文字数の目安があれば、その理由も含めて教えて欲しい!
この記事は、上記のようなお悩みを解決できる内容となっています。
- ブログ記事の最適な文字数は存在しない理由
- 読者対策の目安の文字数とは?
- SEO上位表示を狙う記事作りのポイント
- ブログ記事の文字数に関するよくある質問
この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、当サイトではブログ運営に役立つノウハウを発信しています。
今回は、ブログの記事1本につき、どのくらいの文字数が最適か?について解説していきます。
結論から言うと、ブログに最適な文字数というのは存在しません。
結論だけ聞いても、理由もわからないし、腑に落ちないですよね。
この記事では、なぜ最適な文字数がないのかという結論にいたる理由もしっかり解説していきます。
SEO上位を目指すためのポイントもふまえてわかりやすく説明していきますね。
では、さっそくいってみましょう!
ブログ記事の最適な文字数は存在しません【結論】
ブログに最適な文字数が存在しない理由は、「キーワードによって最適な文字数が異なるから」です。
SEOの最重要ポイントはユーザー目線
ユーザー(読者)ファーストで、ユーザーのニーズを満たす記事さえ書ければ、文字数は関係ありません。
なぜなら、読者の悩みや問題解決につながる記事が最も評価されやすい記事だからです。
その結果、文字数が増えてもまったく問題なしです。
例を挙げると、下記のようなキーワードで検索した場合、ユーザーが知りたいことを推測するとこんな感じとなります。
- [ブログ 稼ぎ方]:ブログで稼ぐための手順や方法を知りたい
- [ブログ 記事タイトル]:ブログ記事のタイトルの効果的な付け方を身につけたい
文字数が関係ない理由はGoogleの理念にあり【SEOの本質】
ブログのSEO上位表示と文字数には関係がありません。
理由はハッキリしていて、Googleのジョン・ミューラー氏が、TwitterとYouTubeにおいて「文字数の多さで記事を評価するようなアルゴリズムは存在しない」と発言しているためです。
また、SEO対策の肝である、Googleのアルゴリズムを紐解くには、Googleの理念である下記の公式の文言がカギとなります。
完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズに一意するものを返すエンジンである。
Google 共同創業者 Larry Page
長文だとSEO的に有利?
2015年〜2017年頃はコンテンツSEOの時代と言われていて、長文が強かった時代でした。
例えば、[アニメ映画 おすすめ]で検索すると、上位は「65選、TOP70」などボリュームの多いまとめ記事となっています。
※1位の記事は3万字以上のボリュームです。
この結果から、「たくさんの情報の中からおすすめ映画を調べたい」という読者ニーズが推測されます。
かと言って、読者ニーズを無視して、ただ単に文字数を増やせばいいというわけではありません。
実際、1位を獲得している記事は平均3000〜5000文字のものが最も多いと言われています。
月間検索ボリュームが1万以上あるようなのビッグキーワードでは、どうしても長文になりがちです。
しかし、検索ボリュームが100〜1,000ほどのキーワードであれば、長文じゃなくても十分に上位を狙うことは可能です。
キーワードの選び方については、SEOキーワード選定の方法とコツを解説【4ステップ】にて詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
ブログ記事の文字数は3,000〜5,000文字が目安
前述した通り、SEOに最適な文字数というのは存在しません。
ただし、あえて言うならSEOを意識した場合、1記事あたりの文字数は3,000〜5,000文字ほどとなります。
なぜなら、読者ニーズを満たす記事を書くには、ある程度情報量が必要になり、その目安が3,000字ほどとなるからです。
実際、読者ニーズにこたえられる記事を書くと自然と文字数が増えるので、3,000字未満で書くのは結構難しいです。
一般的に人が文字を読むスピードは、1分間におよそ400〜800文字といわれています。
これを元に計算すると滞在時間の目安は下記の通り。
🔽
- 3,000文字:4分〜7分半
- 5,000文字:6分半〜12分半
読者ニーズを満たしつつ文字数を増やすには?
