ブログのアクセス解析したいのですが、導入方法やデータの見方も教えてほしい。
この記事は、上記のようなお悩みを解決できる内容となっています。
※従来のUAに加え、次世代のGA4(Googleアナリティクス4)でトラッキングコードを取得する方法にも対応しています。
- Googleアナリティクスとは?
- Googleアナリティクスの導入、設定方法
- Googleアナリティクスのアクセス解析の見方
この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、当サイトではブログ運営に役立つノウハウを発信しています。
目次
Googleアナリティクスとは?
Googleアナリティクスとは、Googleが運営しているブログ解析ツールのことです。
Googleアナリティクスで得られるデータは下記の通り。
- ユーザー数
- ページビュー数(アクセス数)
- 滞在時間
- 離脱率
- 流入経路
上記のように、ブログ運営で役立つデータを計測してくれる便利ツールの一つです。
これらのデータ分析し、状況を把握することで、サイトの改善、強化につなげていくことができます。
今回は、最強の無料ツール「Googleアナリティクス」の導入方法と、データの見方、サイトへの活かし方をご紹介します。
WordPressでGoogleアナリティクスの設定方法はたったの2ステップ
Googleアナリティクスの導入はとても簡単で、以下の2つのステップを進めていけばOKです。
- Googleアナリティクスに登録
- WordPressでトラッキングの設定
それでは、1つずつ解説していきますね。
ステップ①:Googleアナリティクスに登録
まずは、Googleアナリティクスの公式サイトへアクセスします。
※クリックすると公式サイトにアクセスできます。
公式サイトへアクセスしたら、Googleアカウントでログインします。
Googleアカウントを持っていない場合は、新規作成しましょう。
ログインしたら、「測定を開始」をクリックします。
続いて、アカウントの設定画面になるので、ここでは好きなアカウント名を入力し、データ共有設定のチェックマークはそのままでOKです。
入力が完了したら、左下の「次へ」をクリックし、プロパティ設定画面に移ります。
プロパティの設定項目は、以下の3つ。
- プロパティ名:サイト名でOK
- レポートのタイムゾーン:日本を選択
- 通貨:日本円を選択
次に、「詳細オプションを表示」をクリックし、ここでさらに3つの項目を設定します。
- ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成をONにする
- ウェブサイトのURLを入力
- ユニバーサルアナリティクスのプロパティのみを作成するを選択
入力が完了したら、左下の「次へ」をクリックします。
最後にビジネスの概要の画面で、ビジネス情報を入力します。
- 業種:選択しなくてもOK
- ビジネスの規模:個人ブログであれば「小規模」を選択
- 利用目的:お好みで選択
入力が完了したら「作成」をクリックし、利用規約に同意すると、Googleアナリティクスの登録が完了です。
ステップ②:WordPressでトラッキングの設定
トラッキングの設定とは、簡単に言うと、GoogleアナリティクスとWebサイトを連携するための設定です。
Googleアナリティクスが発行している計測コード(トラッキングID)をWebサイトに設置することで、アクセス解析ができるようになります。
トラッキングの設定方法は、下記の2つです。
- プラグインを使う方法
- WordPressテーマを使う方法
この2つのどちらかで設定します。
WordPressのプラグインを使用する方法では、「All in One SEO」というプラグインを使って設定します。
まずは、「All in One SEO」をインストール、有効化しましょう。
WordPressの管理画面より、「プラグイン」→「新規追加」の順にクリックし、検索欄で「All in One SEO」と入力。
「今すぐインストール」をクリックし、インストールが完了したら、「今すぐインストール」の文字が「有効化」に変わるので、「有効化」をクリックします。
続いて、GoogleアナリティクスでトラッキングIDを取得します。
- Googleアナリティクスにログイン
- 左下の歯車マーク「管理」をクリック
- 「トラッキング情報」をクリック
UA-からはじまる数字がトラッキングIDです。
続いて、WordPressの管理画面より、左側のサイドバーにある「All in One SEO」→「一般設定」の順にクリックし、「GoogleアナリティクスID」の欄にトラッキングIDを貼り付けてください(UA-を含むすべてをコピペしてください)。
