正しいSEOキーワードを選んで、アクセス数アップにつなげたい!
この記事は、上記のようなお悩みを解決できる内容となっています。
- SEOキーワードを選ぶ手順
- SEOキーワード選定後の対策
この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、当サイトではブログ運営に役立つノウハウを発信しています。
SEOキーワード選定について、ネットで調べたりしても、「なんか難しそう」と感じる方も多いと思います。
実際は、SEOキーワード選定は、特別難しいものではありません。
なので、この記事ではなるべくシンプルに解説していきます。
先に結論から言うと、下記の4ステップです。
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- キーワードの候補を出す
- キーワードを絞り込む
- キーワードの優先順位を決める
- キーワードに沿ったコンテンツの制作
この4ステップで、SEOキーワードを簡単に選定できるようになります。
それでは、さっそく一つずつ見ていきましょう!
目次
ステップ①:キーワードの候補を出す
最初のステップは、キーワード候補を見つけ出すことです。
狙うべきキーワード候補
SEOで上位表示を狙う目的は、PV数を増やす(集客する)ことです。
ターゲットとなるユーザーにアクセスしてもらうために、どのようなキーワードを狙うべきかをざっくりリストアップします。
例えば、ボールペンを扱っているECサイトであれば、ネットで自分好みのボールペンを探している人がターゲットとなるユーザーで、そのユーザーにアクセスしてもらうことがSEOの狙いとなります。
具体的には、「ボールペン おすすめ 社会人」や「ボールペン おしゃれ 学生」などで上位表示できると、ボールペンの販売につながるといった感じです。
このように、サイトの目的によって、狙うべきキーワード候補が絞られます。
思いつきでキーワードを出す
サイト集客につながるキーワードを思いつく限り出してみましょう。
なかなか出ない時は数個でも構わないので、サイトに関連するキーワードをざっくりと挙げていきます。
例えば、
- 「ボールペン おすすめ」
- 「ボールペン 新商品」
- 「ボールペン プレゼント」
- 「ボールペン 通販」
- 「ボールペン おしゃれ」
といった感じで、思いつく限り出していきましょう。
実際にキーワード検索し、相性を確認する
上記で出していったキーワードを、実際にGoogleで検索してみましょう。
「ボールペン プレゼント」で検索すると、ランキングサイト、ECサイトの販売ページ、ECサイトの記事ページが上位表示されます。
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ECサイトで記事を書くなら、相性が良いキーワードと言えます。
一方、「ボールペン おすすめ」で検索すると、メディアの記事ページが上位表示されており、ブログなどのコンテンツに相性がいいと言えます。
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このように、あなたのサイトがECサイトなら「ボールペン プレゼント」の方が相性が良いですし、あなたのサイトがブログサイトであれば、「ボールペン おすすめ」の方が相性が良いと言えるわけです。
また、上位サイトの記事を確認し、どんな記事内容か分析することで、ユーザーの「検索意図」をつかむ参考となります。
ステップ②:キーワードを絞り込む
次は、ステップ①で出したキーワードを絞り込みます。
キーワードを絞り込むには、無料のツールを使用しましょう。
- ラッコキーワードでサジェストワードを調べる
- Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
この2点を調べることでキーワードを絞り込んでいきます。
それぞれ解説しますね。
①:ラッコキーワードでサジェストキーワードを調べる
ラッコキーワードという無料ツールを使ってサジェストキーワードを調べていきます。
サジェストキーワードと関連キーワードを、両方調べてくれる便利ツールです。
ラッコキーワードでは、サジェストキーワードと同じページ上で、50音とアルファベットの頭文字による関連性の高いキーワードも確認できます。
その他にも、キーワードに関連したYahoo!知恵袋などのQ&Aサイトの質問内容や、ニュース・話題の記事も調べることができるので、ユーザーのニーズや検索意図の参考にすることもできます。
②:Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
ラッコキーワードで関連キーワードを調べた後は、Googleキーワードプランナーで、検索ボリュームを調べていきます。
Googleキーワードプランナーでは、キーワードごとの月間検索ボリュームを調べることができます。
調べ方は、まずラッコキーワードの右上にある「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックします。
次に、Googleキーワードプランナーにキーワードをペーストし、「開始する」をクリックすればOK。
これで、ラッコキーワードで調べたキーワードの検索ボリュームが確認できます。
右上の下向きの矢印のボタンを押すと、データをダウンロードすることができます。
ステップ③:キーワードの優先順位を決める
ステップ②で絞り込んだキーワードの中から、どのキーワードのコンテンツを先に作っていくか、優先順位をつけていきます。
優先順位を決めて、キーワードを狙っていくことで、効率よくSEO対策をしていくことができます。
サイトに合ったキーワードを狙う
優先順位を決める際は、あなたのサイトに合わせて、適切なボリューム数のキーワードを狙っていきます。
- あなたのサイトの検索順位が上位で、大量のアクセスを狙いたい場合は検索ボリュームが多いキーワード(1,000以上)を狙うのも可能です。
- あなたのサイトが、まだ立ち上げたばかりで、SEO対策を始めたばかりなら、100〜1,000のキーワードを狙うことで上位表示されやすくなります。
