディスクリプションの最適な文字数とSEOに効果的な書き方で詳しく解説しています。
②:スラッグの設定
スラッグとは、記事ページのURL末尾にあたるところです。
- 記事内容と関連する英単語を使う
- 複数の単語はハイフンで区切る
- 半角英数字を使う
- 長文は避ける
特に決まったルールは無いので自由に設定できますが、上記のポイントを参考にしつつ、読者に記事内容が伝わりやすい文字列にしましょう。
③:カテゴリーの設定
記事をカテゴリーごとに分ける設定をしていきます。
カテゴリーは1記事で複数に割り当てることもできますが、1記事につき、1カテゴリーに登録するのが基本です。
1記事を複数カテゴリーに登録すると、訪問者の混乱につながり、SEO効果も上がりにくくなります。
1つの記事に対して、1つのカテゴリーに設定するようにしましょう。
ステップ⑦:記事を公開する
最後に、記事を公開して終わりです!
なのですが、編集画面から記事を公開したあとに、インデックス登録という作業もあります。
- 記事公開
- インデックス登録
①:記事公開
記事編集画面の右上にある「公開」をクリックして、記事の公開は完了です。
記事のURLから記事ページを見て、正しく表示されているか確認してください。
②:インデックス登録
インデックス登録とは、Googleに記事ページを認識してもらう作業のことです。
インデックス登録することで、Googleの検索エンジンに登録され、検索結果に表示されるようになります。
やり方は簡単で、「Googleサーチコンソール」というサイトへ行き、「URL検査」のページで「記事のURL」を入力し、「インデックス登録をリクエスト」をクリックすればOK。
これで、インデックス登録完了です。
インデックス登録をリクエストしても、すぐに検索結果に表示されるとは限りません。
検索エンジンがクロールする(Webサイトを巡回し、検索結果に表示させる)のに、数日から数週間かかることがあります。
これにて、ブログの書き方7ステップ完了です!
ここからは、さらに魅力的でわかりやすい文章を書くための、「ブログが上手くなる15のコツ【テクニック集】」をご紹介していきます!
ブログが上手くなる15のコツ【テクニック集】
ブログ記事を、わかりやすく、より魅力的に仕上げるためのコツを15個ご紹介していきます!
どれも「心理学」や「行動経済学」で検証された理論にもとづいており、実際に、WebマーケティングやWebライティングの世界でも効果は実証済みのものばかり。
「使いやすい!」と思ったものだけでいいので、記事に取り入れてみてください。
それぞれ一つずつ見ていきましょう!
①:一文を短く【わかりやすさUP】
読者に伝わりやすく、わかりやすい文章を書くには、一文を短くまとめることが大切です。
長い文章は伝わりにくく、テンポも悪くなります。
読点(、)の連発を避け、「〜なので」「〜ですが」などのつなぎ言葉を多用しないよう注意しましょう。
②:一文一義で書く【わかりやすさUP】
「一文一義」というのは、一つの文章につき、伝えたい情報は一つにするということです。
Webライティングの世界では、「鉄則」となっています。
一文の中にさまざまな要素が詰め込まれ過ぎていると、結局なにが言いたいのか伝わらなくなります。
あれもこれも書いたのに、一つも伝わらない…ということにならないよう、「一文一義」を意識しましょう。
③:箇条書きを使う【わかりやすさUP】
箇条書きを使えるタイミングがあれば、積極的に箇条書きを利用してください。
論理的にも構造的にもわかりやすくなり、読者の理解につながります。
視覚的に見やすいという効果もありますし、記憶に残りやすくなるというメリットもあります。
ちなみに、ハーバード大学の心理学者、ジョージ・ミラー教授によって提唱された『マジカルナンバー7±2(ミラーの法則)』という認知心理学の法則があり、人間の短期記憶の情報の数は7±2(つまり、5〜9)が限界と言われています。
なので、箇条書きも7つ以内を目安に、項目が多くなりすぎる時は、分割するなどして工夫してみましょう。
