ブログをやっている方であれば、ご存知の方も多いであろう「ブログ飯」。
「ブログ飯」というタイトルは、お笑いコンビ「笑い飯」のコンビ名の由来である、
「笑いで飯を食う」からヒントを得たそうです。
著者は、染谷昌利さんで、
SEO、ブログ、アフィリエイトなどに関連した書籍コーナーでは、この方の名前がズラリと目に入ってくるほど、ブログ界隈では超有名な方です。
「ブログで稼ぎたい!」と考えている方だけではなく、
「スキルアップのためにブログを運営している方」や、
「趣味で楽しくブログを運営している方」など、
すべてのブロガーの皆さんに、おすすめの1冊です。
2013年に出版された書籍なので、「情報としては少し古いのかな」と思われがちですが、
小手先のテクニックではなく、普遍的で本質的な考え方に基づいているので、2022年現在でも十分に通用する内容です。
記事のネタ探しのヒントや、楽しむコツなど、参考になるものがたくさんありますが、
おすすめする一番の理由は、
「モチベーションが上がるから。」
です。
単純ですが、ブログを続ける上でモチベーションって大事ですよね。
僕自身も、もちろん気分の波があって、
「今日は絶好調だぜ!」
といった日もあれば、
「今日は気分が乗らないな…」
なんて日も当然あります。
イマイチ気分が乗らないといった時に、モチベーションを高める本を読むことで、
気分がラクになったり、
行動力が湧いてきたり、
楽しめるヒントを見つけたり、
頭のスイッチが切り替わるキッカケになったりします。
ブログにつまずきを感じている方も、さらなる向上を目指す方も、
一読の価値ありの1冊です。
以下、僕なりに参考になった部分や、役に立った考え方などをまとめたので、ご紹介します。
目次
30記事書けるテーマを見つける
最初につまずくのが、「なにを書いたらいいかがわからない」という悩み。
- 子供の頃、熱中したもの
- 学生時代に流行していたもの
- 仕事で得た知識
なんでもOKなので、自分の過去を振り返ってみる。
あなたにふさわしいテーマはあなたの中にきっとあるはず。
過去を振り返り、「やらなきゃ」ではなく、「やっちゃってた」と感じられることがポイント。
自分史を作ってみるのも手。
好きなこと探しがダメなら、嫌なこと、やりたくないことにフォーカスし、
逆説的に好きなことを思い出す場合もある。
RPGのように楽しむ
ロールプレイングゲームのように、レベルアップを楽しむのがブログの醍醐味。
ボスを倒す「覚悟」を決め、最初から結果は出ないという「気軽な」気持ちで始めることが、
長続きするコツ。
誰に何をどうやって伝えるか
文章力を向上させる最大の秘訣は「思いやり」。
難しい言葉はやさしい言葉に置き換える。
イメージしやすいものや、数字を使って例えるなど。
「なぜ自分なのか」を意識するだけで、不思議なことに文章の雰囲気が変わってくる。
なにか一つでいいから自分らしさを込める。
ブログを書き続けるには?
最初の1ヶ月はアクセス数を見ない。
最初は続けることが最も大事なので、モチベーションを妨げる可能性がある行為はできるだけ避ける。
ブログを書いていることが普通に思えるようになるまで続けると、
残り続けるだけで価値になる。
ライバルはどんどん消えていくので、あきらめずにやり続けよう。
面白いに正解はない
「面白い」は自分が決めるものではなく、他人が決めるもの。
読んだ人それぞれに異なる。(自分が予期しない箇所ほど、往々にして面白かったと言われる。)
面白さにこだわらず、自分の好きなことにこだわって書いていこう。
SNSはカンフル剤?
ツイートもブログの宣伝に終始するような投稿では誰も興味は持たない。
自分自身を前面に出し、時にはリプライをくれた人との会話を楽しむくらいの余裕を持ってみると、
自然とブログのアクセスも増えてくるはず。
日々のトレーニングが独自性を生む
成功者の真似をしても劣化コピーと同じ。
成功者の事例は参考にとどめ、自分自身の能力や経験値を向上させるようなトレーニングを続ける。
オリジナリティをプラスする。
アップデートとイノベーション
アップデートを続けながらも、イノベーションを探す意識をする。
意識するだけでも、キッカケを見つけ出すことにつながる。
毎日の一つ一つの行動を大事にして生活する。
独自性はあなたの中にある
あなたの売りはなんですか?
「ウリ」とはユニーク、すなわち独自性をもった存在。
好きなこと、これなら誰にも負けないと思うようなことを、実績でも想いでもいいので、
とにかく出来るだけ書き出す。
「もう出ない」といったところから、3回くらい振り絞ると、
自分の核心により深く迫れるので、歯を食いしばってひねり出す。
書き出した強みの精査
本当に好きなこと、得意なことを洗い出す。
意外な得意分野に気付くこともある。
逆に好きだと思っていたことが、そうでもなかったと気付くことも。
徹底的に余計なものを削ぎ落とした結果、残ったものが独自性で、
他に人にはないユニークさになる。
最後に
いかがだったでしょうか?
僕自身も日々、勉強しつつ行動しているのですが、
やはり、まだまだ学ぶことはたくさんあると実感しますね。
ブログをやっている皆さんもそれぞれ、本書から、
参考になる部分や、さまざまな気付きを多々得ることができるでしょう。
気になった方は、ぜひ一度読んでみて、より自分らしいブログ運営に役立ててください!