SEO効果を高めるような具体的なリライト方法を教えて欲しい!
この記事は、上記のようなお悩みを解決できる内容となっています。
- ブログのリライトで得られる効果
- リライトでSEO検索順位を上げる方法【3つの手順】
- 検索順位ごとのリライト方法
- リライトに関する、よくある質問3つ
この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、当サイトではブログ運営に役立つノウハウを発信しています。
今回は、ブログ記事のリライトで得られる効果や具体的な方法について解説します。
リライトはブログの成長のために欠かせない、重要な作業です。
ブログ記事をうまくリライトすることで、SEO効果・アクセスアップ・収益アップ、すべてにつながってきます。
適切にリライトすることができれば、ブログがグッと読まれるようになります。
基本を理解することで、誰でもうまくリライトできるようになります。
この記事では、SEOに効果的なリライトの方法と、リライトの具体的な手順についてわかりやすく解説していきます。
それでは、いってみましょう!
目次
ブログをリライトすることで得られる効果【基礎知識】
なぜ、そもそもブログ記事をリライトするのか?
まずは、ブログをリライトすることで得られる効果について、基礎知識についてご紹介します。
ブログをリライトすることで得られる効果は、下記の5つです。
- SEO効果
- 情報のアップデート
- 記事の品質のアップ
- ブログの新鮮さを保つ
- ユーザビリティの改善
それぞれ一つずつ解説していきますね。
①:SEO効果
ブログをリライトすることで、SEO効果(検索順位アップ)につながり、アクセス数アップにつながります。
狙ったキーワードで検索上位表示を狙うために、本文のリライトは効果的です。
また、タイトルのリライトでクリック率を上昇させることも可能です。
②:情報のアップデート
記事を書きっぱなしで放っておくと、記事内の情報はどんどん古くなっていきます。
古い情報で必要のないものはカットし、最新情報を取り入れるためにも、リライトは重要です。
③:記事の品質のアップ
記事の品質が低いと、Googleからの評価が上がらず、SEOに悪影響となります。
④:ブログの新鮮さを保つ
ブログの更新は、新規記事の投稿だけではありません。
リライトも立派な更新となります。
新しい記事を増やすことも大切ですが、過去記事を見直すことで、サイト全体の新鮮さを保つことができます。
⑤:ユーザビリティの改善
ユーザビリティ(読者にとってのわかりやすさ)は検索順位に影響する重要な指標となります。
リライトをすることで、記事の読みやすさや、内部リンクなどを見直すことができます。
リライトでSEO検索順位を上げる方法【3つの手順】
ここからは、SEOに効果的なリライトの方法を具体的に解説していきます。
- 手順①:リライトする記事の選定
- 手順②:検索順位ごとにリライト作業を行う
- 手順③:効果検証(検索順位の測定)
この手順通りにリライトし、SEO上位表示を狙っていきましょう。
手順①:リライトする記事の選定
まずは、上位表示したい記事を選びます。
具体的にどんな記事を選べばいいかというと、ポイントは下記の3つ。
- 公開後1~2ヶ月経過した記事
- 検索順位が50位以内の記事
- リライト効果の高い記事
ブログ記事を公開してから1~2ヶ月の間は、検索順位が安定しません。
公開後、1~2ヶ月後に順位が落ち着き、ある程度定まります。
50位以内の記事は、上位表示を狙える可能性が高い記事です。
50位以内の記事の中でも、順位によってリライト方法も変わってきます。
リライトすることでメリットにつながる記事を選びましょう。
どの記事でSEO上位表示を狙って、売り上げにつなげるのかを考える必要があります。
せっかくSEOで上位表示されても、収益化につながりにくいキーワードだと、目的を達成できない場合もあります。
手順②:検索順位ごとにリライト作業を行う
手順①でお伝えした通り、検索順位によってリライトの方法は変わってきます。
具体的には、
- 50位圏外
- 21位〜50位
- 6位〜20位
- 5位以内
の4パターンの方法があります。
これらのリライト方法については、後ほど詳しく解説します。
手順③:効果検証(検索順位の測定)
記事を更新したあとは、効果検証をします。
Google Search Consoleなどのツールを活用することで、リライト前とリライト後のデータを比較することができます。