最低でも100以上の検索ボリュームを狙うのが目安となります。
ボリューム数が多ければ多いほど、競合も多くなりますが、上位表示されれば大量のアクセス数が見込めます。
成果につながりやすいキーワードを狙う
成果にすばやくつなげるためのキーワードの選び方として、「コンバージョンを意識する」という方法もあります。
再度、ボールペンを扱うECサイトを例にすると、
「ボールペン 種類」、「ボールペン 歴史」といったキーワードであれば、ボールペンの知識を深めたいユーザー向けのコンテンツが多く、ボールペンの購入にはつながりにくいです。
一方で、「ボールペン 通販」や「ボールペン プレゼント」といったキーワードだと、ユーザーはボールペンの購入を目的とした検索が多いため、コンバージョンにつながりやすいです。
サイトの目的によっては、このようにコンバージョンを意識したキーワードを優先的に狙うという手段も一つの方法となります。
ステップ④:キーワードに沿ったコンテンツの制作
あとは、キーワードに沿った内容のコンテンツを制作していきましょう。
1つのキーワードにつき、1つの記事が基本となります。
1つのキーワードで複数の記事にしてしまうと、Googleからキーワードの重複と判断されてしまう場合があります。
その結果、検索流入数の低下につながってしまい、アクセス数が半減する事例もあります。
詳しくは、ブログ記事タイトル付け方8つのコツ【SEOに強い決め方と裏技30】にて解説しています。
また、Google公式の検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイドでも説明されているので、参考にしてみてください。
具体的なコンテンツ制作の手順は、下記の通り。
- ユーザーの検索意図にこたえる記事を書く
- 内部リンクによるSEO対策をする
- ロングテールキーワードを狙う
一つずつ、解説していきますね。
①:ユーザーの検索意図にこたえる記事を書く
キーワードが決まったら、ユーザーの検索意図にこたえられる記事作りをしていきましょう。
検索意図は、サジェストキーワードから推測するのが手っ取り早い方法です。
再度、ボールペンの例をあげると、「ボールペン おすすめ」で検索した結果、サジェストキーワードは下記のようになります。
サジェストキーワードを参考にすると、
- 使用感:書きやすさ
- 対象:ビジネス、学生
- 価格帯:高級、安い
といった感じで、ユーザーのニーズを把握することができます。
これらの情報から、例えば
- 「学生向けのリーズナブルなおすすめのボールペンを探している」
- 「ビジネス向けの高級感があって書きやすいボールペンの定番を知りたい」
といった「検索意図」が推測されるので、検索意図に見合った記事を書いていきましょう。
「検索意図について詳しく知りたい」という方は、検索意図とは?SEOでの重要性とブログでの活用方法を解説をご覧ください。
②:内部リンクによるSEO対策をする
SEOで上位を狙うにあたって大切なポイントが、関連記事への内部リンクになります。
適切な内部リンクを貼ることにより、クロールされやすいサイトとなり、検索エンジンからインデックスされやすくなります。
また、ユーザーの利便性もあがり、サイト滞在時間も長くなります。
Googleから評価されるためには、内部リンクは重要項目です。
内部リンクによる影響ついては、Google公式のウェブマスター向けガイドラインにも記載されているので、参考にしてみてください。
また、検索ボリュームの多い記事では、記事単体でSEOで上位を取るのが難しいです。
なので、内部リンクを貼って、検索ボリュームの多い記事へリンクを貼って、コンテンツへ誘導するという、直接的な効果も見込めます。
内部リンクの効果的な貼り方については、ブログ内部リンクのSEOに効果的な貼り方【7つのコツ】にて、詳しく解説しています。
③:ロングテールキーワードを狙う
検索ボリュームの多い、ビッグキーワードで上位表示を狙うには、ロングテールキーワードを攻めていきましょう。
月間の検索ボリューム(検索回数)が1000回未満と少ないものを狙います。
ニッチなキーワードを攻めることで、SEO上位表示を狙いやすくなります。
また、関連記事も増えていくので、内部リンク対策にもなり一石二鳥です。
ロングテールキーワードについては、【SEO対策】ロングテールキーワードとは?【選び方のコツ】にて、詳しく解説しています。
SEOキーワード選定後にするべき対策
SEOキーワードを選んだ後に、より効果を高めるためにするべき対策については、下記の2つです。
- キーワード選定の継続・更新
- 関連記事の内部リンクの見直し
対策①:キーワード選定の継続・更新
キーワードは定期的にアップデートしていきましょう。
キーワード選定を重ね、コンテンツをを積み上げていくことで必ず成果につながります。
対策②:関連記事の内部リンク対策の見直し
コンテンツ制作の手順でも述べたように、関連記事のリンクは重要です。
関連記事が積み上げ、内部リンクでつないで、クロールされやすいサイトにしていきます。
Googleからの評価を高め、SEO上位表示を狙うためにも内部リンクの見直しを定期的におこないましょう。
まとめ:SEOは継続と積み重ねで成果が出る!
最後に、再度、この記事の内容をまとめます。
SEOキーワードを選ぶ手順は、下記の4ステップ
🔽
- キーワードの候補を出す
- キーワードを絞り込む
- キーワードの優先順位を決める
- キーワードに沿ったコンテンツの制作
キーワード選定後の対策は下記の2ステップ
🔽
- キーワード選定の継続・更新
- 関連記事の内部リンクの見直し
これらを繰り返し、コツコツとコンテンツを積み上げていくことになります。
SEO対策は、継続し、記事を積み上げ、改善していくことで、必ず結果の出るものです。
ただし、キーワードを意識せずに努力を続けていても、なかなか結果にはつながりにくいです。
なので、この記事を参考に、SEOキーワードをキッチリと意識した上で、コンテンツを積み上げていってください。