多くの著作を持つ作家であり、YouTubeやメルマガ等でメンタルに関する情報を発信するなど、
幅広くご活躍されている、精神科医の樺沢紫苑先生。
そんな樺沢先生が繰り返し提唱する、「朝散歩」について、
実際に試した結果を報告します。
目次
朝散歩の具体的な方法
僕が実際におこなった方法は、以下の通りです。
- 開始時刻はAM7:00〜AM9:00。
- 散歩時間は5分~30分程度。
- 悪天候の場合は中止。
といった感じで、比較的ゆるめの条件で、自分でも無理なく実行できる範囲ではじめました。
朝散歩で参考にした本
「ブレインメンタル強化大全」、「ストレスフリー超大全」といった本に、朝散歩について詳しく書かれていたので、そちらも参考にしました。
また、散歩中の呼吸方法については、医師・脳生理学者の有田秀穂先生の著書、「脳からストレスを消す技術」を参考にし、リズミカルな呼吸をなるべく意識しました。
樺沢紫苑先生のYouTubeチャンネル、樺チャンネルでも朝散歩についての動画は多々ありますが、
実際に本で学んだ方が内容も詳しく知ることができ、より納得した形で取り組むことができました。
モチベーションアップにもつながるので、これから朝散歩をはじめようと考えている方は、
これらの書籍を活用すると、さらに効果的だと思います。
サプリメントも活用
朝散歩をするにあたって、よりメンタル向上を狙うために、サプリメントも使用しました。
メンタルに良いと言われているサプリメントで、僕が使用したものは下記の3種類。
- ロディオラ
- セントジョーンズワート
- トリプト
実際に僕が使用したのは下記の商品です。
- ロディオラは、メンタリストDaiGoさんが紹介していたので、同じものを使用。
- セントジョーンズワートは、うつ治療でも使用されていたということで購入。
- トリプトファンは、Amazonで高評価だったため購入。
それぞれ数ヶ月おきに使用しましたが、個人的に一番効果があったのは、「トリプトファン」でした。
個人の相性もあると思うので、色々試してみて、自分に合ったものを使用するのがおすすめです。
朝散歩を2年続けた結論
早速、結論をお伝えすると、
「効果アリ」
ただし、効果を実感するまで1年以上かかった。
この辺について、具体的に説明します。
当時の状況
まず、当時の僕の状況は、
立て続けに起こった仕事関係(業務内容や人間関係)の急激な変化にともない、
メンタルが悪化し、鬱状態に。
毎朝、目が覚めると胸が”ズーン”と重く苦しい感覚があり、
ひどい時は昼過ぎまで起きることができないこともあり、焦っていたという状況でした。
”なんとかしないと本当にヤバい…”
と思い、色々自分なりに調べていた結果、
樺沢紫苑先生の動画や書籍の情報に影響を受け、朝散歩を試してみた。
といった具合です。
とにかくなんとかしたいという焦り
はじめは5分程度、近所の公園を散歩することからスタート。
それまで、普段公園に行くことなどなかった自分にとっては、なんとなく気恥ずかしいような思いでしたが、
とにかくその時の状況を打破すべく必死でした。
それから、日によって時間にばらつきはありましたが、15分程度を目安に続けていました。
効果を信じて継続
1ヶ月経過…
2ヶ月経過…
半年経過しても、正直わかりやすい変化は起きませんでした。
そして、1年程度続けた頃からなんとなく、
そういえば、朝の”ズーン”とした胸が重く苦しい状態がない。
と、ふと気づきました。
その後、さらに数ヶ月〜半年程度経過したあと、
朝のすがすがしさや、青い空を見て気持ちいい日だなと感じられるようになり、
これはいつの間にか効果があらわれていたのでは?
と、その時ようやくはっきりと効果を認識することができました。
朝散歩を2年間続けた感想
今思えば、少しずつ効果は出ていたのでしょうが、
僕の場合、鈍感だったのか、劇的に変化が感じられたというわけではなく、
”続けているうちにいつの間にか良くなっていた。”というのがリアルな感想です。
期間は、
効果が出始めたと実感できたのは、1年後くらい。
確信に変わったのは1年半くらいかかったといった感じです。
ただ、期間に関しては、個人差が大きいと考えられますので、一概には言えないところです。
ちなみに、樺沢先生のYouTubeの動画では、数日で効果が出る方もいるみたいで、1〜3ヶ月程度でかなりの効果が出るとおっしゃっていました。
そう考えると、僕の場合はかなり時間がかかった方だと思います。
1年というとちょっとハードに聞こえるかもしれませんが、続ける価値は十分にあると感じました。
僕自身、続けて本当に良かったと感じていますし、今も継続しています。
繰り返し朝散歩の情報を発信してくださった樺沢紫苑先生に感謝です。
そんなわけで、朝散歩の効果について、実体験を語ってみました。