ロリポップのハイスピードプラン徹底解説！デメリットは？

この記事は、上記のお悩みを解決できる内容となっています。

この記事でわかること

• ロリポップ！のハイスピードプランの特徴
• ロリポップ！のハイスピードのメリット・デメリット
• ロリポップ！のハイスピードと他プランとの違い
• ロリポップ！のハイスピードがおすすめな人
• ロリポップ！のハイスピードプランに関するよくある質問

この記事の信頼性

この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、当サイトではブログ運営に役立つノウハウを発信しています。

「ロリポップのハイスピードって、大人気プランになっているけど何がそんなにいいの？」と思っていませんか？

ハイスピードプランは、その名の通りサイト表示が速く、WordPressもサクサク動くレンタルサーバーです。

無料の独自ドメインや自動バックアップも付いて、機能面は上位クラス。でも料金は意外と手ごろ。

最新のSSDやNginxを使った高速表示など、WordPress運営に便利な機能がそろっています。

本記事では、ハイスピードプランの特徴や料金、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。

ロリポップのハイスピードプランとは？特徴と基本スペックを解説

まずは、ロリポップ！のハイスピードプランの基本情報について解説します。

ハイスピードプランの概要と位置づけ

ロリポップのハイスピードプランは、速度と安定性を重視するユーザー向けの上位プランです。

ロリポップ！のハイスピードプランの概要は下記の表の通り。

		ロリポップ！
基本情報	公式サイト	ロリポップ！
	運営会社	GMOペパボ株式会社
	運営実績	2001年〜
	運用サイト数	200万件
料金・プラン	人気プラン	ハイスピード
	初期費用	無料
	月額料金	550円〜
	無料お試し	◯（10日間）
	無料独自ドメイン	2個
	プラン変更	◯
	アダルトサイト	×
スペック	ディスク容量	700GB
	vCPU/メモリ	非公開
	サーバー	LiteSpeed
	PHP	PHP8/PHP7/PHP5
	MySQL	無制限
	転送量	無制限
	サイト数	無制限
	WordPress簡単インストール	◯
サポート	セキュリティ対策	WAFあり
	自動バックアップ	14日間（復元無料）
	メールサポート	◯（24時間受付）
	チャットサポート	◯(平日9:30〜13:00 14:00〜17:30)
	電話サポート	◯(平日10:00〜18:00)

ロリポップのハイスピードプランは、国内大手GMOペパボが提供するレンタルサーバーの中でも、特に高速表示を実現するために設計されています。

ロリポップ！プラン序列

※表は横にスクロールできます

ハイスピードプランは、エンタープライズに次ぐ上位プランでありながらも、リーズナブルな価格なので、とてもお得なポジションです。

サーバー性能（SSD容量・高速化技術）

ハイスピードプランは、ディスク容量700GBの第4世代NVMe SSDを搭載。

スタンダードプランの450GBに比べて、かなり容量は大きくなっています。

サーバー性能（SSD容量・高速化技術）比較

プラン	SSD容量	高速化技術
エコノミー	120GB	Nginx + Apache
ライト	350GB	Nginx + Apache
スタンダード	450GB	Nginx + Apache
ハイスピード	700GB	Nginx + LiteSpeed / LiteSpeed Cache対応
エンタープライズ	1.2TB	Nginx + LiteSpeed / LiteSpeed Cache対応

LiteSpeed Cache(WordPress高速化プラグイン)が標準搭載されているため、表示速度の速さはバツグン。

データベースはMySQL無制限で作成でき、複数サイト運営にも対応しています。

月額料金・契約期間・初期費用の詳細

ロリポップ！では、全プランで初期費用0円となっています。

月額料金については下記の通り。

月額料金比較（最安値）

契約期間による料金の違い

料金は契約期間によって変動しますが、最安で月額550円（税込）から利用可能。

最安値で比較すると、スタンダードと月額たったの55円の差しかないので、ハイスピードはかなりお得と言えます。

ロリポップのハイスピードプランのメリット4つ

ロリポップ！のハイスピードプランが持つ、知っておきたい4つのメリットをご紹介します。

ロリポップのハイスピードプランのメリット

• LiteSpeedという最高速Webサーバーを採用
• ドメインずっと無料（2個）の特典あり
• 電話サポートと自動バックアップが無料
• WordPressやCMS運用との相性が良い

