文字数とSEOって関係あるの?
メタディスクリプションの効果的な書き方があれば知りたい!
この記事は、上記のようなお悩みを解決できる内容となっています。
- メタディスクリプションの基礎知識
- メタディスクリプションの役割と効果
- メタディスクリプションの最適な文字数
- メタディスクリプションの書き方のコツ
- メタディスクリプションの設定方法【3種類】
この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、当サイトではブログ運営に関するノウハウを発信しています。
今回は、SEO対策の中でも特に重要なメタディスクリプションについて解説します。
最適な文字数は刻々変化しているので、最新データを取り入れつつ、書き方のコツや設定方法までしっかり解説していくので、最後まで見ていってくださいね。
目次
メタディスクリプションの基礎知識
まずは、メタディスクリプションについての基礎知識をサクッと学んでいきましょう。
メタディスクリプションとは?
メタディスクリプション(meta description)とは、記事の内容を要約した、短い説明文のことです。
メタディスクリプションを記述すると、Googleなどの検索結果では下記画像の赤枠のようにスニペット(説明文)として表示されます。
メタディスクリプションの役割と効果
メタディスクリプションにはどんな役割があり、設定することでどのような効果が得られるのでしょうか。
- 検索ユーザーに記事の要約を伝えること
- Googleの検索エンジンにページ概要を伝えること
検索結果に画面上に表示されることで、検索したユーザーに記事内容の要約を伝える役割があります。
また、メタディスクリプションはHTMLタグの一種で、Googleが公式にサポートしているmetaタグです。
メタディスクリプションを設定することで、ページ概要を検索エンジンに伝える役割も担っています。
- 検索ユーザーのクリック数につながる
- 検索キーワードをGoogleに伝える
メタディスクリプションを設定することで得られる効果は、記事の要約を伝えることでクリック数(CTR)に影響することと、さまざまな検索キーワードで表示を狙えるという点があります。
メタディスクリプションに直接的なSEO効果はない?
現在のSEOでは、メタディスクリプションが検索順位に直接影響することはありません。
この事は、Googleでも公式に発表しています。🔽
Keep in mind that meta descriptions comprised of long strings of keywords don't achieve this goal and are less likely to be displayed in place of a regular, non-meta description, snippet.
And it's worth noting that while accurate meta descriptions can improve clickthrough, they won't affect your ranking within search results.
参考:Google Search Central Blog – Improve snippets with a meta description makeover
検索順位・ランキングには直接関係しないと明言されています。
しかし、一方では、クリック率の向上につながることも示唆されているため、間接的なSEO効果には影響すると言えます。
メタディスクリプションの最適な文字数
メタディスクリプションの文字数については、さまざまな意見があり、検索表示の変化もあるため悩む方も多いと思います。
2024年現在、最適といえる文字数は60〜70文字です。
なぜなら、スマホの検索結果で表示されている文字数が全角60文字程度、PCの場合が全角70文字程度となっているからですね。
(※以前はPCだと100〜120文字ほど表示されていました。)
デバイスごとに表示文字数は異なりますが、スマホの検索ユーザーの割合を考えるとスマホに合わせた方が効果的と言えます。
ちなみに、SEOツールを提供するドイツ企業のSISTRIX(シストリックス)によるデータによると、日本では75.1%の検索がスマホからおこなわれているという結果が出ています。
もしPCユーザーをメインのターゲットとするのであれば、70文字前後にするのももちろんOKですが、スマホユーザーも視野に入れるのであれば、60文字に合わせた方が確実と言えるでしょう。
メタディスクリプションの書き方のコツ
メタディスクリプションについての基礎知識と、最適な文字数がわかったところで、次は実際にメタディスクリプションの書き方のコツを見ていきましょう。
- 狙ったキーワードを含める
- 読者の悩みとその解決法を伝える
- 実体験や実績で信頼性を示す
それぞれ一つずつ見ていきましょう。
①:狙ったキーワードを含める
メタディスクリプションには、検索で狙っているキーワードを入れるようにしましょう。
記事内容を簡潔に示すためにも、検索ユーザーの知りたい情報を伝えるためにも、キーワードは欠かせません。
可能な限り前半にキーワードを入れる事で、よりユーザーの目に留まりやすくなります。
また、狙ったキーワードを含める事で、検索表示画面でキーワードが太文字となり、クリック率の向上にもつながります。
SEOキーワードの選び方について詳しく知りたい方は、下記の記事もチェックしてみてくださいね。
🔽
-
SEOキーワード選定の方法とコツを解説【4ステップ】
続きを見る
②:読者の悩みとその解決法を伝える
ユーザーが検索する際、基本的には自分の悩みを解決したり、欲しい情報を求めて検索をしています。
なので、メタディスクリプションの文章で、どんな悩みを持った人に向けての記事なのか、この記事でどんな解決方法を提示できるのかを伝えるようにしましょう。
「この記事はあなたのための記事ですよ」「記事を読む事でこんな情報が得られますよ」といったことをアピールするのがポイント。
読者の検索意図の調べ方については、下記の記事にて解説しています。
🔽
-
検索意図とは?SEOでの重要性とブログでの活用方法を解説
続きを見る
③:実体験や実績で信頼性を示す
実体験を伝えたり、実績を示す事で、記事の信頼性アップにつながります。
また、Googleの検索品質評価ガイドラインである「E-E-A-T」のExperience(経験・体験)、Authoritativeness(権威性)の概念とも一致します。
「◯◯歴〜年」「実際に〜を体験した結果」など、記事の説得力が上がるようなものがあれば積極的に記載しましょう。
メタディスクリプションの設定方法
メタディスクリプションの設定方法は、WordPressを使った方法と、HTMLに記述する方法があります。
- WordPressテーマでの設定方法
- WordPressプラグインを使用する方法
- HTMLでの記述する方法
①:WordPressテーマでの設定方法
まずは一番簡単なのが、WordPressのテーマで設定する方法です。
導入するだけでメタディスクリプションを設定できるテーマであれば、特別な設定は不要です。
当ブログでは「AFFINGER6」を使用していますが、記事の編集画面を下にスクロールしていくと、下記のように、メタディスクリプションの記入欄があります。
そこに文章を入力するだけでOK。
AFFINGER6についてのレビューは下記の記事をチェックしてみてください。
🔽
-
AFFINGER6を3年使った現役ブロガーが本音レビュー【リアルな感想】
続きを見る
②:WordPressプラグインを使用する方法
メタディスクリプションの設定ができないテーマであれば、「All in One SEO Pack」というプラグインを使用する方法があります。
プラグインを導入し有効化すると、記事の編集画面にメタディスクリプションの入力欄が表示されるようになります。
③:HTMLで記述する方法
メタディスクリプションをHTMLで直接記述する方法もあります。
<meta name=”description” content=” ここに文章を入力” />
上記のコードの「ここに文章を入力」部分にメタディスクリプションの文章を入力し、上記コードを各ページのheadタグに貼り付ければOKです。
HTMLの知識が多少必要になってくるので、難しいと感じる方はWordPressのテーマかプラグインを使用する方法を利用してみてください。
まとめ:メタディスクリプションの最適化でクリック率UP!
今回は、メタディスクリプションの基礎知識から、最適な文字数、具体的な書き方のコツ、設定方法まで解説してきました。
正しい書き方を身につけ、魅力的なメタディスクリプションで読者を惹きつける事で、クリック率UPを目指しましょう。
「クリック率(CTR)UP→間接的なSEO効果(検索順位UP)」