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BacchusギターRSMシリーズ紹介【話題のローステッドメイプル】

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最近、ローステッドメイプルネックを搭載したギターが、非常にリーズナブルな価格で登場し、売れに売れているらしい。

とのことで、

全種類試してみたので、ありのままをお伝えします。

「実際、どんなギターなの?」

「気になっているけど、いろいろ不安。」

「実物のレビューを知りたい!」

といった方の参考になればと思います。

この記事の信頼性

リーズナブルなギターからハイエンドなギターまで、さまざまなギターを弾いてきました。

ローステッドメイプルネックとは?

ひとまず、「ローステッドメイプルネックとはなんぞや?」

ということを超簡単に説明しますと、

意味は言葉通りそのままで、

Roasted(ローストされた、焼かれた、燻された)

Maple(メイプル素材)

Neck(ネック)

で、ローステッド・メイプル・ネックです。

ローステッドメイプルネックのメリットとしては、

  • メイプル素材のネックを、高温で加熱処理する事で、強度や剛性が高まる。

  • ネックの反りやねじれに強く、安定した状態を保ちやすい。

  • ルックス的には、高級感があり、本格派の雰囲気。

など、ギタリストにとって魅力的な特徴があります。

そんな、ローステッドメイプルネックですが、

搭載されているギターは高価なものが多く、10万円以上のクラスのギターがほとんどでした。

ところが最近、非常にリーズナブルな価格帯で、このローステッドメイプルネックを採用している、

「BacchusのRSMシリーズ」

というギターがあることを知り、色々調べ上げ、実際に試してみました。

まずは、ラインアップについて、詳しくご紹介したいと思います。

Bacchus RSMシリーズのラインアップ

Bacchus RSMシリーズのギターの全ラインアップは、

  • ストラトキャスタータイプ3種類
  • テレキャスタータイプ3種類
  • ジャズマスタータイプ2種類
  • その他、ストラトのディンキーシェイプが1種類

となっています。

それぞれ、紹介していきますね。

ストラトキャスタータイプ

ストラトキャスタータイプは、ピックアップのレイアウトによって、以下の3種類があります。

  • BST-1-RSM/M、BST-1-RSM/R
  • BST-2-RSM/M、BST-2-RSM/R
  • BST-3-RSM/M

型番の意味合いですが、BSTは(Bacchus Stratocaster)の頭文字だと思われます。

RSMは(Roasted Maple) 。

そして、「/」以降のMとRの違いは、

Mがメイプル(Maple)指板、Rがローズ(Rose)指板となっています。

では、ストラトキャスタータイプの3種類をそれぞれ紹介していきます。

BST-1-RSM/M、BST-1-RSM/R

ピックアップのレイアウトがS-S-Sとシングルが3つ載っている、最もオーソドックスなタイプが、

  • BST-1-RSM/M
  • BST-1-RSM/R

です。

カラーも豊富なので、好みの色も選びやすいのではないでしょうか?