①：LiteSpeedという最高速Webサーバーを採用

ロリポップのハイスピードプランが人気を集めている理由は、最新のWebサーバーソフト「LiteSpeed（ライトスピード）」を採用している点です。

LiteSpeedは名前のとおり“速さ”に強いWebサーバーで、従来のApacheやNginxに比べて処理能力が高く、アクセスが集中しても安定して高速表示できるのが大きな強み。

そして大事なのは、このLiteSpeedはハイスピードプラン以上でしか利用できないという点です。

スタンダードプランやライトプランではApacheを採用しており、同じロリポップ内でも性能に差があります。

つまり「表示の速さを最優先にしたい人」や「アクセス数が増えても安心して運用したい人」にとって、ハイスピードがおすすめ選択肢になるわけです。

②：ドメインずっと無料（2個）の特典あり

ハイスピードプラン以上のユーザーには「独自ドメインが2個ずっと無料」という特典がついてきます。

これはロリポップのスタンダードプランやライトプランには含まれないメリットで、契約している限りずっと費用ゼロで利用可能。

複数サイトを運営したいユーザーにとっても、2つの無料ドメインは魅力的な特典です。

独自ドメインはWebサイトの信頼性を高める重要な要素で、個人のブログ運営でも法人ビジネスでも欠かせません。

③：電話サポートと自動バックアップが無料

3つ目のメリットが、手厚いサポート体制です。

ロリポップのハイスピードプランでは、平日対応の「電話サポート」が無料で利用できるため、初心者でも安心して運用できます。

さらに、自動バックアップ機能も標準搭載。

毎日データベースやファイルをバックアップしてくれるので、万が一トラブルが発生してもワンクリックで復元可能です。

④：WordPressやCMS運用との相性が良い

ハイスピードプランは、WordPressやMovable TypeなどのCMS運用に最適化されています。

WordPress簡単インストール機能があり、契約後すぐに利用開始できます。

PHPやMySQLの最新バージョンに対応し、プラグインやテーマの互換性も高いため、制作や運用の自由度が広がります。

また、キャッシュ機能やHTTP/2対応により、WordPressの表示速度がさらに改善。

ロリポップのハイスピードプランのデメリット3つ

ロリポップのハイスピードプランは大きな欠点がほとんどないのが正直なところですが、あえて挙げるなら次の3つです。

ロリポップのハイスピードプランのデメリット

• 下位プランに比べ料金がやや高くなる
• 性能を持て余す場合がある
• 7世代バックアップは有料となる

①：下位プランに比べ料金がやや高くなる

まず1つ目は「料金」です。

ロリポップにはライトプランやスタンダードプランといった低価格な選択肢もあり、それらと比較するとハイスピードプランは月額料金がやや高めに設定されています。

月額料金比較（最安値）

エコノミーは99円で利用できますが、WordPressには対応していなく、ライトは264円で利用できますが電話サポートが利用できない、など、制限があるので注意が必要です。

ハイスピードの場合、料金は上がりますが、独自ドメイン無料やLiteSpeed対応ということを考えると、価格以上にお得感があります。

たとえば、スタンダードプランはハイスピードよりも月額55円安く利用できますが、LiteSpeedや独自ドメインずっと無料といった特典は付きません。

②：性能を持て余す場合がある

2つ目のデメリットは「性能を持て余す可能性」です。

ハイスピードプランはSSDストレージ、LiteSpeed、MySQLデータベース無制限など法人サイトやアクセス数の多いWebサイトにも対応できるスペックを備えています。

