
この記事は、上記のお悩みを解決できる内容となっています。
- エックスサーバーは本当に速い?
- エックスサーバーの速度を支える4つのポイント
- 2026年の新サーバー環境で何が変わった?
- サーバー速度とサイト表示速度の違い
- エックスサーバーの速度を自分のサイトで確認する方法

この記事を書いている僕は、ブログ歴・エンジニア歴15年以上で、当サイトではブログ・サイト運営のノウハウについて発信しています。
ブログを始めるとき、サーバーの速度は気になるポイントですよね。
特にWordPressでブログを運営するなら、
- ページの表示が遅くならないか
- アクセスが増えても重くならないか
- PageSpeed Insightsのスコアを改善できるか
- SEOに不利にならないか
といった点が気になるところです。
結論からいうと、エックスサーバーはサーバーそのものの処理性能や大量アクセスへの対応力を重視する人にとって、かなり高性能な環境です。
2026年3月には最新の第5世代AMD EPYCを採用した新サーバー環境の提供を開始し、CPU性能は従来比で最大約40%向上。さらに、全ストレージに採用しているNVMeの性能も強化されています。
ただし、ここで注意したいのが、「高性能なサーバー=どんなサイトでも必ず表示速度が速くなる」わけではないということです。
Webサイトの表示速度は、サーバー性能だけでなく、WordPressテーマ、画像、プラグイン、キャッシュ、広告などにも左右されます。
そこでこの記事では、実際に「Xserverのサイトを○秒で表示できた」といった独自計測をしたことにするのではなく、エックスサーバーが公開している最新のサーバー仕様や公式データを確認し、それがブログの速度にどう関係するのかをわかりやすく解説します。
北海道大学工学部出身の技術系ブロガーとして、公式データの数字だけを見るのではなく、測定条件まで確認しながら、理系の視点でエックスサーバーの速度を分析していきます。
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エックスサーバーは本当に速い?まず結論
エックスサーバーは、現在のレンタルサーバーの中でも高速なサイトを作るための土台がかなり強いサーバーです。
その理由は、単純に「エックスサーバーだから速い」という話ではありません。
主に次のような高速化要素が組み合わされています。
- 第5世代AMD EPYCを採用したCPU
- 全ストレージにNVMeを採用
- NVMeのRAID10構成
- 対外接続容量1Tbps超の自社専用バックボーン
- nginxによるWebサーバー環境
- Xアクセラレータ Ver.2
- WordPress向けの高速化機能
現在のエックスサーバー公式サイトでも、第5世代AMD EPYC、オールNVMe RAID10、1Tbps超の自社専用バックボーンなどを高速・安定性を支える主要な環境として紹介しています。
つまり、エックスサーバーの「速さ」は、1つの機能だけで作られているわけではありません。
CPU・ストレージ・ネットワーク・Webサーバー・高速化機能を組み合わせて、サイトを速く処理できる環境を作っていると考えるとわかりやすいでしょう。
ただし、僕自身が同一条件のWordPressサイトを複数のレンタルサーバーに構築して、現在の実測値を比較したわけではありません。
エックスサーバーの速度を支える4つのポイント

エックスサーバーの速度を理解するには、「サーバーが速い」という一言で片付けないことが重要です。
大きく分けると、次の4つがポイントになります。
- 第5世代AMD EPYCによる処理性能
- オールNVMeによる高速なストレージ
- 1Tbps超のバックボーンネットワーク
- Xアクセラレータ Ver.2
①:第5世代AMD EPYCによる処理性能
2026年3月、エックスサーバーは最新ハードウェアを採用した新サーバー環境の提供を開始しました。
CPUにはAMD社の第5世代EPYCプロセッサーを採用。
公式発表によると、CPU性能は従来比で最大約40%向上しています。
CPUは、サーバー上で行われるさまざまな処理を担当する重要な部分です。WordPressでは、ページを生成するときにPHPの処理などが発生します。
そのため、CPU性能が高いことは、アクセスされたページを処理するサーバー側の余力につながります。
②:オールNVMeによる高速なストレージ
もう一つの大きな特徴が、ストレージです。
エックスサーバーは、全ストレージに高速インターフェース「NVMe」を採用しています。
さらにRAID10構成にすることで、速度だけでなく耐障害性にも配慮されています。
そして2026年7月時点の公式情報では、従来のオールSSD環境と比較して、読み込み速度が最大約14倍向上したとされています。
ただし、この数字には注意が必要です。
これは「ブログの表示速度が14倍になる」という意味ではありません。
公式の比較は、fioを使った128並列の負荷試験におけるランダムリードのスループット比較です。
つまり、NVMeそのもののストレージ性能が大幅に向上しているというデータです。
③:1Tbps超のバックボーンネットワーク
サーバーの性能だけ高くても、ネットワークが混雑すれば快適な配信はできません。
エックスサーバーは、自社専用のバックボーンネットワークを用意しており、対外接続容量は1Tbpsを超えています。
これは、サイトへのアクセスが増えたときにも安定した通信を支えるための土台です。
特にブログが成長すると、検索流入だけでなくSNSなどから一時的にアクセスが集中することがあります。
そのとき重要になるのが、単純な「1人に対して速いか」だけではなく、複数のユーザーから同時にアクセスされたときにも処理できるかという視点です。
④:Xアクセラレータ Ver.2
そして、エックスサーバー独自の高速化機能が「Xアクセラレータ Ver.2」です。
Xアクセラレータ Ver.2では、静的ファイルのキャッシュに加えて、PHPプログラムの高速化にも対応しています。
2026年の新サーバー環境で何が変わった?

