ペナルティや注意点はある?
高品質な記事を書くためのコツがあれば知りたい!
この記事は、上記のお悩みを解決できる内容となっています。
- AIでブログを書くメリット・デメリット
- AI記事の質を高めるコツ
- おすすめのAIライティングツール
- AIでブログ記事を書く時の注意点
この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、当サイトではブログ運営に役立つノウハウを発信しています。
ブログって1記事書くのに、頭も使うし時間もかかるし、結構大変な作業ですよね。
個人、企業を問わず、ブログを書くことに関わっている人なら、「もっとラクに記事が書けるようになりたい…」と思うことが多いはず。
ただし、「AIは危ない」「AIの記事は信用できない」「けしからん!」といった、”AIブログ否定派”の意見があることも事実。
本記事では、AIでブログ記事を書くことのメリット・デメリットをまとめ、さらに、AIの注意点や質の高い記事を作るコツまで完全解説します。
それでは、いってみましょう!
目次
AIライティングツールとは?
AIライティングツールとは、AI(人工知能)を使って文章を自動生成するツールのことです。
プロンプト(AIに対する指示・命令・質問文)を入力するだけで、文章が自動生成されるため、でライティングの効率を高めることができます。
無料で使えるツールから、ブログ記事の作成に特化した有料ツールまで、さまざまなAIライティングツールがあります。
AIでブログ記事を書くと、不利になったり、ペナルティになることがあるのでは?と不安に思う方もいますよね。
結論から言うと、AIで書いた記事だからという理由で、マイナスになることはありません。
AIで作成したコンテンツに対するGoogleの見解は下記の通り。
制作方法を問わず高品質のコンテンツを評価
コンテンツがどのように制作されたかではなく、その品質に重点を置く Google の姿勢は、信頼できる高品質な検索結果をユーザーに提供するうえで、長年にわたって有用な指針となってきました。
AI は表現と創作の新しいかたちを生み、優れたウェブ コンテンツの作成に役立つ重要なツールとなる力を備えています。
AI や自動化は、適切に使用している限りは Google のガイドラインの違反になりません。
Googleは読者のニーズに応える質の高いコンテンツを評価します。
AIでブログを書くメリット7つ
AIでブログ記事を書くことの主なメリットは下記の7つです。
- 時間を節約できる
- コストカットにつながる
- ブログの継続が楽になる
- ネタ切れ対策に使える
- 質の高い記事作成につながる
- 幅広いジャンルの記事を作成できる
- SEO対策された記事を作成できる
それぞれ一つずつ解説していきますね。
①:時間を節約できる
AIツールの最大のメリットは、書く時間を大幅に短縮できることです。
本文を生成するだけなら、数分程度で完成します。
空いた時間で他の作業ができるのも、ブログを効率的に運営するにはとても大きいメリットです。
②:コストカットにつながる
AIツールを導入することで、ライターを多数雇ったり、外部に依頼する必要がなくなり、運営コストの削減が期待できます。
特に、定期的に大量の記事が必要な場合、人件費や時間的コストが大幅に削減されるため、AIは効率的な選択肢となります。
ツールの多くはサブスクリプション型の料金体系を採用しており、必要なときだけ利用することができます。これにより、ライティングにかかる費用を柔軟に管理することが可能です。
③:ブログの継続が楽になる
AIを活用することで、コンテンツ作成が簡単になり、ブログが継続しやすくなります。
ブログは続かない人が多く、1年以内に9割が挫折してしまうと言われています。
その理由の多くは、「労力がかかること」です。
AIを利用することで、作業の負担がグッと減るので、ブログ運営を続けやすくなります。
定期的に記事を公開することでSEO効果も期待でき、ブログのアクセスアップにもつながります。
④:ネタ切れ対策に使える
AIツールは、キーワードやトピックを入力するだけで関連するアイデアを提案してくれます。そのため、新しい記事のアイデアが浮かばない場合でも、簡単に解決できます。
特に、幅広いジャンルの記事を扱うブログでは、AIの力を借りて多様なテーマを取り上げることが可能です。
ブログ記事のネタ切れの対策については、下記の記事で詳しく解説しています。
⑤:質の高い記事作成につながる
AIツールは、大量のデータを分析し、効果的な文章を生成することが得意です。
読みやすく説得力のある記事を簡単に作成でき、読者の満足度も高まりやすいです。
⑥:幅広いジャンルの記事を作成できる
AIを使用すれば、多岐にわたるジャンルの情報を扱うことが可能です。
そのため、専門知識がなくても、幅広いテーマの記事を作成することができます。(情報が正しいかどうかのチェックは必要です)
特定の事例やデータをもとに、具体的で信頼性の高いコンテンツを生成することもできるので、読者にとって価値のある記事を提供することができます。
ブログのジャンルの選び方については、下記の記事で詳しく解説しています。
⑦:SEO対策された記事を作成できる
AIツールによっては、SEOに配慮した文章を生成する機能を備えています。(おすすめのツールについては、本記事後半でご紹介します)
SEO対策の機能の一例として、検索エンジンが評価するキーワードの最適な配置や、メタディスクリプション(記事の説明文)の生成を行うことができます。