オーソドックスかつトラッドなストラトタイプを求めている方におすすめです。

BST-2-RSM/M、BST-2-RSM/R

次に、ピックアップのレイアウトがS-S-Hと、リアがハムバッカーになっているタイプが、

  • BST-2-RSM/M
  • BST-2-RSM/R

です。

ちなみに、これが1番人気のモデルとなっています。

中でも、白(Olympic White)のカラーが1番人気で、売り切れていることが多々あるので、見つけた時は買い時かもしれません。

僕個人の好みとしても白が一番カッコいいかなと思います。

リアがハムバッカーとなっていますが、トーンノブを引き上げることによって、コイルタップもできるので、

シングルコイルの音を出すことも可能です。

太い音もきらびやかな音も、色々なバリエーションのサウンドを楽しみたい方におすすめです。

BST-3-RSM/M

そして、ストラトタイプの最後が、

ピックアップのレイアウトがH-Hと、ハムバッカーを2つ搭載した、

  • BST-3-RSM/M

です。

こちらはメイプル指板のみとなっています。

フロントピックアップもリアピックアップもハムバッカーということで、

ストラトでレスポールチックな音を出したい方、太くパワフルな音が好みの方におすすめです。

ストラトキャスタータイプは、以上の3種類になります。

テレキャスタータイプ

テレキャスタータイプもストラトキャスタータイプと同様に、

ピックアップの違いやレイアウトによって、3種類の型番に分類されます。

  • BTE-1-RSM/M
  • BTE-2-RSM/M
  • BTE-3-RSM/M

型番のBTEは(Bacchus Telecaster)で、他の意味はストラトと同じです。

テレキャスタータイプに関しては、3種類ともメイプル指板のみとなっています。

BTE-1-RSM/M

シングルコイルピックアップが2つ載った、オーソドックスなテレキャスタータイプのものが

  • BTE-1-RSM/M

です。

"これぞテレキャス"といったサウンドも出したい方におすすめです。

BTE-2-RSM/M

フロントピックアップがハムバッカーサイズのシングルコイル、いわゆるソープバータイプのピックアップになっているのが、

  • BTE-2-RSM/M

です。

フロントが通常のオーソドックスなテレキャスタイプとは異なるので、

一風変わったサウンドを求めている方や、「おしゃれな見た目が好き!」といった方にもおすすめ。

BTE-3-RSM/M

フロント、リアともにハムバッカーのピックアップが載ったものが、

  • BTE-3-RSM/M

です。

形はテレキャスが好きだけど、サウンド的には太い音が好きといった方におすすめです。

テレキャスタータイプは、以上の3種類になります。

ジャズマスタータイプ

ジャズマスタータイプも同様に、ピックアップの違いにより、2種類に分かれています。

  • BJM-1-RSM/M
  • BJM-2-RSM/M

型番はBJMが(Bacchus Jazzmaster)で、他の部分は上記のタイプと同様です。

こちらもメイプル指板のみとなっています。

BJM-1-RSM/M

ピックアップがハムバッカーサイズのシングルコイルが2つ載っているものが、

BJM-1-RSM/Mです。

ジャズマスターを体験してみたい、ジャズマスターらしい音が好きといった方におすすめ。

BJM-3-RSM/M

ハムバッカーを2つ搭載したものが、

BJM-3-RSM/Mです。

ジャズマスタイプで、よりパワーのあるサウンドを求めている方におすすめです。

ジャズマスタータイプは、以上の2種類になります。

ストラトのディンキーシェイプ

最後に、ストラトキャスターのディンキーシェイプです。

  • IMPERIAL24-BP-RSM/M

ディンキーシェイプとは、通常のストラトキャスタータイプより、ボディが若干小ぶりになったものです。

スリムで抱えやすく、ハイポジションが弾きやすいのが特徴です。

IMPERIALというネーミングに、

24が(24フレット)、BPは(Burl Poplar)という、ボディのトップ材がバールポプラになっています。

このバールポプラの木目が非常にカッコよく、ローステッドメイプルネックとも相まって、

高級感にあふれたルックスとなっています。

個人的な好みとしては、プレイスタイル的な意味でも、見た目的な意味でも、

実は一番好みだったりします。

実際に試してみた感想

実際に試してみた感想ですが、

ローステッドメイプルネック搭載で、2万円前後という驚異的な価格なので、正直、あまり期待はしていませんでした。

結論から言うと、思っていた以上にかなり良かったです。

弾き心地も、サウンド面もまったく問題なしどころか、同じ価格帯の中でも一段階、抜きん出ているといった印象を受けました。

ネックは比較的薄めで、個人的には好みのタイプでした。

逆に、太目のほうが好みといった方は、気をつけた方がいいかもしれません。

ただ、初心者の方や、手の小さい方、日本人の平均的なサイズの方であれば、

基本的には薄めのネックの方が、「弾きやすい!」と感じる方が多いと思います。

見た目に関しては、”倍以上の価格帯や、10万円台のギターと比べても遜色ない”と言っても決して言い過ぎではないレベルです。

気になった点

ネット上でも評判は良いですし、個人的にも非常に高評価なのですが、

とはいえ、まったく欠点がないわけではありません。

気になった点としては、

主にネック周りなのですが、

フレットエッジの処理が甘い。

フレットの端の部分ですね。

そこが若干引っ掛かりがあり、多少違和感がありました。

ただ、引っかかりを感じる箇所はヤスリで削れば、簡単になめらかになります。

気になるとはいっても解決可能な部分なので、特に大きな問題とは感じませんでした。

同じく、フレットについて、もう1点あるのが、

フレットの高さが低めです。

いわゆるフェンダーのビンテージタイプに載っているような、低くて細めなフレットでした。

もちろん、これは好みの問題ですので、そっちの方が好み!といった方にはまったく問題のない話なのですが、

フレットが高めが好みという人は注意が必要な点かもしれません。

僕自身、フレットは大きくて高さのあるものが好みなので、これらのギターは多少の力の匙加減など、当然違いがありました。

それでも、特に弾きにくさは感じなかったです。

以上が、個人的に気になった点です。

最後に

BacchusのRSMシリーズについて、どんな種類があるのか。

実際に手に取った印象も含め、お伝えしましたが、いかがだったでしょうか?

受験が終わり、新生活がスタートするにあたって、

「ギターをはじめてみたい!」

「バンドを組んでみたい!」

「軽音楽部に入ってみたい!」

といった学生さんにも、

”セカンドギター、サブギターを探している経験者”の方にも、

自信を持っておすすめできるギターです

迷っている方、購入を検討している方は、当記事を参考にしてみてください。

それでは、楽しいギターライフを!

  • この記事を書いた人

YUTO

ブロガー、SEOコンサルタント、エンジニア。
北海道大学 工学部卒。
ブログで稼ぐためのノウハウを発信中。WordPress / SEO / アフィリエイト / Webライティングなどを解説しています。

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