ここは、エックスサーバーの速度を考えるうえで特に注目したいポイントです。
2026年3月27日、エックスサーバーは最新ハードウェアを採用した新サーバー環境の提供を開始しました。
>>参考:PR TIMES | レンタルサーバー『エックスサーバー』国内最速のその先へ――最新ハードウェアによる「新サーバー環境」を提供開始
従来環境からの主な変更点は次のとおりです。
| 項目 | 新サーバー環境 |
|---|---|
| CPU | 第5世代AMD EPYC |
| CPU性能 | 従来比最大約40%向上 |
| ストレージ | NVMe |
| ストレージ構成 | RAID10 |
| サーバー搭載メモリ | 2.3TB |
| バックボーン | 対外接続容量1Tbps超 |
特に大きいのがCPUとストレージです。
公式発表では、CPU性能が従来比で最大約40%向上。
さらにNVMeについても性能が強化され、一般的なSSDと比較して最大約64倍の読み込み速度を実現したとしています。
ただし、こちらも「Webサイトが64倍速く表示される」という意味ではありません。
あくまでストレージの読み込み性能についての比較です。
Xアクセラレータ Ver.2は本当に速い?
エックスサーバーの速度を調べていると、よく出てくるのが「PHP最大20倍」「WordPress最大10倍」という数字です。
これは確かにインパクトがあります。
公式には、Xアクセラレータ Ver.2について、PHP処理速度を最大20倍、WordPressでは最大10倍に高速化すると説明されています。
ただし、ここにも重要な注意点があるので解説していきますね。
「WordPressが10倍速く表示される」という意味ではない
この数字は、2026年に実際のブログを測定した最新の表示速度ではありません。
公式の検証条件を見ると、WordPressは初期状態のサイトを使用し、Apache Benchで3回計測した中央値です。
さらに、この計測結果は2019年2月時点のエックスサーバー内の同一構成サーバーによるものと明記されています。
したがって、「Xアクセラレータを使えば、あなたのブログも必ず10倍速くなる」とは言えません。
それでもWordPressとの相性が良い理由
WordPressでは、記事を表示するときにPHPによる処理が発生します。
Xアクセラレータ Ver.2では、このPHPプログラムの高速化に対応しています。
さらに静的ファイルのキャッシュも利用できます。
エックスサーバーのマニュアルによると、Ver.2では静的ファイルの高速化に加えてPHPプログラムの高速化が行われます。
「サーバーが速い」と「サイト表示が速い」は同じではない
ここは、エックスサーバーの速度を考えるうえで最も重要なポイントです。
たとえば、エックスサーバーに高性能なCPUやNVMeが搭載されていたとしても、それだけで必ずPageSpeed Insightsのスコアが100点になるわけではありません。
なぜなら、サイトの表示速度にはサーバー以外の要素も大きく関係するからです。
たとえば、
- 大きすぎる画像
- 動画の埋め込み
- 多すぎるプラグイン
- 重いWordPressテーマ
- Webフォント
- 広告タグ
- SNSの埋め込み
- JavaScript
- キャッシュ設定
などです。
つまり、サーバーは「速いサイトを作るための土台」と考えるのが適切です。
土台が高速でも、その上に大量の荷物を載せれば遅くなります。
PageSpeed Insightsの点数だけでXserverの速度を判断しない
エックスサーバーの速度を調べるとき、「PageSpeed Insightsで何点だったのか」を知りたくなる人も多いでしょう。
もちろんPageSpeed Insightsは便利なツールです。
ただし、PageSpeed Insightsのスコア=レンタルサーバーの性能ではありません。
同じエックスサーバーを使っていても、Aさんのブログは90点、Bさんのブログは60点ということは普通にあり得ます。
なぜなら、サイトの構成が違うからです。
たとえば画像を大量に使ったブログと、テキスト中心のブログでは、同じサーバーでも結果は変わります。
そのため、「XserverだからPageSpeed Insightsで90点になる」という考え方はおすすめしません。
エックスサーバーでサイトが遅いときに確認すること4つ

「Xserverに移転したのに思ったほど速くならない」という場合は、サーバー以外に原因がある可能性があります。
- 画像が重すぎないか
- プラグインを入れすぎていないか
- 広告や外部サービスを大量に読み込んでいないか
- WordPressテーマが重くないか
①:画像が重すぎないか
ブログでは画像が表示速度に大きく影響します。