>>メタディスクリプションの最適な文字数とSEOに効果的な書き方
AIでブログを書くデメリット4つ
AIでブログを書くにあたって、デメリットがあるのも事実。
主なデメリットは下記の4つです。
- プロンプト次第で質が変化する
- 自分で最終チェックが必要
- 情報が間違っている可能性がある
- 人間味に欠ける文章になりやすい
①:プロンプト次第で質が変化する
AIで生成される文章の質は、入力するプロンプト(指示文)に大きく依存します。
不適切なプロンプトを入力すると、生成される文章が目的にそぐわない内容になったり、質が低下することがあります。そのため、効果的なプロンプトの作成方法を理解することが重要です。
プロンプト例については、下記の記事にて詳しく解説しています。
②:自分で最終チェックが必要
AIが生成した文章は、誤字脱字が含まれていたり、文法的に不自然な表現が含まれる場合があるため、必ず最終チェックを行う必要があります。
AIが生成した文章が意図した内容と異なる場合もあります。このような場合、適切に修正し、内容を調整する作業が必要です。
③:情報が間違っている可能性がある
AIで生成された内容は、必ずしも正確な情報を提供するわけではありません。
AIは過去のデータをもとに文章を作成するため、最新の情報や偏った視点が含まれていると、誤った内容を生成する可能性があります。
たとえば、Chat GPTで下記のように質問してみました。
「質問:岸田総理の出身大学は?」
- AIの回答:慶應義塾大学
- 正答:早稲田大学
AIが生成した内容をそのまま信頼するのではなく、他の資料や信頼できる情報源を活用して、正確性を確認することが重要です。
④:人間味に欠ける文章になりやすい
AIが生成する文章は、論理的なものが多い一方で、人間味や感情が欠けることがあります。
読者の共感を得るためには、感情的な表現や具体的なエピソードが重要ですが、AIはこれらを自然に生成するのが難しい場合があります。
AI記事の質を高めるコツ5つ
AIで書いたブログ記事は、ちょっとした工夫でグッと質を高めることができます。
質を高めるための具体的なコツは下記の5つです。
- キーワード選定をする
- ペルソナを設定する
- 内部リンクを含める
- 個性や感情面をプラスする
- AIをフォローする意識を持つ
それぞ一つずつ解説します。
①:キーワード選定をする
AIを使って記事を作成する際、最初に重要なのはキーワード選定です。
適切なキーワードを選定することで、読者にリーチしやすくなります。
たとえば、「AIブログ」と「メリット」というキーワードを中心に、関連する共起語を活用して記事を構成することで、SEO効果を最大化できます。
キーワード選定の方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
②:ペルソナを設定する
AIで生成する記事の質を向上させるためには、誰に向けて書いているのかを明確にする必要があります。
ペルソナを設定することで、読者のニーズに合った内容を作りやすくなります。
たとえば、「AIブログに興味がある初心者ブロガー」や「効率的な運営を目指すマーケター」といった具体的なターゲット・ペルソナを想定します。ペルソナが明確になると、記事の方向性が定まり、内容に一貫性が生まれます。
ペルソナの決め方は下記の記事で、ターゲットとの違いも含めて詳しく解説しています。
③:内部リンクを設置する
SEO対策として、記事内に関連する内部リンクを設置するのも効果的です。
内部リンクは、読者が他の記事へ移動しやすくするだけでなく、サイト全体の回遊率を向上させる役割もあります。
たとえば、「AIブログのメリットを解説した記事はこちら」などの形で関連記事をリンクを挿入することで、読者に価値ある情報を提供しつつ、サイト全体のSEO評価を向上させることができます。
内部リンクの効果的な貼り方については、下記の記事で詳しく解説しています。
④:個性や感情面をプラスする
AIが生成する文章は、機械的に感じられることがあります。
そのため、人間らしい感情や個性を後から追加することで、読者にとって魅力的な記事に仕上げることができます。
オリジナリティのある内容や、体験談はGoogleの評価で重要視されています。
2022年12月にGoogleは検索品質評価ガイドラインをアップデートし、従来のE-A-Tという指標に新たなEが加わり、「E-E-A-T」という指標となりました。
この新たなEこそ、「Experience=経験・体験」というわけです。
>>個人ブログは体験談が重要な理由とは?【初心者が稼ぐ方法】
⑤:AIをフォローする意識を持つ
AIは便利なツールですが、完全に任せるのではなく、フォローする姿勢が重要です。
AIを補助的なツールと捉え、自分自身が編集者としての役割を果たすことを意識しましょう。これにより、AIが生成したコンテンツを最大限に活用することができます。
AIでブログ記事を書く時の注意点5つ
AIでブログ記事を作成するにあたって、おさえるべき注意点をご紹介します。
- 読者のニーズに応えているか確認する
- 情報に間違いがないかチェックする
- 不自然な文章の手直しをする
- 記事構成を再確認する
- 著作権に触れていないか確認する
①:読者のニーズに応えているか確認する
記事を公開する前に、ターゲットとする読者のニーズに応えた内容になっているかを確認しましょう。