④:なるべく簡単な表現を使う【わかりやすさUP】
ブログ記事を書く時は、専門的な内容でも、マニアックな用語や、難解な表現は避けましょう。
そもそも、読者はわからないことがあって検索しています。
詳しい人が読んでくれるという前提で書くと、読者は絞られてしまいますし、離脱率も高まります。
専門的な記事だとしても、読者がストレスを感じないよう、わかりやすい表現を使うようにしましょう。
具体的には、小学校5年生くらいでも理解できる文章にするのが目安です。
⑤:漢字・ひらがなの割合を意識する【わかりやすさUP】
ブログ記事では、漢字・ひらがな・カタカナとバランスが大切です。
PCで文章を書いていると、漢字が多くなりがちです。
漢字が多すぎると、ごちゃごちゃした印象になり、読みにくくなってしまいます。
漢字・ひらがな・カタカナの割合には、「黄金比」と言われているものがあり、
- 漢字:20 %
- ひらがな:70%
- カタカナ:10%
が読みやすく理想的なバランスと言われています。
漢字が多くなりすぎないよう、「2:7:1」を意識してみてください。
⑥:数字を入れる【説得力UP】
数字を入れることで、文章の説得力アップにつながります。
「たくさん」「いくつか」など、あいまいな表現だと伝わりにくいですよね。
「73%アップ」「3つのポイント」「55万人が利用」といったように、具体的な数字を使用することで、信頼性の高い文章となります。
SEO面においても、信頼性は評価基準になるので、数字を使える場面では積極的に取り入れてみましょう。
⑦:実体験を含める【説得力UP】
実体験を含めることで、説得力のあるリアルな記事を書くことができます。
たとえば、商品紹介にしても、実際に購入した人の感想の方が説得力がありますし、
仕事の経験にしても、リサーチしただけの記事よりも、実際に勤務している人の意見のほうがあきらかに信頼性がありますよね。
Googleの品質評価ガイドラインが2022年12月に見直されたのですが、その中でも「Experience(経験)が入っている記事は評価につながるよ」という内容が追加されました。
独自性があり、説得力が高まるだけでなく、サイトの評価アップにもつながるので、記事に関連する実体験があれば発信していきましょう。
⑧:具体的な名称を使う【説得力UP】
あいまいな表現や、漠然とした言葉を避け、できるだけ具体的に書くことで、説得力のある文章となります。
たとえば、日常でも、「ある仕事関係の人の話なんだけど…」と言われるよりも、「◯◯社の〜〜さんの話なんだけど…」のほうが具体的でピンときますよね。
「あれ」や「これ」などの代名詞を使うと、読者だけではなく、検索エンジンにも内容が伝わりにくくなってしまいます。
読者、検索エンジンの両方にわかりやすく内容を伝えるためにも、人物名や商品名など、具体的な「固有名詞」を使うようにしましょう。
⑨:発言・情報を引用する【説得力UP】
有名なインフルエンサーの発言や商品の口コミ、信頼性のある機関の情報などを引用することで、記事の説得力アップにつながります。
皆さんも、ショッピングサイトなどで、「お客様の声」など参考にする方も多いのではないでしょうか。
また、記事に関するデータについても、信頼性のあるデータを引用することで、理解しやすく説得力のある記事となります。
注意点としては、なるべく公式のデータを使用すること(たとえば、SEO関連であれば、Googleの公式情報など)と、引用元をキッチリと掲載することです。
もちろん、画像の無断転載や記事全文コピーなどはNGです。
記事の内容を補足する部分があれば、公式の発言やデータなどの情報を引用して、説得力アップにつなげてみてください。
⑩:五感を揺さぶる【表現力UP】
読者の感情にひびく文章を書くには、五感を揺さぶる表現を使ってみましょう。
五感とは、「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」のことです。
見た目はどんな感じか、聴覚で表現したらどういう風になるかな、など記事に使えそうな表現を探してみてください。
