
散歩【メンタル・脳科学・創造力】
- 身体的な健康の増進
- メンタルの改善
- ひらめきや創造力の向上
など、心身ともに、
さまざまなメリットが科学的にも証明され、近年、注目が高まってきている「散歩」。
そんな「散歩」ですが、
”実はこんな人も普段の生活に散歩を取り入れていた”
という天才たちを、簡単なエピソードを含め、ご紹介します。
散歩を普段の生活に取り入れたい方や、散歩を習慣化したい方のモチベーションアップに繋げてみてください。
散歩を習慣化していた天才たち5選
それでは、さっそく散歩する天才たちを5名、ご紹介します。
ベートーヴェン
古典音楽を代表する音楽家であり、難聴という困難にも負けず、傑作を生み出し続けたベートーヴェン。
そんな数々の名曲を生み出したベートーヴェンですが、
作曲するにあたって、机の上や鍵盤と向かい合ってではなく、散歩をしながら作業していたというエピソードがあります。
毎日、きまってランチ後に4時間ほど散歩をしており、
ウィーンの森を歩きながら、思い浮かんだ楽想を書き留めていたということです。
そして、そのメモによって壮大で力強い名曲の数々が生み出されました。
考えが煮詰まった時や、アイデアを生み出したい時には、散歩を活用してみると効果的かもしれません。
キルケゴール
「あれか、これか」、「死に至る病」などの著作で知られる、デンマークの哲学者、思想家のキルケゴール。
彼は、散歩をインスピレーションの大いなる源と捉えていたようで、
まさにアイデアを生むために散歩を利用していた一人です。
散歩中にアイデアがひらめくと、大急ぎで机に戻り、執筆の作業にとりかかったようです。
のんびり散歩をすることで、頭が冴え、生産性を高めるといった効果も期待できますね。
アインシュタイン
相対性理論でおなじみの、20世紀最大の物理学者とも言われるアインシュタイン。
アインシュタインにとって、散歩は絶対にかかさずにおこなっていた日課であり、
プリンストン高等学術研究所での教授時代は、毎日4kmの散歩を欠かさなかったようです。
散歩が、彼のひらめきや創造的な思考力を生んだ要因のひとつである
とも言えるのではないでしょうか。
ディケンズ
「クリスマス・キャロル」や「大いなる遺産」など数々の名作を世に生み出した小説家のチャールズ・ディケンズ。
ディケンズも散歩が習慣化しており、
毎日午後2時から3時間、20マイルも歩いたそうです。
彼は明確な意味を持って散歩をしていたようで、
街の様子を観察し取材したりして、商売に役立てるといった意味合いと、
執筆作業の息抜き、ストレス解消といった意味合いとで意識して散歩をおこなっていたとのことです。
仕事にも役立ち、息抜きにも効果的。
まさに一石二鳥といえるでしょう。
スティーブ・ジョブズ
最後に、Apple創業者であり、iPhoneやMacの生みの親であるスティーブ・ジョブズ。
スティーブ・ジョブズはAppleの拠点を中心に、長時間にわたって散歩をすることで有名だったとのことです。
また、「散歩ミーティング」といった歩きながら会議をするといったことも実践していました。
散歩しながら話し合うことで、コミュニケーションもとりやすくなり、集中力や生産性の向上にも一役買っているようです。
彼が生み出した数々のイノベーションは、散歩によって引き出されたといった部分もあるかもしれません。
まとめ
今回は、散歩する天才【偉人編】をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
意外な人物もいたかもしれませんね。
こうして見てみると、「散歩」というただぼんやり歩くだけに思える行為が、
実は生産性の高い行為なのかもしれない、と考えさせられます。