前述した通り、検索順位は安定するまでに、記事の更新から1ヶ月程度かかります。
検索順位の調べ方は下記の記事にて詳しく解説しています。
>>ブログ記事の検索順位の調べ方【おすすめチェックツールは3つ】
検索順位ごとのリライト方法【SEO効果】
ここからは、実際のリライト方法を具体的にお伝えします。
- 50位圏外
- 21位〜50位
- 6位〜20位
- 5位以内
50位圏外のリライト
前述した通り、検索順位が50位圏外の記事は、リライトには向いていません。
それでも、メリットの大きい記事や、渾身の記事は上位表示を狙いたいですよね。
そんな時は、「新規記事+301リダイレクト」で対処していきましょう。
301リダイレクトの方法は、簡単です。
新しい記事を書いた後、サーバーの「.htaccess」ファイルに、
redirect 301 元記事のURL 新規記事のURL
を入力するだけです。
例えば、
🔽301リダイレクトの元記事のURL
https://yutohappy.com/blog-start/
🔽301リダイレクトの新規記事のURL
https://yutohappy.com/blog-starts/
の場合、
redirect 301 /blog-start
https://yutohappy.com/blog-starts
と記述すればOK。
また、「Redirection」というプラグインを使う方法もあります。
プラグインを使う方法も超簡単で、新規記事を書いたら、旧記事と新記事のURLを入力するだけでOK。
21位〜50位のリライト
このあたりの順位であれば、十分に上位表示を狙える可能性ありです。
ポイントは下記の3つ。
- ユーザーの検索意図を満たす
- サジェストキーワードを含める
- タイトルとメタディスクリプションを変更する
検索意図とは、ユーザーがどのような意図で検索するのか、その目的のことです。
ユーザーのニーズにこたえるには、検索意図を理解したコンテンツを作ることが必須です。
例えば、この記事で想定している検索意図は、下記の3点。
- ブログのリライトの効果を知りたい
- ブログのリライトの具体的な方法を学びたい
- SEO上位表示を狙って稼げるブログにしたい
もし、この記事でリライトの効果についてしか書かれてなければ、3分の1しか検索意図を満たせていない記事となります。
こういった場合は、残りの2つ、リライトの方法とSEO上位表示を狙う方法を追記して、検索意図を満たしていきます。
リライト時にサジェストキーワードを含めることで、関連性が深まり、記事の評価が高まります。
例えば、「ブロガー」とGoogle検索窓に入力すると、下記のように9個のサジェストキーワードが出てきます。
記事に合ったキーワードで重要なキーワードがあれば、積極的に追記していきましょう。
サジェストキーワードを盛り込みすぎると、コンテンツ量が膨大になり、何を伝える記事なのかハッキリしなくなります。あくまでも読者ニーズを考えて検討しましょう。
サジェストキーワードを調べる方法には、「ラッコキーワード」という無料ツールを使うのもおすすめです。
検索キーワードと関連性のあるキーワードを含め、よりユーザーの検索意図に合うコンテンツに改善していきましょう。
最もわかりやすく、効果もハッキリ現れやすい対策です。
タイトルの役割は読者の関心を引くことです。
効果的なタイトルをつけることでユーザーの反応はガラッと変わります。
魅力的な記事タイトルを付ける方法は、ブログ記事タイトル付け方8つのコツ【SEOに強い決め方と裏技30】にて詳しく解説しています。
メタディスクリプションとは、記事の概要を紹介する説明文のことです。
Googleの検索結果でタイトルの下に出てくる文章になるので、タイトル同様、ユーザーの興味を持たせるための重要な情報となります。
メタディスクリプションの書き方については、メタディスクリプションの最適な文字数とSEOに効果的な書き方でわかりやすく解説しています。
6位〜20位のリライト
このあたりの記事はすでにGoogleから評価されている記事です。
ここからは、上位記事との戦いとなるため、より戦略的にリライトしていくことが必要です。
CTRとは、クリック率(Click Through Rate)のことです。
CTRは、Google Search Consoleで確認できます。
Google Search Consoleのページへ行き、「検索パフォーマンス」→「平均CTR」の順にクリックすればOK。
CTRって、どのくらいの数値であればいいのでしょうか?
