うまく書くためのコツやテンプレートがあれば教えて欲しいです。
この記事は、上記のようなお悩みを解決できる内容となっています。
- ブログの「まとめ文」とは?【基本と役割】
- ブログのまとめ文の書き方7つのコツ
- まとめ文のテンプレート【例文】
- まとめ文で気をつけるべき注意点
この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、当サイトではブログ運営に役立つノウハウを発信しています。
前提として、ブログは基本的に全文読まれることはほぼありません。
そこで、最後のまとめ文の役割が重要になってきます。
どんな結論なのかサクッと知りたい読者は、まとめ文のみ読むこともあります。
うまく内容が伝わりやすいまとめ文であれば、「本文も読んでみたい」といった流れになり、ページ滞在時間も長くなりますし、読者の具体的な行動へもつなげやすくなりますよ。
今回は、ブログのまとめ文の基礎知識から、書き方の方法を具体的にわかりやすく解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
それでは、いってみましょう!
目次
ブログのまとめ文とは?【基本】
ブログのまとめ文とは、記事の最後に、その記事の内容を簡単にまとめた文章のことです。
ブログ記事の構成は、基本的に、「タイトル」「リード文」「本文」「まとめ文」の骨組みからなっていますが、「まとめ文」は記事内容の中身全体を簡潔に伝える重要を役割を果たします。
では、まとめ文の役割を具体的に見ていきましょう。
ブログのまとめ文の役割
ブログのまとめ文の役割は主に以下の5つです。
- 広告への誘導
- 読者の理解を深める
- キーワードを入れる
- ブログ記事からの離脱防止
- ページの滞在時間を高める
それぞれ一つずつ解説していきますね。
役割①:広告への誘導
ブログを収益化するためには、読者が広告をクリックしたり、商品やサービスを購入することが必要となります。
まとめ記事では、読者の具体的なアクションにつなげるといった役割があります。
魅力的なまとめ文であれば、読者の行動をうながすことができますし、まとめ文の質が低いと、広告もスルーされ収益化が難しくなります。
ブログの収益化を考えている方にとっては、まとめ文の質を高めることは重要です。
役割②:読者の理解を深める
ブログ記事では、読者のニーズにこたえるために、さまざまな情報を伝えることになります。
1記事の中に、基本情報から具体的なデータや例、実体験や画像など、実にたくさんの情報が含まれています。
情報量が多くなると、結局何が言いたいのか、読者に伝わりにくくなってしまいます。
そこで、情報を整理し、読者の理解を深めてもらうためにも、まとめ文で簡潔に内容をまとめることが必要となります。
内容を簡潔に整理することで、ユーザーの満足度アップにもつながります。
役割③:キーワードを入れる
ブログ記事は、狙ったキーワードをもとにして書くことが基本となります。
まとめ文は、当然そのキーワードからなる記事をまとめたものなので、キーワードを含めた文章を作りやすいです。
まとめ文で再度キーワードを復唱することで、SEOにもプラスの効果があります。
キーワードの選び方について詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてください。
🔽
-
SEOキーワード選定の方法とコツを解説【4ステップ】
続きを見る
役割④:ブログ記事からの離脱防止
多くの読者は、欲しい情報が得られた時点で記事ページから離脱してしまいます。
まとめ文には読者の離脱を防止する役割があります。
役割の1つ目でもお話しした通り、まとめ文には広告への誘導の役割もあるため、収益化につなげるためにも離脱を防ぐ必要があります。
サイト内の他の記事を読んでもらうことや、ブックマーク登録をしてもらうことは、サイトの評価にもつながり、ブログのアクセス数を高めるのに有利になります。
役割⑤:ページの滞在時間を高める
冒頭でもお話しした通り、ブログ記事は全文読まれることはほぼありません。
まとめ文だけサクッと読む方もいますし、ざっくりと流れで読んで、まとめ文を見て、そこから気になったところを再読するといった読者も多いです。
じっくり読んでくれた読者でも、最初からすべての情報を覚えているわけではないため、まとめ文を読むことで、忘れた情報や覚えておきたい情報を求めて再び本文へと戻る可能性が高まります。
ページ滞在時間が高まることで、Googleの評価が高まり、SEO効果もあります。
SEO効果で検索上位表示されれば、アクセス数もグッとアップし、収益化にもつながりやすくなります。
ブログのまとめ文の書き方7つのコツ
ここからはまとめ文を書き方の「具体的なコツ」についてお伝えしていきます。
- 短い文章でまとめる
- ポイントを箇条書きする
- 見出しを工夫する
- キーワードを入れる
- 補足情報を追加する
- 素直な感情を伝える
- 読者の行動を後押しする
それぞれ一つずつ見ていきましょう。
コツ①:短い文章でまとめる
まとめはあくまでも「まとめ」です。
長い文章になってしまうと、まとめの役割が果たせなくなります。
記事内で伝えたいことや重要なポイントを、要点を絞って、端的に内容をまとめましょう。
コツ②:ポイントを箇条書きする
箇条書きにするのも、うまくまとめるコツです。
例えば、
◯◯で重要なポイントは以下の3つです。
- A〜〜
- B〜〜
- C〜〜
といったようにまとめると、「この3つを押さえればOKなんだな」とパッと見で理解しやすいですよね。