特にスマートフォンで撮影した写真などを、そのままアップロードしている場合は注意が必要です。
②:プラグインを入れすぎていないか
WordPressでは便利なプラグインを簡単に追加できます。
しかし、プラグインによってはページ表示時に処理を追加します。
③:広告や外部サービスを大量に読み込んでいないか
アフィリエイトブログでは、広告タグやアクセス解析、SNS埋め込みなど、外部サービスを利用する機会が多くなります。
これらも表示速度に影響する場合があります。
④:WordPressテーマが重くないか
WordPressテーマによってもページの構造や読み込むCSS・JavaScriptなどが変わります。
>>WordPressブログおすすめテーマ厳選5つ【有料・無料】
エックスサーバーの速度を自分のサイトで確認する方法
「結局、自分のブログは速いの?」と思ったら、実際に自分のサイトを測定してみるのが一番確実です。
ここでは、PageSpeed Insightsなどを利用して確認できます。
PageSpeed Insightsでは、LCP・INP・CLSといった「Core Web Vitals」も確認できます。
LCP・INP・CLSは、「見える・動く・ズレる」で覚えると簡単です。
- LCP=見える? → ページの主要な内容が表示されるまで
- INP=動く? → ユーザーの操作にページがどれだけ素早く反応するか
- CLS=ズレる? → ページのレイアウトがどれだけ予期せずズレるか
測定するときは、1回の結果だけで判断するのではなく、複数回確認するのがおすすめです。
また、
- PC
- モバイル
- トップページ
- 記事ページ
など、条件を変えて確認しましょう。
LCP
LCPは、ページの主要なコンテンツが表示されるまでの時間を見る指標です。
INP
INPは、ユーザーがページを操作したときの応答性を見る指標です。
CLS
CLSは、ページを読み込んでいる途中でレイアウトがズレる問題を評価する指標です。
画像や広告の読み込みによって、文章が突然動くようなサイトでは注意が必要です。
他社よりXserverのほうが速いの?
「XserverとConoHa WINGならどっちが速い?」
「ロリポップとXserverなら?」
このような疑問も多いと思います。
ただ、ここは「Xserverが必ず○秒速い」と断定するのは難しい部分です。
同じサーバーでも、WordPressテーマ、プラグイン、画像、アクセス状況などが違えば結果が変わるためです。
本当に公平に比較するなら、
- 同じWordPress
- 同じテーマ
- 同じプラグイン
- 同じ記事
- 同じ画像
- 同じPHPバージョン
- 同じキャッシュ条件
- 同じ測定日時・回数
まで揃える必要があります。
そのため、ネット上にある「Xserverは92点、ConoHaは88点だった」といった数字だけで、サーバーそのものの優劣を判断するのはおすすめしません。
一方で、エックスサーバーが公開している現在の環境を見ると、第5世代AMD EPYC、オールNVMe RAID10、1Tbps超のバックボーンなど、高速処理とアクセス耐性を意識した構成になっていることは確認できます。
エックスサーバーはどんな人に向いている?
ここまでの内容から、エックスサーバーは次のような人に向いています。
- 本気でWordPressブログを育てたい人
- アクセスが増えても安定したサイトを運営したい人
- サーバー選びで後悔したくない人
本気でWordPressブログを育てたい人
最初はアクセスが少なくても、記事を増やしてブログを成長させていくなら、サーバー性能は長期的に重要になります。
エックスサーバーには、Xアクセラレータ Ver.2によるPHP高速化など、WordPressの表示速度を支える機能も用意されています。
アクセスが増えても安定したサイトを運営したい人
エックスサーバーは高速化だけでなく、大量アクセスへの対応も重視しています。
公式サイトでは、1Tbps超の自社専用バックボーンや、Xアクセラレータによるアクセス耐性の強化を案内しています。
サーバー選びで後悔したくない人
レンタルサーバーは、料金の安さだけを見れば選択肢はいくつもあります。
ただ、ブログは何年も運営していくものです。
最初はアクセスが少なくても、記事が増えてアクセスが伸びてくると、「もう少し性能の高いサーバーを選んでおけばよかった」と感じることもあります。
だからこそ、サーバー選びで何度も迷ったり、あとから乗り換えたりしたくないなら、最初から速度や性能に余裕のあるサーバーを選んでおくのがおすすめです。
エックスサーバーの速度に関するよくある質問
最後に、エックスサーバーの速度に関するよくある質問についてお答えしていきます。
- Q1:エックスサーバーは国内最速ですか?