たとえば、ラーメンの記事を書くとしたら、以下のような感じ。
五感を刺激する例
- 「視覚」:透き通ったスープに、厚みのあるチャーシューがずっしりと乗っています。
- 「聴覚」:ズルズルッとすすりやすい、短めの麺が特徴的です。
- 「触覚」:モチモチと歯ごたえのある麺と、プルプルなやわらかいチャーシューの相性が抜群です。
- 「味覚」:あっさりとしたダシのスープと濃いめのチャーシューが絶妙なバランスです。
- 「嗅覚」:店内に入ると、魚介系の香りと、ほんのり香ばしいチャーシューの香りが漂っています。
⑪:文末を変化させる【表現力UP】
同じ語尾が続かないよう、文末を変化させましょう。
「〜〜です。なぜなら〜〜です。そのため〜〜です。」と同じ文末が続くと、単調で読みにくい文章となってしまいます。
文末を変化させるだけで、リズムがあり、臨場感のある文章になります。
具体例を見ていきましょう。
例:文末が同じ
ギターは難しい楽器の一つです。
地道な練習が必要不可欠です。
コツコツと練習を続けることが上達の近道です。
例:文末を変化
ギターは難しい楽器の一つです。
地道な練習が必要不可欠になります。
コツコツと練習を続けることが上達の近道。
文末を変化させることで、リズミカルで読みやすくなったのではないでしょうか。
同じ語尾が続いた時には、文末を変化させてイキイキとした文章にしてみてください。
⑫:自分目線で書かない【表現力UP】
ブログは読まれることで価値が出ます。
もちろん、ライティング力向上のためにもなりますが、記事そのもの自体の価値は「読まれること」にあります。
たとえば、映画の感想を記事にしたとして、「めっちゃ良くて、感動した!」と書かれても、しっくりこないですし、感動も伝わらないですよね。
「感動した」「うれしかった」「おいしかった」などは自分ひとりだけの考えです。
客観的に第三者目線で自分を見た表現に変えてみると、
- 「涙がとまらなくなり、ティッシュを常に準備していました」
- 「終わった後も席をなかなか立てませんでした」
といった感じになり、相手はそのシーンをイメージすることができ、感情移入しやすくなります。
自分目線で主観的な表現をやめて、客観的目線で書くことを心がけましょう。
読者がイメージできるような表現で伝えることを常に意識してください。
⑬:読者の背中を押す【誘導力UP】
ブログ記事では、読者に行動をうながすように後押ししてあげることが大切です。
たとえば、「この関連記事も読んで欲しい」とか「この商品をチェックしてほしい」とか、読者に取って欲しい行動があったとします。
その場合、
- 「こちらの記事もチェックしてみてください」
- 「おすすめの商品はこちらをクリックしてください」
など、一言、読者の背中を押してあげましょう。
「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、効果は絶大です。
クリックしたくなるような理由も添えて、読者の背中を押してあげましょう。
⑭:問いを投げかける【誘導力UP】
相手のアクションにつなげるためには、アクションをおこしやすい環境を作ってあげることが大事です。
「はい」「いいえ」や「AかBか」で答えられるような、シンプルな問いや質問を投げかけることで、相手の行動をうながします。
『ホイラーの法則』という、セールスライティングやブログ集客で役立つ法則があります。
その法則の一つに、『買うか買わないかの選択をせまるのではなく、「AかBかどちらにしますか?」といったように、どちらかを選ぶ前提で選択肢を用意してあげることで、相手は選択しやすくなる』といった内容のものがあります。
シンプルで選びやすい選択肢を準備して、読者に質問を投げかけることで、読者は答えやすくなり、次の行動(商品購入や関連リンクのクリック)へとつながる可能性が高まります。
⑮:ランキングを活用する【誘導力UP】
読者の行動を導くためには、人間の心理を理解することも大切な要素です。
たとえば、行列ができている飲食店だと、ここは美味しい料理が出るんだろうなとか、ショッピングでも人気No.1といった商品は目に止まりやすかったりしますよね。