数行に渡った文章を読むよりも、箇条書きでポイントをまとめることで、視覚的にも見やすく、読者の理解にもつながります。
コツ③:見出しを工夫する
まとめのh2タグの見出しで、「まとめ」「さいごに」といった一言で済ませるのではなく、魅力的な見出しにしましょう。
単に「まとめ」だけだと、「要約だけ感」と「機械感」があり、そっけない印象になってしまいます。
このまとめを読むことで、「こんなメリットがあるんだ」と思わせるような見出しをつけるようにしましょう。
「まとめ:〜〜」のように、「まとめ:」の後に文章を書くのがポピュラーなスタイルですね。
コツ④:キーワードを入れる
役割でもお伝えした通り、まとめ文には必ずキーワードを入れましょう。
そもそも、ブログ記事はキーワードに沿って内容を書いていくので、まとめではキーワードを盛り込みやすいです。
記事内容でどんなキーワードが重要でどんなことを伝えたいのか再度確認するためにも大切です。
また、SEOで上位表示を狙うためにも、狙ったキーワードをまとめにきっちり入れることが大事になります。
コツ⑤:補足情報を追加する
読者にとって役立つ情報や有益な価値をプラスアルファで追加すると、読者の満足度を高める効果があります。
もちろん、関係ない新情報をプラスしたら混乱するだけですが、記事に関係したプラスの情報を付けて、記事のお得感を高めましょう。
読者に、「読んでよかった」と思ってもらえるように締めくくるのも、まとめ文の重要なコツです。
コツ⑥:素直な感情を伝える
まとめ文で、感情を伝えることで、より読者に響きやすい記事となります。
淡々とした内容では、どこか人間味に欠けた文章になってしまいます。
素直な感情を入れて、読者に親近感を持ってもらうことで、読者の感情にも伝わりやすくなります。
また、ブログのリピーターの獲得にもつながりやすくなるので、感情を素直に伝えるようにしましょう。
コツ⑦:読者の行動を後押しする
読者の行動する背中を押してあげることも、まとめ文で重要なコツです。
この記事を読んだら、「次はこれも読んでおけば参考になるよな」「この商品が気に入るはず」といった、次に読者が求めるアクションを伝えましょう。
例えば、
- 広告へのクリック
- 関連記事の紹介
- SNSの紹介
といった感じ。
- 「こちらの商品がおすすめです」
- 「この記事もチェックしてみてください」
といった、「後押しする文章」も、シンプルながら効果絶大です。(セールスライティングでも効果が実証されている方法です。)
ただし、ゴリ押しするための宣伝ではなく、あくまでも読者が求めるような行動をプッシュするように心がけましょう。
まとめ文のテンプレート【例文】
ここからは実践編ということで、テンプレートをご紹介します。
テンプレートにそれぞれのブログ記事に適した文章を当てはめるだけで、イメージが湧きやすくなりますよ。
自分なりにアレンジして活用してみてください。
まずは、概要から。
- 記事内容の確認
- 要点のまとめ
- ポイントの再確認(念押し)
- 具体的な行動をうながす
- 関連記事や広告リンクへつなげる
これらの概要をふまえて、まとめ文のテンプレートは下記の通りです。
上記のテンプレートをもとに、必要な部分を付け加えたり、自分なりに書き換えて利用してみてくださいね。
まとめ文で気をつけるべき注意点
最後に、まとめ文を書くときに気をつけるべき注意点を3つ。
- 「いかがでしたか?」はNG
- 長くなりすぎないようにする
- 感想や意見は共感できる内容にする
それぞれ説明していきますね。
注意点①:「いかがでしたか?」はNG
「いかがでしたか?」を使用することは基本的にNGです。
なぜなら、「同じパターンで安っぽく感じる」「上から目線で嫌」といったように嫌悪感を抱く方がいるからです。
書き手にとっては締めくくり感があり、使いやすい文章かもしれませんが、「いかがでしたか?」は避けるようにしましょう。
注意点②:長くなりすぎないようにする
伝えたいことが多すぎて、要点を絞りきれず、長文になってしまう!というのはありがちです。
あくまでも「まとめ文」なので、簡潔にまとめるようにしましょう。
目安としては、長くても400字以内に抑えるようにしてください。
注意点③:感想や意見は共感できる内容にする
最後に感想や意見を書く場合は、「共感が得られるか」どうかを意識しましょう。
コツでも紹介したように、感情を込めて熱意を伝えるのは、読者の心を動かすのに大切な要素です。
ただし、ひとりよがりの感想や、共感されにくいような意見だと、読者も「なんか違うぞ…」「なに言ってるんだろう」ってなっちゃいますよね。
意見や感想は、「読者に親近感を持ってもらえるような、共感できる内容」にしましょう。
まとめ:魅力的なまとめ文で読者の満足度を高めよう!
今回は、ブログのまとめ文の書き方のコツについて解説しました。
再度まとめると、書き方のコツは以下の7つ。
- 短い文章でまとめる
- ポイントを箇条書きする
- 見出しを工夫する
- キーワードを入れる
- 補足情報を追加する
- 素直な感情を伝える
- 読者の行動を後押しする
まとめ文は、気を抜いてしまいがちになってしまう部分ですが、実は超重要です。
読者の理解を手助けし、次の行動につなげるためにも、SEO効果を高め、より読んでもらえる記事にするためにも、まとめ文できっちり締めくくりましょう。
タイトルの付け方、リード文の書き方についても知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてくださいね!