審査に通って、ブログを収益化したいです!
この記事では、以上のような疑問を解決できる内容となっています。
- Googleアドセンスの審査に合格するコツ【7つ】
- Googleアドセンス審査の申し込み方法
- 審査に落ちた時に対策すべきポイント
この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、当サイトではブログ運営に役立つノウハウを発信しています。
この記事では、Googleアドセンスに合格するためのコツ、審査の方法について解説していきます。
「なかなか合格できない…」といった方が見直すべきポイントについてもお伝えしますね。
Googleアドセンス審査は難易度が高いと言われていますが、しっかり対策さえすれば、合格率はグッと高まります!
それでは、いってみましょう!
目次
Googleアドセンスとは?【基本情報】
Googleアドセンスとは、Googleが提供する広告をサイトに掲載し、その広告のクリック数に応じた報酬が、サイト運営者に支払われるシステムのことです。
広告の内容は自動的に決まるため、広告を貼る位置を決めるだけでOK。
サイトに訪れたユーザーに適した広告が自動的に表示され、広告がクリックされると収益が発生します。
Googleアドセンスの仕組みを簡単に図にすると下記のような感じ。
審査に合格すれば、すぐに広告を貼ることができるので、手軽に収益化が可能です。
Googleアドセンスの審査の基準とは?
Googleアドセンスの審査は、「広告を貼るのに適しているサイトであるか」を判断するためにあります。
審査の基本になるものが以下の3点。
- ユーザーに有益な情報が提供されていること
- 安全に運営されているサイトであること
- 広告主のイメージに反しないこと
この基本的な考えにもとづいて、後ほど、対策のコツを具体的に紹介していきますね。
Googleアドセンスの審査合格率は?
Googleアドセンスの審査の合格率は、公式には発表されていません。
参考として、GoogleアドセンスヘルプフォーラムのTC(トップコントリビューター)の情報によると、2017年の不合格率は96%以上と述べています。
つまり、合格率は4%以下ということです。
Last year, more than 90% of applications for full or Blogger hosted Adsense accounts wew rejected.This year,that number has exceeded 96%.
訳:昨年は、通常のAdsenseやBloggerホスティングアドセンスの申し込みの90%以上が却下されました。今年(2017年)、その数は96%を超えています。
参考:2017年 AdSense申請の96%は非承認、合格率は4%!? | ブロギングライフ
ただし、これは海外のデータかつ、2017年時点の数字です。
日本国内では、もう少し合格率は高いと考えられますし、審査の再申請もできるので、実際の合格者数の割合で見ると数値は間違いなく上がるでしょう。
たしかに審査に合格するのは難しく、なかなか通らないといった人が多くいるのも事実です。
続いて、合格するためのコツを具体的に解説していきますね。
Googleアドセンスの審査に合格するコツ【7つ】
ここからは、Googleアドセンスの審査に合格するためのコツをご紹介していきます。
- 独自ドメインを使う
- サイトレイアウトを整える
- 最低限の記事数と文字数を用意する
- プライバシーポリシー・運営者情報を掲載する
- Adsenseプログラムポリシーを守る
- ユーザーに役立つ記事を書く
- 独自性がある記事を書く
それぞれ一つずつ解説していきますね。
①:独自ドメインを使う
Googleアドセンスの審査は、独自ドメインであることが前提条件です。
独自ドメインを使うのは、一般的に「WordPressでブログを始める」と考えてOKです。
まずは、独自ドメインを使って自分のサイトを立ち上げるのが前提となります。
独自ドメインの取得から、ブログの立ち上げまでの方法は、下記の記事でわかりやすく解説しています。
🔽
-
【10分で完了】WordPressブログの始め方【初心者でも簡単開設】
続きを見る
②:サイトレイアウトを整える
Googleアドセンス審査に合格するでは、サイトのユーザビリティを高めることが大切です。