しかし、個人ブログや小規模なホームページであれば、ここまでの性能が必要ないケースもあります。

たとえばアクセス数が少なく、HTMLの簡単なWebサイトを公開するだけならライトプランでも十分。

逆にWordPressを使ってブログを制作し、検索順位アップや表示速度を重視する人にとってはハイスピードがベストです。

③：7世代バックアップは有料となる

3つ目は「バックアップ」について。

ロリポップのハイスピードプランでは、自動バックアップ機能が標準で無料で付いています。

もし誤ってファイルやデータベースを削除してしまった場合でも、すぐに復元が可能です。

一方で、「7世代バックアップ」というオプションもあります。

これは直近7回分のバックアップデータを保存できる仕組みですが、こちらは有料オプション（月額440円）となります。（エンタープライズプランでは無料）

ただ、通常の自動バックアップだけでほとんどのケースに十分対応可能です。

たとえばブログやWordPressの運営で「昨日の状態に戻したい」という場面が多く、7世代分をさかのぼる必要があるケースは少ないのが実情です。

ロリポップのハイスピードプランとスタンダードプランの比較

ロリポップ！のハイスピードプランを検討する際に、多くの人が悩むのが、料金やスペックが近いスタンダードプランとの違いです。

スタンダードとの違いを解説します。

スペック・性能の違い

まずはサーバーの性能から見ていきましょう。

レンタルサーバー選びで「速さ」と「安定性」は最も大事な要素です。

ロリポップのハイスピードとスタンダードの違いを表にまとめました。

項目	スタンダードプラン	ハイスピードプラン
ディスク量量	450GB	700GB
LiteSpeed（高速化）	×	◯
バックアップ	自動バックアップなし	自動バックアップあり（無料）

ハイスピードプランでは、LiteSpeed＋SSDという最新かつ高速な構成が採用されており、ページの読み込み速度が大幅に向上します。

料金・契約期間・特典の比較

次に、料金や契約条件を比較していきましょう。

コストを抑えたい方にとっては大事なポイントです。

項目	スタンダードプラン	ハイスピードプラン
月額料金	495円～	550円～
初期費用	0円	0円
無料お試し期間	10日間	10日間
独自ドメイン特典	なし	「.jp」含む独自ドメイン2個が永久無料
バックアップ	自動バックアップなし	自動バックアップあり（無料）

ポイントは、ハイスピードプランだと独自ドメインが2つ永久無料で付いてくる点です。

ドメイン費用は年間で1,000円〜5,000円程度かかるのが一般的なので、長期的に見ると料金以上のメリットがあります。

一方、スタンダードは「月額だけ見れば安い」ですが、その差は月額たったの55円。

料金差はわずか55円程度ですが、ハイスピードには「独自ドメイン永久無料（最大2個）」が付くため、長期利用なら圧倒的にお得。

どちらを選ぶべきかの判断基準は？

最後に、「結局どっちを選べばいいの？」という判断基準を整理します。

僕の経験から言うと、長く安心して運用したいならハイスピードを選んだ方が後悔しません。

スタンダードも悪くないですが、LiteSpeedや独自ドメイン無料などの特典を考えると、トータルで見てコスパはハイスピードが上。

結果的にSEOの順位アップやWebサイトの安定運営にもつながりやすいです。

ロリポップのハイスピードプランはこんな人におすすめ！

ここからは、「ハイスピードプランって、どんな人にピッタリなの？」という疑問にお答えします。

あなたがこの3つのタイプに当てはまったら、選んで間違いなしです。

ロリポップのハイスピードプランがおすすめな人

• 高速化を重視したいブログ運営者
• アクセス数が多くても安心できる環境を求める方
• コストと性能のバランスを求める法人・個人

①：高速化を重視したいブログ運営者

ブログの表示速度は、読者の離脱率やSEO評価に直結する重要な要素です。

>>ブログのSEO対策とは？初心者がやるべき15のこと【完全解説】

ロリポップ！のハイスピードプランは、最新のLiteSpeedサーバーとLiteSpeed Cacheを標準搭載しており、ページの読み込みを圧倒的に高速化できます。