このように、「人気のあるものなら安心」「多くの人が使っているなら良さそう」と思う心理を『バンドワゴン効果』といいます。
この心理をもとに、ブログ内で紹介したいものがあるときは、それらのジャンルのランキングを活用するのも効果的です。
人気No.1の商品や、多くの利用者があるサービスなどは、その情報をしっかりと伝えましょう。
記事の公開後にやるべきこと
ブログは、記事を公開したらそこで終わりではありません。
ブログを効果的に運用していくために、記事公開後にやるべきことは、以下の2つです。
- 記事の拡散
- 記事のリライト
①:記事の拡散
記事の拡散は、主にSNSを利用します。
記事を拡散することで、SNSからのアクセス流入が狙えます。
SEOと違い、投稿後すぐにユーザーのリアクションがあるので、記事の認知にもつながります。
ブログと相性の良いSNSは下記の4つ。
🔽
- YouTube
中でもTwitterは多くのブロガーも利用していますし、拡散しやすいツールです。
もし今持っているアカウントがあれば、それを利用しても良いですし、ブログ専用のアカウントを作るのもいいでしょう。
自分に合ったSNSを利用してみてください。
WordPressのテーマによっては、SNS連携ボタンを利用できるものがあるので、ブログとSNSを連携させるとよりいっそう効果的です。
②:記事のリライト
記事公開後にやるべきことの2つ目は、記事のリライトです。
記事を公開してから2〜3ヶ月すると、検索順位が落ち着いてくるので、このタイミングを目安に記事をリライトしましょう。
- SEO効果
- 情報の鮮度を高める
- 記事のクオリティアップ
リライトすることで、SEO効果(検索順位アップ)を狙うことができます。
特に新規記事ばかりの場合は、リライトすることで検索順位が大幅に上がる可能性もあります。
古い情報があればアップデートして、記事内容の信頼性を高めましょう。
また、3ヶ月後にはライティングのスキルも向上しているので、記事のクオリティも高まります。
3ヶ月前の記事に比べると、成長を感じることができるはずです。
記事公開後も定期的にリライトすることで、記事一つ一つのクオリティが高まり、サイト全体にも統一感が出てきます。
リライトの具体的な方法については、ブログ記事のリライト3つの手順とSEO効果を高める方法にて、詳しく解説しています。
【追記】AIライティングツールの活用
ブログの記事執筆をより効率的にする方法として、AIライティングツールを活用するという手段があります。
①:ブログ特化型AIライティングツール「BLOGAI」
AIライティングツールの中でも、「BLOGAI」はブログに特化しているため、おすすめです。
🔽
目次作成、本文作成はもちろん、セールスライティングやSEO診断の機能も搭載しています。
ブログ執筆に行き詰まったときや、効率的に記事を量産したいときには、AIライティングツールを活用するという戦略もアリです。
初めての方はスタンダードプランがおすすめですが、無料で始められるフリープランもあるので、ぜひ試してみてください。
>>ブログ特化型AIライティングツール「BLOGAI」を見てみる
②:SEOに強いAIライティングツール「トランスコープ」
SEOに強いAIライティングツールなら「トランスコープ」がおすすめです。
🔽
キーワードや競合分析をもとに、SEOに強いライティングを簡単に生成することができます。
AIライティングツールをうまく活用すれば、圧倒的な効率化も可能となります。
「Pro」が人気No.1プランですが、「Free」プランでは1週間無料で利用することができるので、まずは一度試してみてください。
>>SEOに強いAIライティングツール「トランスコープ」を見てみる
その他のおすすめAIライティングツールについては、下記の記事で紹介しています。
ブログ記事の書き方についてよくある質問5選
最後に、ブログ記事の書き方に関するよくある質問にお答えしていきますね。
- ブログの最適な文字数ってどのくらい?
