「カッコいいギターソロを作ってみたい!」
「ギターのフレーズをおしゃれにアレンジしてみたい!」
といった方は、ぜひ音楽理論を学んでみてはいかがでしょうか?
音楽理論を知ることで、周りのギター仲間より一歩先に行くことができます。
ギターをはじめる方は独学ではじめる方も多いかと思います。
僕自身もそうでした。
「どうやったら、自分が弾いてみたいカッコいいフレーズを作り出すことができるんだろう?」
と、試行錯誤した結果、音楽理論に辿り着き、
一気にギターの世界が開けるような体験をしました。
ギター教則本は100冊以上、音楽理論に関しての本だけでも数十冊は読んできた、教則本マニアです。
目次
音楽理論はギタリストの便利なツール
「ギタリストも音楽理論を学んだ方がいいの?」
といった疑問を持っている方や、人によっては、
「音楽理論なんかに縛られちゃ、俺の感性が表現できないぜ!」
なんて方もいると思います。
もちろん、そんな音楽理論不要の超天才タイプの方もいるかもしれませんが、
結論から言うと、音楽理論は知っておくに越したことはありません。
そもそも、理論を知ることで消えてしまう感性なんて、感性と言うには乏しく、ただの偶然にすぎません。
そんな貧弱な偶然に頼っていると、引き出しも増えていきにくいですし、意識的に応用することも難しいでしょう。
音楽的に優れた感性を持った方であれば、音楽理論を知ることで、
むしろ、感性をより発展していく要素になると思います。
「このフレーズに、この音を足してみたら、たまたまカッコいいフレーズになった!」
というのと、
「このフレーズに、”あえて” この音を足すことで、カッコいいフレーズにしてみた!」
ということの違いには、ギターを弾く上で「圧倒的な差」があります。
なるべく早いうちに音楽理論を知っておくことで、
ギターの上達も早くなります。
「なぜ、この曲でこの音が使われているんだろう?」
「このフレーズにはこの音が入っているからこういう雰囲気になるんだな。」
といったことを理解しながら弾くことができますし、
自分でギターソロを作ってみたり、
既存の曲をコピーするに当たって、自分なりのアレンジを加えてみたり、
ギターを楽しむ上で、武器になるツールの一つとして、音楽理論は便利だと言えます。
そこで、ギター歴25年、教則本は100冊以上、
音楽理論に関しての本だけでも数十冊は読んできた、教則本マニアの僕が、
"ギタリストの方におすすめの、音楽理論の教則本を厳選して3冊”、ご紹介します。
初心者の方でも読みやすく、
かつ、
ピアノなどの鍵盤ではなく、ギターで理解しやすいものを厳選しましたので、
ご参考にしていただければと思います。
ちなみに3冊ともすべてCD付きとなっています。
実際に耳で聞くことで、理解の手助けとなりますので、付属のCDも活用してみてください。
ギタリスト向け、おすすめ音楽理論教則本3選
ギターで覚える音楽理論 確信を持ってプレイするために
著者:養父貴
著者の養父貴さんは、バークリー音楽院出身のギタリストで、国内外さまざまなアーティストのレコーディングやツアーに参加し、ジャンル問わず幅広くご活躍されているギタリストです。
この本は、音楽理論の教則本の中でも、ギタリスト界隈ではかなり有名な本です。
僕自身も擦り切れるほど読みました。
内容のバランスもとても良いです。
簡単過ぎず、難し過ぎず、ちょうどいいバランスで音楽理論について基本的なことは網羅されています。
初見では理解できない部分もあるかもしれませんが、
わからないなりにも一旦全部読んでみて、大方の内容をつかんでから、
再度ギターを弾く上で、読み直してみたり、その都度必要な部分をピックアップして読み込んでいくことで、より理解が深まっていくと思います。
ぜひ、一度手に取っていただきたい名著です。
ギタリストなら知っておきたい音楽理論
著者:小林信一
著者は、「地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ」シリーズでお馴染み、長髪と裸ネクタイがトレードマークの速弾きギタリスト、MI JAPANでギター講師をされている小林信一さんです。
この本は、ギター博士とその助手の会話形式となっており、
非常に読みやすい構成になっています。
音楽理論に関して、広く全体像がつかめるといった印象でしょうか。
理論を極めたいといった方には少し物足りないかもしれませんが、
基本的な部分は押さえてありますし、サクッと読んで、早くギターに応用したい!と考えている方には非常に向いていると思います。
かなり実践向きといえる一冊です。
最後まで読み通せる音楽理論の本
著者:宮脇俊郎
著者の宮脇俊郎さんは、ギター講師として非常に有名な方で、書店でギター教則本のコーナーに行くと、この方の名前を目にしないことは無いといったほど、数々の著書があり、多くのギターキッズの育成に貢献したギタリストと言えるでしょう。
この本は、タイトルの通り、とにかく読みやすい!
コードってなに?
スケールってどう使うの?
五線譜を読むには?
といった超基本的な部分に至ってもかなり丁寧に説明されています。
独学だとなかなかハードルが高く感じてしまう音楽理論も、この本なら理解しやすいでしょう。
他の本で挫折した方、音楽理論は難しいといった印象のある方は、この本からはじめてみてはいかがでしょうか?
以上となります。
ぜひ、自分のギタープレイのツールとして、「音楽理論という強力な武器」を装備し、楽しくギターの表現力を磨いていっていただければと思います!
「スケールについて、さらに詳しく知りたい!」といった方はこちらの記事もどうぞ。
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