エレキギターをはじめるにあたって、
ギター本体の次に必要となるメイン機材の一つである、ギターアンプ。
「どれを選んだら良いかわからない!」
といった初心者の方や、アンプ選びに迷っている方の参考になればと思い、
ギター歴25年の僕が、
「これを選べば間違いない!」と言える超定番の自宅練習用ギターアンプを、
絞りに絞って”5つ”ご紹介します。
今回は自宅練習用の中でも、最も選ばれているサイズであり、お手軽かつ十分な性能を持った、10Wクラスのギターアンプをご紹介します。
目次
おすすめ自宅練習用アンプ5選
Marshall MG10
ギターアンプといえばコレ!といった超定番のMarshall。
ちなみに僕自身も一番最初に買ったのは、Marshallの10Wのアンプでした。
小さいながら、見た目もちゃんとマーシャルですし、サウンドもマーシャルらしさが表れています。
コントロール部分に関しては、
クリーンとオーバードライブを切り替えるチャンネルスイッチがあり、
ツマミは4種類で、
左から、クリーンチャンネルのボリューム、オーバードライブチャンネルのゲイン、オーバードライブチャンネルのボリューム、コンツァー(中音域)となります。
ヘッドホン端子もあるので、夜間の練習など、周りに配慮した練習にも対応できます。
また、MP3プレイヤーのライン入力端子もあるので、好きな曲に合わせて演奏することも可能です。
王道かつ申し分ないサウンドで、自信を持っておすすめできる1台です。
Fender Frontman10G
こちらも定番のFenderのギターアンプです。
煌びやかで洗練されたデザインといった感じですね。
Fenderといえばクリーンサウンドに強いイメージがありますが、ドライブチャンネルに切り替えると、
Marshallに劣らず、かなり歪みます。
コントロール部分は、
ゲイン、ボリューム、トレブル、ベースの4種類のツマミと、クリーンとオーバードライブのチャンネル切り替えスイッチになります。
こちらもヘッドホンやAUX INのジャックがついているので、安心して練習に没頭できます。
Marshallのトーンがコンツァー(中音域)の1つしかないのに対し、
こちらはトレブル(高音域)、ベース(低音域)に分かれているので、
より細かくイコライザーをセッティングしたいといった方には、こちらが向いているかもしれません。
VOX Pathfinder10
またまた超ド定番といえるギターアンプ、VOX。
価格、性能共に申し分なく、なんと!全世界で一番売れているギターアンプです。
レトロな見た目もおしゃれですし、部屋にあるとインテリア的にも映えるデザインですよね。
コントロール部分は、
ゲイン、トレブル、ベース、ボリュームと、
クリーン、オーバードライブのチャンネル切り替えスイッチ。
ヘッドホンジャックももちろんありますし、必要な機能が十分備わっている一台。
サウンドはフラットな印象で、クセが少なく、初心者でも扱いやすいギターアンプであると思います。
Blackstar Debut10
こちらは上記3つのギターアンプとはちょっと一味違った雰囲気の、Blackstarのアンプです。
今回ご紹介する中では最もリーズナブルな価格です。
かなりシンプルなので、はじめての方でも直感的に操作しやすいギターアンプだと思います。
見た目は、クリーム色とブラウンの配色で、
ビンテージ感があるというか、アンティークな雰囲気を醸し出しているデザインですね。
同じ10Wではありますが、上記3つのギターアンプに比べ、ひとまわり小さいサイズです。
ヘッドホン端子、MP3 LINE IN端子も装備。
コントロール部分にも特徴があり、
ボリューム、OD(オーバードライブ)、EQ(イコライザー)、ディレイの4つのツマミがあり、
ディレイが付いているのが特徴的です。
ディレイを設定することで、より奥行きの感じるサウンドを楽しむことができます。
クリーンとオーバードライブのチャンネル切り替えスイッチはありませんが、ODを上げればちゃんと歪みますので、ドライブサウンドももちろん楽しめます。
一風変わったギターアンプを使ってみたい方におすすめです。
Orange Crush12
こちらもギターアンプの定番メーカーである、Orangeの小型アンプCrush12です。
12Wということで若干出力は上がりますが、サイズ感が大きく違うわけでもなく10Wのアンプと同程度です。
カラーは2種類あって、オレンジの他にブラックもあります。
かわいらしい見た目ではありますが、結構歪みも強力なので、ラウドなギターが好きな方にも対応できるでしょう。
もちろんヘッドホン端子も装備しているので安心。
コントロール部分は、
ボリューム、ゲイン、オーバードライブの他に、
イコライザーが、5種類のアンプの中で唯一、トレブル、ミドル、ベースと、最もオーソドックスな3種の音域が揃っているので、
好みのサウンドを見つけやすく、音作りの勉強にもなると思います。
以上、自宅練習用ギターアンプの紹介でした。
やっぱりアンプを通して、自分の音を確認しながら練習することは、腕を磨くためにも、ギターを楽しむためにも大切です。
ぜひ、お気に入りのアンプと共に、ギターライフを楽しんでください!