- ブログの下書きにおすすめのツールは?
- WordPressブログと無料ブログはどっちがいいの?
- アクセスがなかなか増えないけど、どうしたらいい?
- ブログの書き方でおすすめの本は?
Q1:ブログの最適な文字数ってどのくらい?
ブログに最適な文字数というのはありません。
極論、何文字でもOKです。
ただし、あまりに文字数が少ないと、読者が求めている情報を伝えきれません。
読者に必要な情報を伝えるのに必要な文字の目安としては、最低2,000文字〜3,000文字ほどとなります。
あくまでも目安ですので、2,000文字以下でも十分な記事の可能性もありますし、3,000字以上でも足りないという場合もあります。
読者が求める情報が伝えきれていれば何文字でも問題ありません。
ブログの文字数については、ブログ記事に最適な文字数はありません【目安と理由を解説】で、根拠も含め詳しく解説しています。
Q2:ブログの下書きにおすすめのツールは?
ブログの下書きツールは自分に合うものを使うことで効率もアップします。
おすすめは下記の3つです。
- 「ATOK Pad」:瞬時に起動できて操作性に優れている。
- 「Simplenote」:名前の通りシンプルで書くことに集中できる。
- 「メモ帳」:Mac・Windowsともに標準インストールされていて手軽。
Q3:WordPressブログと無料ブログはどっちがいいの?
しっかりとブログに取り組みたい、ブログで収益化を目指したいという方は、WordPress一択です。
WordPressは決して難しいものではなく、レンタルサーバーを借りて、ドメインを取得すれば、簡単にブログ開設ができます。
ConoHa WINGというサーバーであれば、月500円ほどで運営することができます。
WordPressでのブログの始め方は、下記の記事でわかりやすく解説しています。
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【10分で完了】WordPressブログの始め方【初心者でも簡単開設】
続きを見る
Q4:アクセスがなかなか増えないけど、どうしたらいい?
ブログは始めたばかりの頃はなかなかアクセスも増えずに悩んでしまうことも多いと思います。
アクセスが増えず悩んでいる方は以下の項目をチェックしてみてください。
- 記事数が少ない
- 内容に独自性がない
- キーワードがずれている
- 自分語りの記事になっている
- 目を引くタイトルになっていない
これらの5点はアクセスが増えない主な原因となるものです。
当てはまる項目があれば、できるところからでいいので、少しずつ改善していきましょう。
アクセス数が伸び悩んでいる方は、ブログが伸びない原因と解決策【書きたいことは書くな】を参考にしてみてください。
Q5:ブログの書き方でおすすめの本は?
ブログの書き方では、主に「ライティング力」と「セールス力」の2つのスキルが求められます。
とはいえ、小説家のような文才は必要ありませんし、基本的なスキルが身につけば誰でもうまくなります。
ブログライティングのスキルアップに役立つ本を、「ライティング力」「セールス力」それぞれの観点からご紹介します。
『書く技術・伝える技術』
『新しい文章力の教室』
『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
『セールスコピー大全』
『ザ・コピーライティング』
『全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術』
その他のWebライティングおすすめ本については、下記の記事でまとめています。
まとめ:基本の書き方と上手くなるコツを活かして記事を量産しよう!
この記事では、「ブログの書き方7ステップ」と、「すぐに使える、ブログが上手くなる15のコツ【テクニック集】」をご紹介しました。
再度、ポイントだけまとめますね。
(※それぞれのリンクをクリックすると、見たい箇所へ移動できます。)
この記事一つをしっかりとマスターするだけで、ブログを書く基礎スキルがバッチリ身につきます。
完全マニュアルとなる内容なのでボリュームはありますが、ブックマークするなどして、繰り返し読んでみてくださいね。
テクニック集は気になる部分だけ使っても効果が出るはずです。