seoClarity(SEOクラリティ)が公開した2021年11月の検索順位別CTRデータ(日本)は下記の通り。
1位:13.94%
出典:2021 CTR Research Study: The Largest Ever for SEO
2位:7.52%
3位:4.68%
4位:3.91%
5位:2.98%
6位:2.42%
7位:2.06%
8位:1.78%
9位:1.46%
10位:1.32%
上記の数字と比較して、CTRが低い記事はタイトルとメタディスクリプションを改善し、クリック率の向上を狙いましょう。
ページ滞在時間は、読者がそのページに滞在している時間の平均値です。
Google Analyticsでチェックできます。
ごく一般的に人が文字を読むスピードは、1分間におよそ400〜800文字といわれています。
計算すると、文字数による滞在時間の目安は下記のようになります。
🔽
- 1,000文字:1分半〜2分半
- 3,000文字:4分〜7分半
- 5,000文字:6分半〜12分半
ブログは全文読む人が少なく、読み飛ばす場合が多いので、上記の数字よりさらに短い時間が目安となります。
上記の時間を基準とし、それより平均滞在時間が低い場合は、記事内容を見直す対象となります。
- 結論から伝える
- 読みやすい文章にする
- 検索意図を深掘りする
滞在時間を伸ばすには、文章の読みやすさを意識しつつ、ユーザーの検索意図を満たした記事を書きましょう。
さらに上位を目指すためには、不足しているコンテンツや独自を追加して戦っていきます。
5位以上のリライト
5位以上の記事は、リライトだけではSEO順位のアップはできない場合が多いです。
なぜなら、SEOの外部対策が必要となるからです。
- 被リンク数を増やす
- サイテーションを高める
- ドメインパワーを上げる
上記の3つを対策することで、さらなる順位アップも狙えます。
他のサイトからリンクを貼ってもらうことで、記事の価値が向上します。
被リンクをもらうための対策は、下記の2つ。
- SNSでブログ記事をシェアする
- 紹介してもらいやすい内容の記事を書く
SNSはブログのコンテンツを拡散するには有効なツールです。
サイテーションとは、自分のサイトの言及や引用のことです。
例えば、SNSで「YUTOさんの記事を読んでアフィリエイトの成果が上がった!」と言及されることで、サイテーションがアップします。
被リンクの獲得と同様、SNSを活用するのがおすすめです。
ドメインパワーとは、Webサイトの強さを表す指標のことで、検索エンジンからの信頼度を数値化したものです。
ドメインパワーの向上は一朝一夕で成果が出るものではないので、地道に対策していくしかありません。
- 記事数を増やす
- 更新頻度を増やす
- 記事のクオリティを上げる
これらを地道に繰り返し、サイトの価値を高めることで、5位からさらなる順位アップを狙っていきましょう。
リライトに関するよくある質問3選
最後に、リライトに関するよくある質問にお答えしていきます。
- Q1:リライトをはじめる時期は?
- Q2:リライトは1回でいいの?
- Q3:リライトにおすすめのツールってあるの?
Q1:リライトをはじめる時期は?
リライトをはじめるタイミングは、ざっくり50記事が目安となります。
ブログを立ち上げたばかりの場合、リライトよりも新規記事を作ることを優先しましょう。
ブログを開始したばかりの状態だと、ドメインの評価が低いため、順位が上がりにくいです。
Q2:リライトは1回でいいの?
リライトは1回ではなく、定期的にする必要があります。
2回、3回と繰り返すことで上位表示される場合もあります。
Q3:リライトにおすすめのツールってあるの?
リライトに使うツールとしては、
の2つが基本ツールとなります。
さらに便利なのが、「GRC」という検索順位チェックツールです。
自動で計測してくれるので、面倒な設定などもありません。
起動するだけで、すでに順位チェックが完了しているという優れもの。
月額わずか495円〜なのでかなりリーズナブルです。無料版もあるので一度試してみてください。
その他にリライトに行き詰まった人におすすめなツールが、「再検索キーワード調査ツール」というツールです。
このツールを利用することで、リライトで使うべきキーワードを調べることができます。
パスワードは柏崎剛さんのTwitterにて、毎週日曜日のAM10:00に公開されています。
再検索キーワードとは?
検索ユーザーが検索結果に満足いかなかった際、Googleの検索フォームに再度入力するキーワードのこと
引用:再検索キーワード調査ツール
リライトの方針に行き詰まった方は、再検索キーワードも活用してみてください。
まとめ:リライトでSEOに強いブログを育てよう!
この記事では、SEOに効果的なリライトをするための、具体的な方法について解説してきました。
本記事をざっくりまとめると、下記の通り。
- 50位以上の記事をリライトする
- 検索順位によってリライトの方向性が変わる
- 50位圏外は「新規作成+301リダイレクト」で対処する
- 6位〜50位はリライトの効果が出やすい
- 5位以上はSEO外部対策を狙う
- 記事数が50記事を超えたらリライトをはじめる
- リライトは定期的に繰り返す
過去記事をリライトすることは、ぶっちゃけ地味な作業ですが、サイトの成長に欠かせないSEO対策となります。