以上で、「All in One SEO」を使用したトラッキングの設定は完了です。
2つ目の方法は、WordPressのテーマを使用する方法です。
テーマによっては、Googleアナリティクスの設定がついているWordPressテーマがあります。
方法①で説明したトラッキングIDを、テーマの設定項目に入力するだけでOK。
当ブログで使用しているWordPressテーマ「AFFINGER6」を例にして解説した記事があるので、下記の記事を参考にしてみてください。
🔽
-
AFFINGER6にSEO対策のプラグインは不要【初期設定も解説】
続きを見る
以上の2ステップでGoogleアナリティクスの設定は完了です。
Googleアナリティクスのアクセス解析の見方
設定が完了したので、次は実際にGoogleアナリティクスの利用方法を見ていきましょう。
- ユーザー数
- ページビュー数(アクセス数)
- サイト内滞在時間
- 離脱率
- 流入経路
この5つが主に使用する計測項目になります。
解析①:ユーザー数
ユーザー数とは、サイトを訪れた人数のこと。
Googleアナリティクスの画面左側にある、レポートの項目から、「ユーザー」→「概要」の順にクリックすると、ユーザー数を確認することができます。
また、右上の日にちの欄から、集計期間を指定することができます。
これで、指定した期間内に「サイトに訪問した人数」がわかります。
解析②:ページビュー数(アクセス数)
ページビュー数(PV数)とは、Webサイトで表示されたページの閲覧数のことです。
Googleアナリティクスの画面左側にある、、レポートの項目から、「ユーザー」→「概要」の順にクリックすると、ページビュー数を確認することができます。
ユーザーがサイト内のページを閲覧した回数を知る指標となります。
Googleアナリティクスの中でも、特に使うことが多い項目の1つです。
解析③:滞在時間
サイト内にどれだけ滞在していたか、そのページを閲覧していた時間(アクセスしてから離れるまでの時間)を、「平均ページ滞在時間」の項目から知ることができます。
Googleアナリティクスの画面左側にある、レポートの項目から、「行動」→「サイト コンテンツ」→「すべてのページ」の順にクリックすると、平均ページ滞在時間を確認することができます。
解析④:離脱率
離脱率とは、サイトを訪問したユーザーが、どのページで離脱したのかを示した割合です。
Googleアナリティクスの画面左側にある、レポートの項目から、「行動」→「サイト コンテンツ」→「すべてのページ」の順にをクリックし、画面右側に表示される数値がページ別の離脱率です。
離脱率を確認することで、そのページを改善するべきかどうかを判断する基準となります。
必要に応じ、サイト内のコンテンツを改善しましょう。
解析⑤:流入経路
流入経路とは、自分のサイトにどこからユーザーがやってきたか、そのアクセス元のことを言います。
Googleアナリティクスの画面左側にある、レポートの項目から、「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」の順番にクリックすると、流入元別のデータが表示されます。
ちなみに主な流入元の項目は以下の通り🔽
- Organic Search:GoogleやYahoo!など検索エンジンからの流入
- Social:SNS(TwitterやFacebookなど)からの流入
- Direct:ブックマークやURLの直接入力からの流入
- Referral:他のサイトのリンクからの流入
個人で運営しているブログサイトなら、上記の4つが大事な指標となります。
流入経路を知ることで、より効果的な集客へとつなげることができます。
まとめ:Googleアナリティクスを活かして成果アップにつなげよう!
今回は、WordPressでのGoogleアナリティクスの導入、設定方法、Googleアナリティクスのアクセス解析の見方をご紹介しました。
サイトの成果を高めるためにも、Googleアナリティクスを使用し、自分のサイトの状況を分析することはとても重要です。
Googleアナリティクスの導入が終わったら、次のステップとして、Googleサーチコンソールもセットで導入しましょう。
Googleアナリティクスの設定が済んでいると、サーチコンソールの設定は一瞬で完了します。
サーチコンソールの設定方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
🔽
-
WordPressでのGoogleサーチコンソール設定方法【初心者OK】
続きを見る