この記事は、上記のようなお悩みを解決できる内容となっています。
- 画像SEOとは?
- SEOと画像の関係は?
- 画像SEOの対策7つ
- 画像SEOの注意点3つ
- 画像SEOに関するよくある質問
この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、当サイトではブログ運営に役立つノウハウを発信しています。
ブログの見やすさや記事内容のわかりやすさを向上させるためには、画像を入れることは重要です。
「どんな画像にしたらいいの?」「ただ貼るだけでいいの?」と不安に思ったことはありませんか?
”なんとなく画像を入れてみただけ”といった方はもったいないです!
この記事を読むことで、SEOに効果的な画像の貼り方について、具体的な方法がわかるようになります。
アクセスアップを狙って、画像を最適化していきましょう!
画像SEOとは?
画像SEOとは、画像を検索エンジンに合わせて最適化することで、検索上位表示を狙う対策のことです。
検索エンジンは主にテキストを基にコンテンツを評価しますが、画像も重要な判断要素となっています。
画像SEOを正しく行うことで、画像検索からのアクセスを増やしたり、ページ全体のSEO効果を高めることができます。
具体的な対策については、本記事内で解説していきます。
SEOと画像の関係は?
検索エンジンは主にテキスト情報を基にページを評価しますが、画像も重要なコンテンツ要素の一つです。
なぜなら、適切な画像が使用されている場合、検索エンジンはそのページをより高く評価するからです。
画像を適切に最適化することで、SEO効果を高めることができ、検索結果での上位表示が期待できます。
また、適切な画像を使用することで、検索エンジンにWebページの内容を的確に伝え、UX(ユーザーエクスペリエンス)を向上させることができます。
画像SEO対策のメリット
画像SEO対策を行うことで得られるメリットは下記の通り。
- ユーザーエクスペリエンスの向上
- 画像検索からのアクセス数増加
- サイトパフォーマンス改善
画像対策をしっかりと行うことで、読者にとって見やすく理解しやすいページとなります。
また、画像検索からの流入を増やすことにもつながります。
適切に圧縮された画像を使用することは、ページの読み込み速度が向上し、SEOに直接的な効果をもたらします。
特にモバイルユーザーの増加に伴い、速度は非常に重要な要素です。
ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します
(引用元:Google 検索セントラル ブログ)
画像SEOの対策7つ
画像SEOでやるべき対策は具体的に下記の7つです。
- オリジナルの画像を使う
- 内容のわかるファイル名にする
- alt属性(代替テキスト)を設定する
- 記事内容と関連性のある画像にする
- 高画質の画像を使う
- 適切なファイルサイズにする
- スマホでも見やすい画像にする
それぞれ一つずつ解説していきますね。
①:オリジナルの画像を使う
検索エンジンは、オリジナルで独自性のあるコンテンツを高く評価します。
これはテキストだけでなく、画像にも当てはまります。
多くのサイトがフリー画像を使用していますが、オリジナルの画像を作成・使用することで他サイトと差別化することができます。
他のサイトが同じストック画像を使っている場合、検索エンジンにとっても差別化が難しくなります。
自分で撮影したオリジナル写真はSEOに強い効果を発揮します。
アフィリエイト面でも有効で、商品・サービスなどの実際の画像を紹介することで、読者の信頼感も高まります。
オリジナルのイラストや、記事内容の説明を補足する画像も読者の理解度を高め、サイト滞在率のアップにもつながります。
オリジナルのイラストや図を作成したい方は、「Canva」がおすすめです。(※無料で利用できます)
②:内容のわかるファイル名にする
画像のファイル名はSEOにおいて重要な要素です。
「IMG_1234.jpg」や「photo.jpg」といった一般的なファイル名ではなく、画像の内容が明確にわかるファイル名を設定しましょう。
検索エンジンはファイル名を解析して画像の内容を理解し、それに基づいてランク付けを行います。
③:alt属性(代替テキスト)を設定する
alt属性(代替テキスト)とは画像の説明となるテキスト情報のことです。
alt属性は画像が表示されない場合に代替テキストとして表示されますが、SEOにおいても重要な要素です。
画像に関してより多くのメタデータを提供するうえで最も重要な属性は、代替テキスト(画像について説明するテキスト)です。代替テキストは、スクリーン リーダーを使用するユーザーや、低帯域幅のネットワークを使用しているユーザーなど、ウェブページの画像を見ることができないユーザー向けの補助機能としても役立ちます。
検索エンジンはaltテキストを基に画像の内容を理解し、ランキングに反映させます。
alt属性はWordPressで簡単に設定できます。
テーマによっては、記事内で簡単に設定可能です。
SEOに強いWordPressテーマを使用すると、このようなSEO対策の場面で便利だったりします。
④:記事内容と関連性のある画像にする
画像がページのコンテンツと直接関連していることが重要です。
関連性のない画像を使うと、ユーザーの混乱を招き、SEOにも悪影響を及ぼします。
検索エンジンは画像とページ内容の関連性を評価し、関連性が高いと判断されれば、より高い評価が期待できます。