特に、画像が多いブログやテーマの装飾が豊富なサイトでは、その効果を体感しやすいでしょう。

たとえば、旅行ブログやグルメブログのように、写真を多く掲載する場合でも、ハイスピードプランなら軽快な表示を維持できます。

②：アクセス数が多くても安心できる環境を求める方

アクセス数が増えると、サーバーの処理負荷は急激に高まります。

スタンダードプランでも一定の安定性は確保されていますが、PVが月間数万〜数十万規模になると、より高性能なサーバーが必要になります。

ハイスピードプランでは、CPUやメモリのリソース割り当てが多く、同時アクセスが集中しても安定して表示を続けられます。

たとえば、キャンペーン情報を配信するECサイトやイベント告知ページなど、短期間でアクセスが集中するケースでも、表示遅延やサーバーダウンのリスクを軽減できます。

また、WordPressサイトの管理画面操作もスムーズになり、記事更新や画像アップロードの効率が向上します。

③：コストと性能のバランスを求める法人・個人

ハイスピードプランは、ロリポップ！の上位プランであるエンタープライズほどの料金はかからず、かつスタンダードプランより高性能という「中間の立ち位置」にあります。

このため、コストを抑えつつ性能を引き上げたい法人や個人ブロガーに特に適しています。

たとえば、小規模なECサイトやオンラインスクール、ポートフォリオサイトなど、見た目のクオリティや動作の快適さを重視するビジネスでは、ハイスピードプランの処理能力とSSDストレージの速さが強力な武器になります。

ロリポップのハイスピードプランに関するよくある質問5つ

最後に、ロリポップ！のハイスピードプランに関するよくある質問についてお答えします。

• Q1：初心者でも使いこなせる？
• Q2：アクセス数が多くても大丈夫？
• Q3：途中で他のプランに変更できる？
• Q4：無料独自ドメインを取得する条件はある？
• Q5：法人サイトやビジネス利用にも向いている？

Q1：初心者でも使いこなせる？

はい、初心者でも問題なく使えます。

ロリポップ！では、WordPress簡単インストール機能があり、初心者でもサクッとサイトの立ち上げが可能です。

ハイスピードプランは「LiteSpeed Webサーバー」を採用しており、高速表示の仕組みやキャッシュ設定などが自動で最適化されています。

そのため、難しい設定を行わなくても、WordPressサイトがサクサク動きます。

また、ロリポップ！の管理画面は直感的で分かりやすく、マニュアルやチュートリアル動画も豊富です。

Q2：アクセス数が多くても大丈夫？

LiteSpeed＋SSDを採用しているため、アクセス集中時でも高速で安定。

しかも転送量は無制限なので、バズって急にアクセスが伸びても安心です。

月間10万PV以上のサイト運営にも十分耐えられるスペックです。

Q3：途中で他のプランに変更できる？

はい、契約中も、上位プランへのプラン変更、下位プランへのプラン変更どちらも可能です。

契約後でも「スタンダード → ハイスピード」や「ハイスピード → スタンダード」など、状況に合わせて柔軟に切り替えられます。

Q4：無料独自ドメインを取得する条件はある？

無料独自ドメインを取得する条件は下記の通りです。

• ハイスピードかエンタープライズのプランで契約する
• 契約期間は12ヶ月以上にする

詳しいやり方については、下記の記事で解説しているので参考にしてみてください。

>>ロリポップのドメインずっと無料のやり方【初心者向け解説】

Q5：法人サイトやビジネス利用にも向いている？

ロリポップ！のハイスピードプランは、個人サイト運用だけでなく、ビジネス利用にも非常に向いています。

700GBの大容量SSD、転送量無制限、メールアドレス無制限、そしてSSL自動設定など法人利用に必要な機能が揃っています。

まとめ：ロリポップのハイスピードプランは性能と価格のバランス◎

ロリポップのハイスピードプランは、月額費用を抑えながら速度と安定性を最大化したい方にぴったりのレンタルサーバーです。

無料の独自ドメイン取得や自動バックアップ機能、無制限の転送量、充実したセキュリティ機能など、法人サイトから個人ブログまで幅広く運用可能なスペックを備えています。

確かに、ライトプランやエコノミープランと比べると月額料金はやや高めですが、その差額で得られる「速さ」「安定」「管理のしやすさ」は価格以上の価値があります。

契約期間を年単位にすればさらに割引され、総コストも抑えられます。

僕自身、他社サーバーを含めて複数検証してきましたが、ハイスピードプランはアクセス数の多いブログやビジネスサイト、同時接続の多いECサイトなど、負荷の高いWebサイトに特におすすめです。

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