では、読者ニーズにこたえることを意識しつつも、文字数を増やしていくにはどうしたらいいか。
答えは、「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2つを満たすことです。
例をあげると、[ブログ 始め方]というキーワードだと、顕在ニーズと潜在ニーズは下記のようになります。
- 顕在ニーズ:ブログの始め方の具体的な手順を知りたい
- 潜在ニーズ:ブログを収益化する方法や継続するコツを知りたい
記事の中で上記2つのニーズを満たすために、「ブログの開設方法の説明」と「収益化の手順や継続のために必要な情報」の2つの内容を含めればOK。
1記事の中で「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2つを満たすことで、読者の悩みを根本からプラスアルファで解決に導くことができます。
読者ニーズを調べる方法は、検索意図とは?SEOでの重要性とブログでの活用方法を解説にて、わかりやすく説明しています。
【SEOのコツ】ブログで上位表示を狙うポイント
ブログでSEO上位をとるためのポイントをお伝えします。
これからご紹介するポイントを理解すれば、SEO上位を狙うコツがつかめてくるので、ぜひチャレンジしてみてください。
ロングテールキーワードで1位をとってみる
まず、初心者におすすめなのが、ロングテールキーワードを狙うことです。
例えば、[◯◯市 楽器店 おすすめ]といった感じで、ローカルな楽器屋の記事を書いて上位表示を狙うといった感じ。
ロングテールキーワードでSEO上位をとる感覚をつかめば、他のキーワードでも上位を取るコツが身についていきます。
ロングテールキーワードについて詳しく知りたい方は、【SEO対策】ロングテールキーワードとは?【選び方のコツ】をチェックしてみてください。
ブログの読みやすさを確認する【読者対策】
SEO対策は、Google向けの対策の他に、読者(ユーザー)向け対策も重要となります。
具体的には、読者の読みやすさや、必要な情報が含まれているかといったような、「この記事いいな」と思ってもらうための対策です。
読者がストレスなく記事を読むためにおすすめなのが、音読です。
ブログ記事を公開する前に、一度音読することで、不自然な部分や違和感のある部分に気付くことができます。
- 説明がくどすぎないか
- わかりにくい表現がないか
- 同じ語尾を繰り返していないか
- 記事タイトルに合った内容になっているか
実際に音読することで、読者がひっかかるポイントもつかめてきます。
- なぜその結論になるの?
- この言葉の意味ってなに?
- 具体的な説明ってないの?
これらの質問が出そうだな、といった箇所には説明を追記するなどして、より読者の目線に立ったクオリティの高い記事に仕上げていくことができます。
Twitterで要点をまとめる練習をする
Twitterは要点をまとめる練習をするにはうってつけのツールです。
なぜかというと、1ツイート140文字以内という制限があるから。
相手に伝えたいことを、140文字で短く適切に伝える訓練となります。
ブログ記事の文字数に関するよくある質問
ブログの文字数について、よくある質問にお答えしていきます。
Q1:1記事で長くなりすぎてもいいの?
文字数が多くなってもOKです。
内容によっては、1記事で3万字や5万字といった文字数になる場合もありますが、まったく問題ありません。
無理矢理に文字数を増やしてもプラスの効果はありませんが、読者にこたえるコンテンツを目指した結果、文字数が増えたのであれば全然構いません。
Q2:ブログの文字数を調べる方法は?
ブログの文字数をカウントするおすすめツールは下記の3つです。
- Googleドキュメント
- 文字数カウント
- WordPressの投稿ページ
Googleドキュメントでは、上部の「ツール」→「文字カウント」の順でクリックすればOK。
文字数カウントについては、上記のリンクからWebサイトへ行き、サイト上のボックス内に文字を貼り付け、カウントボタンをクリックすればOKです。
WordPressでブログを書いている方は、投稿ページ左上にある「i」のボタンをクリックすることで、文字数を確認することができます。
まとめ:ブログは文字数を気にせず読者目線を大切に
今回は、ブログ記事の文字数は重要ではないということを、明確な根拠をもとに解説しました。
この記事のポイントをまとめると下記の通り。
- ブログ記事の最適な文字数は存在しない
- 目安は1記事3,000〜5,000文字ほどのボリューム
- 顕在ニーズと潜在ニーズの2つを満たす記事を書く
- SEO上位を狙うポイントはロングテールと読者対策とTwitter運用
ブログ記事に正解の文字数は存在しません。
文字数が少なくても、コンテンツの内容次第でSEO上位は十分に狙えます。
初心者が最初にやるべきSEO対策については、下記の記事にまとめているので参考にしてみてください。