おすすめのレンタルサーバーはどっち?
それぞれの違いや特徴を教えて欲しい!
この記事は、上記のようなお悩みを解決できる内容となっています。
- シンレンタルサーバーとさくらのレンタルサーバの徹底比較
- シンレンタルサーバーがおすすめな人
- さくらのレンタルサーバがおすすめな人
- レンタルサーバー選びに関するよくある質問
この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、サーバーエンジニアとしての経験があります。当サイトではブログ運営に関するノウハウを発信しています。
WordPressでブログを始めたいけど、サーバー選びに悩んでいるという方も多いですよね。
「シンレンタルサーバー」と「さくらのレンタルサーバ」はどちらも大手の有名サーバーのため、迷っている方はとても多いです。
※2024年5月29日より、「シン・レンタルサーバー」は「シンレンタルサーバー」に名称変更しました。
(参考:当社運営サービスにおけるサービス名称変更のお知らせ)
今回は、シンレンタルサーバーとさくらのレンタルサーバの徹底比較を通して、それぞれのおすすめポイントを解説します。
この記事を読むことで、あなたに向いているのはシンレンタルサーバーとさくらのレンタルサーバ、どちらのサーバーなのかがわかるようになりますよ。
それでは、さっそくいってみましょう!
目次
【基本情報】シンレンタルサーバーとさくらのレンタルサーバの比較表
まずは、シンレンタルサーバーとさくらのレンタルサーバの基本情報について比較します。
※それぞれ、同価格帯の人気プランで比較しました。
比較表は下記の通りです。
サーバー | シンレンタルサーバー | さくらのレンタルサーバ | |
基本情報 | 公式サイト | シンレンタルサーバー | さくらのレンタルサーバ |
運営会社 | シンクラウド株式会社 | さくらインターネット株式会社 | |
運営実績 | 2021年〜 | 1996年〜 | |
運用サイト数 | 非公開 | 48万件 | |
料金・プラン | 人気プラン | ベーシック | スタンダード |
初期費用 | 無料 | 無料 | |
月額料金 | 539円〜 | 425円〜 | |
無料お試し | 10日間 | 14日間 | |
無料独自ドメイン | 1個 | なし | |
プラン変更 | ◯ | × | |
アダルトサイト | × | × | |
スペック | ディスク容量 | 300GB | 300GB |
vCPU/メモリ | 6コア/8GB | 非公開/48GB(変動あり) | |
サーバー | Apache + nginx | Apache + nginx | |
PHP | PHP8/PHP7 | PHP8/PHP7/PHP5 | |
MySQL | 無制限 | 無制限 | |
転送量 | 無制限 | 無制限 | |
サイト数 | 無制限 | 200サイト | |
WordPress簡単インストール | ◯ | ◯ | |
サポート | セキュリティ対策 | WAFあり | WAFあり |
自動バックアップ | 14日間(復元無料) | 14日間(復元無料) | |
メールサポート | ◯(24時間受付) | ◯(24時間受付) | |
チャットサポート | × | ◯((平日10:00〜18:00)) | |
電話サポート | ◯(平日10:00〜18:00) | ◯((平日10:00〜18:00)) |
【主要5項目】シンレンタルサーバーとさくらのレンタルサーバの比較【グラフ】
レンタルサーバー選びで重要なポイントとなる、主要5項目についてのレーダーチャートは上記の画像の通りです。
(※相対評価によるチャートとなります。)
- 料金・コスパ
- 速度・スペック
- 使いやすさ
- 実績・シェア数
- サポート体制
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
料金・コスパ比較
シン・レンタルサーバー、さくらのレンタルサーバの人気プランについて料金比較すると、下記の通り。
サーバー | シンレンタルサーバー | さくらのレンタルサーバ |
プラン | ベーシック | スタンダード |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 539円〜 | 425円〜 |
キャンペーン価格 (契約期間別) ・3ヶ月 |
990円 | 524円 |
・6ヶ月 | 990円 | 524円 |
・12ヶ月 | 616円 | 437円 |
・24ヶ月 | 577円 | 430円 |
・36ヶ月 | 539円 | 425円 |
独自ドメイン料金 | 無料 | 年間2,493円〜 |
年間費用 | 6,468円 | 5,100円 |
料金はさくらのレンタルサーバの方がお得です。最安値で比較すると、年間1,400円ほどの違いがあります。
独自ドメインを取得する場合、シンレンタルサーバーは無料なのに対し、さくらのレンタルサーバの場合、年間2,493円〜の費用がかかるため注意が必要です。
スペック・速度比較
続いて、スペックとサイト表示速度の比較を見ていきましょう。
サイトの表示速度はSEOやページの離脱率・直帰率にも関係しており、重要な指標となります。
(参考:Google 検索セントラル ブログ)
シンレンタルサーバー | さくらのレンタルサーバ | |
サーバーソフトウェア | Apache + nginx | Apache + nginx |
CPU | 6コア | 6コア |
メモリ | 8GB | 8GB |