ユーザビリティとは、読者にとって見やすいサイトであるか、わかりやすいサイト構造であるか、ということです。
Googleのヘルプでも、ユーザビリティは重要な項目であると明言されています。
>>Google AdSense ヘルプ:サイトのページが AdSense のご利用条件を満たしているか確認する
ユーザビリティを高める方法として、サイトレイアウトを整えることが必要となります。
- 文字サイズや配色の見やすさ
- メニュー・カテゴリーの設置
- モバイル端末での見やすさ
上記のように、ユーザーにとって便利で操作のしやすいサイト構造になるよう、レイアウトを整えましょう。
WordPressのテーマを使用することが、最も一般的で効果の高い方法です。
他のおすすめWordPressテーマについては、WordPressブログおすすめテーマ厳選5つ【有料・無料】で紹介しています。
③:最低限の記事数と文字数を用意する
アドセンス審査に合格するには、一定以上の記事数と文字数が必要となります。
- 8記事以上
- 1記事につき1000文字以上
最低限、以上の数値が合格の目安となります。
必要な記事数と文字数の根拠は以下の通り。
- ユーザーの悩みにこたえられる記事となると、最低でも1000文字は超える
- 以前は5記事で通ることもあったが、審査基準が変わり難化したため8記事以上必要
あくまでも目安ではありますが、上記の記事数・文字数を満たしてから審査を申し込みましょう。
1000文字以上の記事がなかなか書けない方は、ブログ1000文字以下は稼げない理由とは?【原因と対策】を参考にしてみてください。
④:プライバシーポリシー・運営者情報を掲載する
アドセンス審査では、「プライバシーポリシー」と「お問い合わせフォーム」は必須項目なので、必ず設置してください。
お問い合わせフォームは、プラグインを使用することで簡単に作成できます。(おすすめは、Contact Form 7です。)
また、サイトの信頼性を高めるために運営者情報も記載しましょう。
匿名・ペンネームでもOKなので、プロフィールのあるページを作成しましょう。
⑤:AdSenseプログラムポリシーを守る
Googleアドセンスには、Adsenseプログラムポリシーというルールがあります。
簡単に言うと、不適切なコンテンツや有害なコンテンツは、避けましょうということです。
- 誹謗・中傷
- 暴力の助長
- 信頼性のない情報
- 著作権
- 画像などの無断転載
- 詐欺
- 性的コンテンツ
詳しくは、Google Adsenseヘルプ内にある下記の3つのページに記載されているので、一度目を通してみてください。
ユーザーのために正しいコンテンツ作りを意識していれば、基本的には問題ありません。
⑥:ユーザーに役立つ記事を書く
Googleの理念でもある「ユーザーファースト」は当然、アドセンス審査にも重要な基準となります。
サイトの品質は、「ユーザーにとって役に立つかどうか」が大きな判断基準となります。
- ユーザーの悩みを解決する
- ユーザーの求めている情報を提供する
- ユーザーの検索意図を満たす内容である
上記のポイントを押さえて、ユーザーの役に立てる記事作りをしましょう。
検索意図については、検索意図とは?SEOでの重要性とブログでの活用方法を解説にて、詳しく解説しています。
⑦:独自性のある記事を書く
Googleは独自性のある記事を高く評価します。
中でも、体験・経験などを取り入れたオリジナルのコンテンツはアドセンスの合格するための一つのポイントとなります。
2022年12月15日に、Googleが「検索品質評価ガイドライン」を更新したことを発表しました。
今までE-A-T(Expertise:専門性、Authotitativeness:権威性、Trustworthiness:信頼性)とされていたものに、新たな「E:Experience(経験)」という項目が加わりました。
この事からも、実体験を取り入れた独自性のあるコンテンツがさらに重要視されることが示唆されています。
アドセンス合格のためには、Googleの求めている基準である「独自性のある記事」を作りましょう。
Googleアドセンス審査の申し込み方法
アドセンス審査の申し込み方法は、以下の5つの手順で完了します。
- Googleアカウントの作成