- Q2: エックスサーバーにするとブログは必ず速くなりますか?
- Q3: Xアクセラレータの「WordPress最大10倍」は本当ですか?
- Q4: NVMeならページ表示も14倍速くなりますか?
- Q5: PageSpeed Insightsで何点なら速いですか?
- Q6: エックスサーバーはアクセスが増えても大丈夫ですか?
Q1:エックスサーバーは国内最速ですか?
はい。公式の比較調査では、エックスサーバーは「サーバー速度No.1」とされています。
ただし、これはあらゆる条件・すべてのサイトで必ず最速という意味ではありません。
公式の比較では、2025年8月19日に自社調べで、国内の主要サービスなど計6サービス・プランを対象にh2loadで測定しています。
Q2: エックスサーバーにするとブログは必ず速くなりますか?
必ず速くなるとは言えません。
サーバー以外にも、画像、テーマ、プラグイン、広告、JavaScriptなどが表示速度に影響するためです。
ただし、高性能なCPUやNVMe、Xアクセラレータなどを備えているため、高速なWordPressサイトを作るための土台としては優れています。
Q3: Xアクセラレータの「WordPress最大10倍」は本当ですか?
はい。公式の検証で、WordPressの処理性能が最大10倍になったデータがあります。
ただし、これは2019年に初期状態のWordPressを使って行った自社検証で、「実際のブログの表示速度が10倍になる」という意味ではありません。
Q4: NVMeならページ表示も14倍速くなりますか?
いいえ。
2026年7月時点の公式情報にある「最大約14倍」は、オールSSD環境と比較したNVMeのランダムリード性能についての自社試験です。
Webページの表示速度そのものが14倍になるという意味ではありません。
Q5: PageSpeed Insightsで何点なら速いですか?
目安としては90点以上なら「速い」と考えてよいでしょう。
ただし、PageSpeed Insightsのスコアだけでサーバー性能を判断することはできません。
同じエックスサーバーでも、画像やテーマ、プラグインなどサイトの構成によってスコアは大きく変わります。
Q6: エックスサーバーはアクセスが増えても大丈夫ですか?
はい。アクセスが増えても対応できるよう、高性能なサーバー環境が用意されています。
エックスサーバーは、5世代目のAMD EPYCを採用したCPUやオールNVMe構成に加え、1Tbps超の大容量バックボーンを備えています。
また、WordPressの処理を高速化する「Xアクセラレータ Ver.2」も利用できます。
ただし、「何万アクセスまで必ず大丈夫」といった具体的な上限が公開されているわけではありません。
まとめ:エックスサーバーは「速さの土台」が強い

ここまで、エックスサーバーの速度について詳しく解説してきました。
結論として、エックスサーバーは高速なサイトを運営するためのサーバー環境が整ったレンタルサーバーです。
2026年現在は、第5世代AMD EPYCやオールNVMe、RAID10、1Tbps超の自社専用バックボーンなどを採用。さらに、2026年3月には新サーバー環境が提供され、CPU性能も従来比最大約40%向上しています。
WordPressでは「Xアクセラレータ Ver.2」も利用でき、サイトの高速化を支える仕組みも用意されています。
ただし、エックスサーバーを使えば、どんなサイトでも自動的に速くなるわけではありません。
実際の表示速度は、画像の容量やWordPressテーマ、プラグイン、広告、JavaScriptなど、サイト側の作り方にも大きく左右されます。
だからこそ、エックスサーバーの速度を評価するときは、
「PageSpeed Insightsで何点だったか」
だけを見るのではなく、
「高速なサイトを作るためのサーバー環境が整っているか」
という視点で見ることをおすすめします。
その点では、2026年の最新環境まで含めて見ると、エックスサーバーはブログを長期的に運営するための高速な土台を求める人に適したレンタルサーバーだと言えるでしょう。
さらに、今なら当サイトからのお友達紹介を利用することで、お得な料金でエックスサーバーを始められます。
どうせ同じエックスサーバーを申し込むなら、使える割引を利用して、少しでもお得に始めてみてください。