シンレンタルサーバー、さくらのレンタルサーバともに「Apache + nginx」という高速環境となっています。
表示速度(LCP) | ツール | デバイス | シンレンタルサーバー | さくらのレンタルサーバ |
GTmetrix(LCP) | PC | 1.0秒 | 1.3秒 | |
PageSpeed Insights(表示スコア) | PC | 100 | 100 | |
スマホ | 94 | 90 |
今回使用したツールは、「GTmetrix」と「PageSpeed Insights」です。
(※デバイスや環境による差もあるため、あくまでも参考値となります。)
速度はシンレンタルサーバーのほうが明らかに速いスコアとなっています。
使いやすさ比較
サーバーの使いやすさを比較します。
それぞれの実際の管理画面は下記の通り。
シンレンタルサーバーはパッと見で全体像が把握でき、各項目が探しやすいレイアウト。
さくらのレンタルサーバは左のメニューから広げていく形。セキュリティとショートカットの項目が特徴的。
どちらも使いやすい管理画面ですが、シンレンタルサーバーのほうがシンプルでわかりやすい設計のため、初心者でも扱いやすい印象です。
実績・シェア数比較
実績とシェア数の比較は下記の通り。
シンレンタルサーバー | さくらのレンタルサーバ | |
運営 | 2021年〜 | 1996年〜 |
運営サイト数 | 非公開 | 48万件 |
さくらのレンタルサーバーは1996年から運営開始されている老舗なのに対し、シンレンタルサーバーは2021年から運営開始された新参です。
実績面ではさくらのレンタルサーバの圧勝。
サポート体制比較
サポート面についての比較は下記の通り。
シンレンタルサーバー | さくらのレンタルサーバ | |
メールサポート | ◯(24時間受付) | ◯(24時間受付) |
チャットサポート | × | ◯(平日10:00〜18:00) |
電話サポート | ◯(平日10:00〜18:00) | ◯(平日10:00〜18:00) |
セキュリティ対策 | WAFあり | WAFあり |
自動バックアップ | 14日間(復元無料) | 14日間(復元無料) |
サポート体制はどちらもしっかり整っていますが、チャットサポートの有無の違いがあります。
さくらのレンタルサーバのほうが、やや優勢と言えます。
シンレンタルサーバーがおすすめな人
シンレンタルサーバーは、2021年に運営開始されたばかりの新世代レンタルサーバーです。
国内シェア数No.1のエックスサーバーの進化版ということで、今もっとも勢いのあるサーバーです。
新世代のサーバーならではの高速環境を求めている方はシンレンタルサーバーがおすすめです。
低価格ながらも間違いなくハイスペックなサーバーなので、コスパは抜群。無料お試し期間もあるので安心です。
さくらのレンタルサーバがおすすめな人
さくらのレンタルサーバは、1996年に運営開始された大手老舗レンタルサーバーです。
長年の運営による実績と信頼感は抜群。料金が他社より一段階安いので、コスパに優れたサーバーです。
コスパ良く大手の老舗サーバーを利用したい方はさくらのレンタルサーバがおすすめです。
長年の運営実績があるので、信頼感は抜群。無料お試し期間が14日間あるのも魅力。
レンタルサーバー選びに関するよくある質問
最後にレンタルサーバー選びに関するよくある質問についてお答えしていきます。
- WordPressに特におすすめのサーバーは?
- プラン選びのポイントは?
- ドメイン選びのポイントは?
Q1:WordPressに特におすすめのサーバーは?
WordPressを利用する際は、WordPressの簡単インストールや簡単セットアップの機能がついているサーバーがおすすめです。
シンレンタルサーバー、さくらのレンタルサーバともに両機能が備わっているため、WordPressにはおすすめのサーバーと言えます。
Q2:プラン選びのポイントは?
プラン選びは、個人サイト・個人ブログであればリーズナブルなプランでも十分運営できます。
ページ数が増えても、容量は10GBあれば十分です。リーズナブルなプランでも容量は300GBあり、かなり余裕があるので安心してOK。
容量がどうしても足りなくなった場合や、大規模なWebサイトを運営したい場合は、上位プランを検討しましょう。(あとからでも変更可能です)
基本的には、リーズナブルな人気プランでまったく問題ありません。
Q3:ドメイン選びのポイントは?
ドメイン名は、サイトのイメージと合致している名前で、簡潔でわかりやすい名前を付けるのがポイントです。
なお、トップレベルドメイン(.comや.netなど)はどれを選んでもSEOやサイト運営に影響しないので、好きなものを選んでOKです。
ドメインの決め方については下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ:自分に合ったサーバーを選びが大切!【ひと目でわかる比較表】
今回は、シンレンタルサーバーとさくらのレンタルサーバについて徹底比較しました。
簡潔に表にまとめると下記の通り。
項目 | シンレンタルサーバー | さくらのレンタルサーバ |
料金・コスパ | ◎ | ◎ |
スペック・速度 | ◎ | △ |
使いやすさ | ◯ | ◯ |
実績・シェア数 | △ | ◎ |
サポート体制 | ◯ | ◯ |
- 圧倒的な速度でサイト運営したい
- 新世代の運営環境を取り入れたい
- なるべく低価格で品質の高いサーバーを使いたい
- 低コストでサイト運営したい
- 万全のサポート体制を求める
- 長年の実績と信頼感があるサーバーにしたい