AIは与えられたプロンプトに基づいて文章を生成しますが、読者が求める情報に合致しているとは限りません。
②:情報に間違いがないかチェックする
AIが生成する内容には、誤った情報が含まれている可能性があります。そのため、記事を公開する前に、内容を他の信頼できる資料と照らし合わせて確認することが不可欠です。
特に専門性の高いトピックや、最新情報を扱う場合は注意が必要です。
③:不自然な文章の手直しをする
AIが生成した文章には、文脈的に不自然な箇所や、繰り返しが多い部分が含まれることがあります。
これらをそのまま放置すると、読者の読みにくさにつながる原因となります。
同じ表現が何度も繰り返されている場合や、内容が曖昧な部分を見つけたら、修正して読みやすい文章に整えることを心掛けましょう。
④:記事構成を再確認する
AIが生成する文章は、必ずしも最適な構成になっているわけではありません。
読者が求める結論がなかなか出てこなかったり、タイトルと記事の中身が合っていない場合もあります。
記事のテーマやターゲットに応じて、見出しの順序や段落の内容を調整し、読者の求めている流れに整えることが重要です。
ブログの記事構成の作り方や、効果的な見出しの作り方については、下記の記事で解説しています。
>>ブログの記事構成案の作り方5ステップ【テンプレートあり】
>>ブログの見出しの作り方は?【SEOに効果的な方法を解説】
⑤:著作権に触れていないか確認する
AI記事の最後のデメリットは、著作権に触れてしまう可能性があることです。
AIが生成するコンテンツには、既存の文章やデータが含まれる場合があるため、注意しましょう。
(参考:内閣府「AIと著作権の関係等について」)
ブログ運営で注意すべき法律については、下記の記事で簡潔にまとめています。
>>アフィリエイトで捕まる?【知るべき法律と実際の逮捕事例】
おすすめAIライティングツール10選
メリット・デメリット、使い方のコツ・注意点が理解できたら、実際にAIライティングツールを利用して使い心地を試してみましょう。
おすすめのAIライティングツールは下記の通り。
公式サイト | 無料プラン | 月額料金 (有料プラン) |
ブログ相性 | SEO対策 | マーケティング | 使いやすさ | 総合評価 | コメント |
AIブログくん | あり | 4,900円〜 | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ |
(4.8) |
ブログ向けで使いやすく、SEOにも強い |
トランスコープ | あり | 11,000円〜 | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
(4.7) |
企業ブログ・法人サイト運営に超おすすめ |
SAKUBUN | あり (7日間) |
9,800円〜 | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
(4.5) |
マーケティング向けの機能が豊富 |
BLOGAI | あり | 2,480円〜 | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
(4.3) |
現役AIブロガーが開発したブログ特化型ツール |
Rakurin | あり | 4,980円〜 | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ |
(4.1) |
有名ブロガーのマクリンさんが開発 |
Value AI Writer | あり (5日間) |
1,650円〜 | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ |
(4.0) |
ネット業界の大手GMOによるAIツール |
AI Writer | あり (7日間) |
1,650円〜 | ◯ | ◎ | ◯ | △ |
(3.9) |
作業時間を2分の1に削減できる |
あり (14日間) |
2,728円〜 | ◯ | ◎ | ◯ | △ |
(3.7) |
品質チェック機能が特徴的 |
|
|
あり | 5,980円〜 | ◯ | ◯ | △ | ◎ |
(3.5) |
使いやすさ抜群で、1クリックで記事が完成 |
|
あり | 3,000円〜 | △ | ◯ | ◎ | △ |
(3.4) |
さまざまなシチュエーションに対応 |
※表は横にスクロールできます
おすすめAIライティングツールについては、下記の記事で詳しく解説しています。
>>【ブログ向け】AIライティングツールおすすめランキングTOP10【比較】
まとめ:AIツールのメリットを積極的に活かすべし!
今回は、AIでブログを書くメリット・デメリットをまとめました。
再度、おさらいすると下記の通りです。
- 時間を節約できる
- コストカットにつながる
- ブログの継続が楽になる
- ネタ切れ対策に使える
- 質の高い記事作成につながる
- 幅広いジャンルの記事を作成できる
- SEO対策された記事を作成できる
- プロンプト次第で質が変化する
- 自分で最終チェックが必要
- 情報が間違っている可能性がある
- 人間味に欠ける文章になりやすい
AIでブログを書くことには、時間やコストの節約、SEO対策の効率化といった多くのメリットがあります。
一方で、デメリットとしてプロンプトの工夫や最終的なチェックが必要な点も理解しておきましょう。
適切にAIを導入することで、ブログ運営がより楽しく、効率的なものになります。