⑤:高画質の画像を使う
高画質の画像を使うことは、Google公式で推奨されています。
ぼやけた不明瞭な画像よりも、高画質の写真はユーザーの関心を引きます。また、鮮明な画像は検索結果のサムネイルで目立つため、ユーザー トラフィックを得やすくなります。
(引用元:速度と画質を考慮して最適化する)
画像の品質はSEOだけでなく、ユーザーエクスペリエンスにも大きく影響します。
低品質な画像は、ページ全体のクオリティを下げるだけでなく、ユーザーの信頼を損なう可能性もあります。
⑥:適切なファイルサイズにする
高画質であっても、画像のファイルサイズが大きすぎるとページの読み込み速度にが遅くなり、SEOに悪影響を与えます。
表示速度はSEOの検索順位に関係するとGoogleは公式に発表しています。
私たちと同じように、ユーザーも速度を重視しています。そのため、私たちは検索ランキングでサイトの速度を考慮することにしました。当社はさまざまな情報源を使用して、他のサイトと比較したサイトの速度を決定します。
(引用元:Google検索セントラルブログ(Using site speed in web search ranking))
上記のように、表示速度はランキングを決める指標となっています。
理想的には、ファイルサイズは200KB以下に抑えることが推奨されますが、画像の用途によってはもう少し大きくても問題ありません。
表示速度をアップさせるための方法は、下記の記事で詳しく解説しています。
>>【基本】WordPress高速化!表示速度の改善7つの対策
⑦:スマホでも見やすい画像にする
PC・スマホ・タブレットといった、各デバイスにおいて見やすい画像にしましょう。(レスポンシブデザインと言います。)
特に、モバイル端末でのウェブサイト閲覧が増加しているため、スマホでも画像が適切に表示されることが非常に重要です。
Google では、4 月 21 日より、ウェブサイトがモバイル フレンドリーかどうかをランキング要素として使用し始めます。
(引用元:検索結果をもっとモバイル フレンドリーに)
レスポンシブデザインを採用し、すべてのデバイスで画像が最適化されているか確認しましょう。
画像SEOの注意点3つ
続いて、画像SEO対策で注意するべきポイントを3つ、お伝えします。
①:無断転載はNG
他のウェブサイトや著作権のある画像を無断で使用することは、SEOだけでなく法的リスクも伴います。
検索エンジンは著作権違反を厳しく取り締まっており、無断転載が発覚するとペナルティを受ける可能性があります。
>>アフィリエイトで捕まる?【知るべき法律と実際の逮捕事例】
②:記事と無関係な画像は使用しない
画像SEOでは、altテキストやファイル名にキーワードを含めることが推奨されますが、キーワードを詰め込みすぎることは逆効果になります。
キーワードの詰め込みは「キーワードスタッフィング」と呼ばれ、検索エンジンが不自然なコンテンツとして認識し、SEO評価を下げるリスクがあります。
Googleはコンテンツの自然な流れやユーザー体験を重視しているため、無理にキーワードを詰め込まず、自然な文章で内容を説明することが重要です。
③:画像だけでなくテキストでも説明する
画像だけで情報を伝えるのではなく、補足的なテキストを加えることが重要です。
検索エンジンは画像周辺の文脈を、画像の判断材料としています。
特に画像の前後の文章は、画像に関連する内容を入れるようにしましょう。
画像SEOに関するよくある質問
最後に、画像SEOに関するよくある質問についてお答えします。
- Q1:記事内で使う画像の数は多いほど良い?
- Q2:画像にキャプションを付けた方が良い?
- Q3:画像ファイル名は日本語でも大丈夫?
Q1:記事内で使う画像の数は多いほど良い?
画像の数が多ければSEOに良い影響を与えるわけではありません。
重要なのは、各画像がコンテンツと密接に関連し、ユーザーに価値を提供しているかどうかです。
多すぎる画像はページの読み込み速度を低下させる可能性があり、これがSEOに悪影響を与えることがあります。
記事内容に合った、適切な数の画像を使用しましょう。
Q2:画像にキャプションを付けた方が良い?
キャプションは画像の下に表示される短い説明文で、ユーザーが画像の内容を理解する助けになります。
検索エンジンもキャプションを読み取ってページ内容を評価するため、適切なキャプションを追加することでSEOに貢献します。
Google は、画像のキャプションやページタイトルなど、画像が掲載されているページのコンテンツから画像に関する情報を抽出します。
Q3:画像ファイル名は日本語でも大丈夫?
基本的には、ファイル名は英語の方が推奨されます。
なぜなら、日本語のファイル名は一部のブラウザやシステムで正しく表示されないことがあるからです。
また、英語の方がGoogleのクローラーに認識されやすくなります。
まとめ:画像を最適化してSEO効果を高めよう!
この記事では、SEOに効果的な画像対策について解説しました。
再度まとめると、下記の通り。
- オリジナルの画像を使う
- 内容のわかるファイル名にする
- alt属性(代替テキスト)を設定する
- 記事内容と関連性のある画像にする
- 高画質の画像を使う
- 適切なファイルサイズにする
- スマホでも見やすい画像にする
画像の最適化は、SEOにおける重要な要素です。
基本的な対策をするだけで、ページの検索順位が向上します。
今回ご紹介した方法は、初心者でも取り組みやすく、効果の高いものとなっています。