- Googleアドセンスのアカウントの作成
- お客様情報の入力
- サイトとアドセンスをリンク
- 審査をリクエスト
一つずつ、画像を使って解説していきますね。
手順①:Googleアカウントの作成
Googleアドセンスの申請には、Googleアカウントが必要です。
アカウントを持っている場合はログインしましょう。
アカウントを持っていない場合は、「Google アカウントの作成」のページへ行き、アカウントを作ってください。
手順②:Googleアドセンスのアカウントの作成
アドセンスのアカウントを作ります。
まずは、「Googleアドセンスの公式ページ」にアクセスし、「ご利用開始」をクリックしましょう。
クリックすると、「準備」というページに移行します。
「サイトURL」、「AdSenseからの情報配信を希望する」、「お支払先の国または地域」をそれぞれ入力し、「AdSense利用を開始する」をクリックすればOKです。
手順③:お客様情報の入力
続いて、お客様情報の入力に進みます。
アカウントの種類は、「個人」を選択します。
(※複数人で運用したり、ビジネスなどで使用する場合は「法人」を選択することもできます。)
「名前と住所」を入力し、「送信」をクリックでOK。
手順④:サイトとアドセンスをリンク
最後に、自分のWebサイトとアドセンスをリンクさせます。
AdSenseコードを、WordPressのテーマヘッダーに貼り付ければOKです。
まずは、AdSenseコードをコピーします。
WordPressのテーマヘッダーに貼り付けたら、「コードを配置しました」にチェックを付け、「送信」をクリックします。
手順⑤:審査をリクエスト
コードを配置し、AdSenseとリンク付けができたら、「審査をリクエスト」をクリックすれば、アドセンスの審査申し込み完了です。
審査に落ちた時に対策すべきポイント
審査に落ちた場合、記事やサイトを見直して再申請することができます。
再申請するときに、対策すべきポイントは下記の4つ。
- 記事数を増やす
- コンテンツ内容を見直す
- カテゴリーを絞る
- ユーザビリティの改善
記事数を増やす
審査に落ちる原因でも、特に多いのが記事数が少ないことです。
「不十分なコンテンツ」という理由で落とされた場合は、記事数を増やすこと、1記事あたりの文字数を増やすことが対策となります。
コンテンツ内容を見直す
記事数同様、コンテンツの価値が低いことが原因で不合格となるパターンも非常に多いです。
「価値の低い広告枠」という理由の場合、読者に価値があるコンテンツがどうか、記事内容を見直して改善していきましょう。
カテゴリーを絞る
まだサイトを立ち上げたばかりで記事数が少ない場合、カテゴリーを絞ることで、審査に通る場合があります。
記事数が少ない段階で、カテゴリーをこまかく分けてしまうと、サイト内にバラつきが出てしまいます。
カテゴリーを絞ることで、サイトに統一感が出ますし、「このサイトはこういうジャンルに詳しいんだな」という情報の信頼性も上がります。
カテゴリーが多い場合は絞って、再申請してみてください。
ユーザビリティの改善
審査に合格するコツ②のところでもお話ししましたが、サイトレイアウトを整えて、ユーザーが使いやすいサイト作りにすることは重要です。
メニューバーを設置したり、探している記事にたどり着きやすいような、わかりやすいサイト構造を目指してください。
また、スマホが普及したことにより、モバイル端末から見たレイアウトも大切になります。
「モバイルユーザビリティが低い」という理由で不合格となる場合もあります。
Googleが提供している「モバイルフレンドリーテスト」というツールもあるのでチェックしてみてください。
まとめ:アドセンス審査に合格して収益化しよう!
今回は、アドセンス審査に合格するための7つのコツと申請方法、落ちた時の対策ポイントについて解説しました。
- 独自ドメインを使う
- サイトレイアウトを整える
- 最低限の記事数と文字数を用意する
- プライバシーポリシー・運営者情報を掲載する
- Adsenseプログラムポリシーを守る
- ユーザーに役立つ記事を書く
- 独自性がある記事を書く
これらのコツを意識して対策すれば、合格する可能性はグッと高まります。
アドセンスに合格すれば、すぐに広告を貼ることができます。
アドセンス審査に合格して収益化を目指しましょう!